なるほど告知欄じゃねーの

彡(ﾟ)(ﾟ)「今日は…やきうが…」 (16)

彡(^)(^)「無いから個室居酒屋のバイト頑張るで！」
ワイは今夜もワイ個人軍で精一杯働いたのであった。

ほとんどの客が帰り、ワイが個室の片付けをしていると隣の部屋から声が聞こえた。
なにやら楽しい会話では無さそうだ。
今日最後の客だ。
特に他に残っている仕事も無いのでワイは少し盗み聞きをすることにした。
壁のわずかな隙間から二人の顔がちらっと見えた。
「ん…？あれは、待って、あの二人やんけ…」

「俺は早く二人で会いたかったんすよ」
「ずっと試合あったからしょうがないやん…一軍と二軍で時間も合わんし」
「オフの日も断ったじゃないですか」
「それはあんなことがあったから…他のやつとか…あいつにばれたらなんて言われるか」
「今は一緒に暮らしてないんでしょ？」
「そうやけど、たまに顔は出さんと…」
「俺より『家族』が大事なんすね…だから警察まで…まあいいや、それで、今日はなんで大丈夫なんすか？」
「警察はあいつが勝手にって言ったやん…今日は、時間遅いし、泊まって後輩のゲーム実況の手伝いするって言ってきた」
「でも実際は彼氏と飲み屋なんて、すごい嘘っすね」
「お前は大丈夫なん？顔出さんで…子供とか」
「もういいんすよ…どうせ別れるから」
「……やっぱりさ、あれ、お前がやるように仕向けたんやろ」
「…っ」

「俺らが気まずくなるようにして、離婚させようとしたんか？そんで自分も…」
「やめてくださいよ…もういいんです」
「なあ、お前な、」
「俺のこと好きとか、一緒に住みたいとか言うけど、全然別れてくれないじゃないですか！」
「ハル、やめろって…」
「一番好きとか、かわいくてたまらんとか言ってくれたのに、結局やっぱり性処理道具っすか？」
「大きい声だすなよ、てか泣くなって」
「尊敬する人と両思いになれて、遠征先とかでいっぱいセックスして、舞い上がった俺、馬鹿みたいっすね」
「俺の話も聞けって、ほら」
先輩の方が後輩の横に座って肩を回したようだ。

「……ずるい。ずるいっすよ、こうしたら喜ぶってわかってて…」
「ごめんな、寂しい思いしたんやろ、俺のせいで」
「…」
「俺もさ、本当は嫌やけど、親の目とか、いろいろあるんや…どうしても」
「…」
「ずっと悩んでた。そういう仕方ないことと、お前のことが好きって気持ちと、自分の中でどっちを勝たせたらいいのか…ハルもそうやない？」
「俺は……俺も、分かんないっす。流されてばっかりです、好きって気持ちにも、嫌な気持ちにも…」
「俺は今、決まったかも」
「え？」
「こうやってハルのあったかいの感じてたら、やっぱ一番傷つけたくないのはお前だなって。だからどっちかだけ決めなきゃいけないとしたら、お前や」
「…」
「お前のことこれ以上悲しませるなんて…許せないから！自分が！」
「そんな…」
「もう今日から一緒に暮らそうや。ずっと。何言われてもええわ。ハルと一緒がいい」
「俺も…でもそんな急に、どうするんすか」
「ずっと一緒なんやからゆっくり考えればええやん。なあ、もっと触りたい」
「えっ…ここで？」

ワイは店員として店内で行われるわいせつ行為を止めるべきなのだろうか？
「ほら、足伸ばして」
「こんなとこで…バレたらヤバいっすよ」
「店員一人しかおらんかったし、客他におらんから厨房におるよ。ほら足の薬指舐めるよ」
「んっ…くすぐったい」
「脱いで、ほら、あんま声出すなよ」
先輩の方が足から脛、太腿へと舌先を滑らせていく。
「あぁっ…やばいっすって…」
「もうカチカチやん、うちの内野守備やな」
「自分で何言ってるんすか…」
「俺がアウトとるたびに今日のこと思い出してええよ」
後輩の方の固くいきり立ったイチモツが先輩の右手でしごかれている。
「監督が聞いたら泣きますよ」
「監督祝福してくれへんかなぁ、俺らのこと」
「どうですかね…あっ、気持ち良いっす」
「我慢汁でてる、舐めるで」

「ちょ、まじで最後までやるんすか？」
「もういきそう？」
「割…と。横来た時からずっと勃ってたんで」
「出していいよ、口ん中」
「まじすか…あっ」
まあ口の中に出すなら店は汚れへんからええか。
ワイは見守ることにした。
「んっ…」ジュポっ、ジュポっ
「あっ、そこヤバいっす、喉当たるのやばいっす」
「ぐっ…」ジュルル、ジュルっ
「んっ…くっ…あぁ…はぁ」
「…出そう？」ちゅっ
「やばいっす、出そうっす」
「…」ジュポッ！ジュルルるっ！
「あっ…やばい…ゲ……んっさんッ…いくっ！いくっ！」
「んっ、んっ、んっ」
喉奥で射精を受け止める音が数度響く。ずいぶんと出したようだ。
「やばい、めっちゃ出た…大丈夫ですか？」
「んん…っ、ごくん、うん、大丈夫。俺やから、なんでも受け止められる」
「はは…、それはたまらんっすね」
「まあ、なんというかさ…いままでごめん、そんでこれからもよろしく」
「俺もやっぱり好きっす。大好きっす」
「やっぱかわええな、ハル、俺も大大大好き」
二人の男は額をコツンと突き合わせた。

～～～～～♪

本当は分かっていた
いけないことだったって、分かっていたのに
この手をすり抜ける全部が愛に見えたの
確かめていた言葉が形になって、揺れるだけ

弾いて、描いて　きっと、それだけ
つまらないな、正解の読み合わせ
あとちょっとで分かりかけていたのに
飲んで、吐いて　全部忘れちゃえ
水をまとった本心と鏡合わせ
見つめ、会えたら

Overdose 君とふたりやるせない日々
解像度の悪い夢を見たい
Overdose 君とふたり甘いハッタリ
Don’t stop it music, darling
～～～～～なとり「Overdose」

ピンポーン！
呼び出し音が鳴って、ワイは彼らの会計をおこない退店を見届けた。
彡(^)(^)「ありがとうございましたーまたお越しください、あ、ファンです、応援してます！（色んな意味でな）」
「はは、ありがとうございます…」
「バレてないっすよね…？」コソコソ
「大丈夫やろ…」コソコソ

「家とか、明日から探すか」
「そうっすね」
「もうハルのホテル行ってもええんやけど、もう少し飲みたいような…」
「確かにあんまり飲めてないっすね」
「いい店あるかなあ」
「うーん、時間的に厳しいっすかね」
「そうだ、あいつん家行こうよ、ほら、ゲーム配信の手伝い」
「あ、いいっすね、嘘から出たまことってやつだ」

HAPPY END
※フィクションであり実在する人物や団体には一切関係がありません。

神定期

これから毎日立てろ

㌃㍒スレも立てろ

久しぶりやんけそっちにインスピレーション沸いてたのか

久しぶりやんか！

こわい

何があったら嫁間のトラブルがあった選手同士が居酒屋でフェラ抜きするSSを書こうと思うんだよ

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