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【MMD杯優勝記念】尊師の高速バスコピペ一挙放送 [転載禁止]©2ch.net (63)

1 座席表 2015/03/07(土) 22:32:18.35 ID:jun2+IPQ0
         @    1:運転手 http://i.imgur.com/5hXYRFs.png
 A B C D   2:黛 http://i.imgur.com/uZa3Ruc.png 3:古美門 http://i.imgur.com/F29AiRU.png 4:議員秘書 5:国会()議員 http://i.imgur.com/p6aAOQn.png
         ←─この間が数列空いているらしいが、列数は不明
             6:シューカツ http://i.imgur.com/dlUbq3j.png 7:尊師 http://i.imgur.com/BiSWfQn.png (座席下にテロリスト http://i.imgur.com/r9MBJ1U.png ) 
 E F G H   8:杉下右京 http://i.imgur.com/hCX4QtE.png 9:不明
 I J K L   10:カラコロ民 http://i.imgur.com/FiIjLv1.png 11:チンフェ http://i.imgur.com/oyybqKp.png 
             12:テロリストを追う正義のヒーロー(背広姿) http://i.imgur.com/LfMrJJK.png 13:やきう民 http://i.imgur.com/xwBHLHZ.png
         ←─ここも列が空いている可能性あり
 M N O P   14:嬉野 http://i.imgur.com/lymDETe.png 15:藤村 http://i.imgur.com/92qzWIi.png 16:大泉 http://i.imgur.com/hwoJMvu.png 17:ミスター http://i.imgur.com/Q27yEHh.png
 Q R S 21   18:不明 19:36歳尊師 http://i.imgur.com/ed78RfT.png 20:出龍 http://i.imgur.com/x8N0W1M.png 21:安倍晋三 http://i.imgur.com/keEq2Vg.png

14 杉下右京視点 2015/03/07(土) 22:36:10.83 ID:jun2+IPQ0
「すみませぇん! 襟のバッジ、落としましたよ……おや、出発してしまったようですねえ。いえ、どうせ暇な身ですから、しばらく御一緒しましょう。
ああ、鳴ってますので、失礼。 ……君でしたか、丁度良かった。 取り急ぎ調べてもらいたい人物がいます。いま長距離バスの車内なので、以後連絡はメールにて。
どうも失礼しました。福岡行きは全て出発したかと思いましたが、また残ってたんですねえ。おや、お夜食ですか? 細かい所がつい気になってしまう、僕の悪い癖。
夜行バスはその性質上どうしても、長時間に渡り多人数が密閉されます、すなわち臭うものは避けたい。にも関わらずあなたがお持ち込みになったのは、
ファストフードのハンバーガーに、フライドポテトとコーラのセット。ユニークなチョイスです。ユニークと言えば先ほどの落とし物、こちらも実にユニークでした。
向日葵に秤の模様は、紛れも無く弁護士バッジ。ですが通常のバッジが純金製か金メッキであるのに対し、このバッジはザラザラとした厚みのある紙、ええそう、
まるで段ボールのような手触りです。拝見したところ、高価なスーツを御召しになっているのに、肝心のバッジが紙製というのは……おや、海老名のSAのようですね。
ああ、外で休憩なさるのでしたら、僕もお伴しましょう。いえ、今の僕は無賃乗車の身ですから、あなたと行動を共にしなくては。まあそう仰らず……唐澤さん! 
……やはり、唐澤貴洋さんでしたか。少々調べさせていただきました。第一東京弁護士会所属、恒心綜合法律事務所にてインターネット上の誹謗中傷対策等を担当。
華々しい経歴をお持ちで家柄も収入も申し分ない筈のあなたが、なぜわざわざ空路や列車を避けこのような安手の深夜バスに
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
「恥をっ知りなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!(プルプル」 http://i.imgur.com/ywqGe3v.png

15 古美門視点 2015/03/07(土) 22:36:28.62 ID:jun2+IPQ0
金さえもらえればどんな裁判にも連戦連勝、人は私を勝訴請負人と呼ぶ。今日は依頼者のもとに向かう為にパートナー弁護士の朝ドラヒロインと高速バスに乗ることになった。
本来ならば飛行機を使うべきだが、私が高所恐怖症であることと、新年度前という時期のせいで新幹線の予約が取れず、仕方なく高速バスを使うことになった。とはいえ何せ東京から福岡までの大移動、乗り物酔いが心配である。
定刻通りバスに乗り込んだ私と黛は中部左側の座席に座った。
「田舎は死ぬほど嫌いだ。」と心の中で思いながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら無能な乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると醜い小太りの男性がチンタラやってきた。歳は私と同じか年下と見た。彼は悪びれる様子はおろか「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とぶつぶつ呟きながらバス後方へ歩いて行った。
「君のようなモラルの欠片も無い糞弁護士や今私の横にいるゆとり世代のオカチメンコがこの国の司法のレベルを落とすんだ」そう言いかけたがそれでは奴と一緒、私はそのまま口を真一文字にし黙りこむ。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが流れてきた。どうやらあの弁護士がガツガツとジャンクフードを貪り食っていた。
「あれが私と同年代の弁護士なのか、これだから庶民派の弁護士は」私が眉をしかめているとバスは海老名のSAにたどり着いた。私は乗り物酔いを抑えるためSAで用を済ませ冷たい水でうがいし、酔い止め薬を服用したのち再び異臭の放つバスへと戻る。
まだ道のりは長い、私は異臭とバスの揺れの中、翌日の仕事に向けて髪の分け目を指でなぞり目を閉じようとする。
しかしその刹那後方であの弁護士の叫び声が響いてきた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私と黛が体験した最悪の高速バスの一夜のことであった。 http://i.imgur.com/uZa3Ruc.png http://i.imgur.com/F29AiRU.png

16 国会()議員視点 2015/03/07(土) 22:36:44.90 ID:jun2+IPQ0
国会議員になって5年目、私は講演会に向かう為に始めて高速バスを使った。
本来ならば新幹線を使うはずだったが予定が立て込み、新幹線に乗り遅れてしまう。そこで急遽高速バスを使うことになったのだが何せ東京から福岡までの大移動、高速バス一つではあまり頼りがいが無かった。
定刻通りバスに乗り込んだ私と秘書は最前列の席に座った。
「事故が起きたらひとたまりも無いな」と冗談半分心の中で思いながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると醜い小太りの男性がノソノソとやってきた。彼は悪たびれもせず「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」、そう言い放った。
「だったら私は国会議員だ、貴様なんかと違う」そう言いかけたがそれでは奴と一緒、私はそのまま口を塞ぎ黙りこむ。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが鼻をついた。どうやらあの弁護士が鼻息を荒くしジャンクフードの数々を貪り食っていたようだ。
「あれが日本の弁護士なのか、これが日本の司法を担っていくのか信じられん」私が一人苦悩しているとバスは海老名のSAにたどり着く。私は気分を変えるためSAで用を済ませ冷たい缶コーヒーを押し込み異臭の放つバスへと戻る。
これ以上は体力の無駄だ、私は異臭とバスの揺れの中、目を閉じろとする。
しかしその瞬間後方であの弁護士の叫び声が響いてきた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私はこの国の有様に絶望した。 http://i.imgur.com/p6aAOQn.png

17 安倍晋三視点 2015/03/07(土) 22:37:03.62 ID:jun2+IPQ0
明日は九州で選挙の応援。民主から政権奪還し、統一教会からの自立を目指すも結局交通費は出してもらう事に。わたしゅは庶民アピールも兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず遅刻、搭乗するさいにみんなから驚きの目で見られてしまった。 気まずいのですぐさま最後尾へ向かう。
とするとすぐさま頭の弱そうなデブ男が乗ってくる。彼に冷ややかな視線が送られる「自分は政治家だ、あのデブ男とは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
わたしゅが乗る長距離バスは4列だ。ノリで選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。 よくこんな乗り物に乗っていられるものだなと驚きが隠せない。
到着するまで寝ようと思ったが隣がブルドッグソース事件に関わったあの唐澤会計士ということもあり緊張して寝られなかった。わたしゅはいつしか唐澤会計士と会話をし親交を深める。
わたしゅは小腹を満たすためにバス乗る前に買った3500円のカツカレーを食べることにした。 しかしあのデブ男がガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばりだす。
その時の異臭が鼻につき再び腹痛を引き起こしてしまった。わたしゅの食欲は失せてしまいカレーを洋さんにあげてしまった。
しばらく空腹で過ごしているとバスは海老名SAで休憩についた。海老名のSAにはいろんな店がありわたしゅは時間とあのデブ男を忘れて食べ歩きし空腹を満たした。
再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、わたしゅに凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。 あの病気の再発か、そう思った瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだまする。一瞬憤りを覚えるも結局便意には勝てず、
「わたしゅもしゅる〜(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」 と齢六十近くにもなる男の脱糞音がかすかに響いた。 http://i.imgur.com/keEq2Vg.png

18 36歳尊師視点 2015/03/07(土) 22:37:18.11 ID:jun2+IPQ0
思えばあれから様々な事があった。気持ち悪い顔の大学生の依頼を受けたばかりに大炎上、誹謗中傷や殺害予告を受け、曲が作られ、何か発言するたびにわけのわからない指摘をされ、本業も壊滅的。
一体どこだ。バラ色だったはずの人生が狂い始めたのはどこだ。記憶を辿り考える。そして、悪魔に魂を売り渡し、二度と元の時代に戻れないことを条件に、あの日まで時代を遡った。
2012年3月18日、バスターミナル。中々発車しないバスに乗客が苛立つのが手に取るようにわかる。そんな中、バスに近付く男の影。能天気にカバンを抱えてやってきた太った男。
来た、当職だ。碌に社会勉強もせず事務所を飛び出し、節約もかねてなどと余計な考えを起こして深夜バスに乗り込んだ2年前の当職。聴き慣れた声に乗せて、あのセリフが聞こえてくる。
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う。」何が弁護士だ。お前はこれから2年間、2ちゃんのゴミ共に付きまとわれ続けるんだぞ。法政二中のあの時のように、立場を知らないゴミ共に。
そしてバスが走る。すると、やはり聞こえてきた紙袋を漁る音。直後に漂うジャンクフードの香り、わかっていてもたまらない。今改めて第三者として見ると確かに迷惑極まりない行動だ。予め持ってきたカレーを食べてやりすごす。
バスはサービスエリアに到着。今だ。当職がここに来た目的、それはサービスエリアで食べ歩きに興じる2年前の当職と入れ替わり、あの日の惨劇を回避することだ。そしてあのクソガキの依頼を断り、人生の軌道を戻すのである。
目の前で五食目を頬張りはじめた男の肩を掴んで倒し、素早く手を後ろに縛る。そしてサービスエリア内のトイレに閉じ込めた。お前はそこで一生脱糞してろ。当職がこれからを生きるんだ。
バスはトイレ内の2年前の当職を残して出発。完璧だ。一世一代の偉業を成し遂げた達成感に包まれる。しかしほっとしたのも束の間、当職の腹部に異変が起きた。食後に激しい動きをしたためか、腸内がめまぐるしく蠕動する。
このままでは当職がここに来た意味がなくなってしまう。お願いだ!静まってくれ!当職は生まれて初めて主に心からの祈りを捧げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十六にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。 http://i.imgur.com/ed78RfT.png

19 その他 2015/03/07(土) 22:37:35.91 ID:jun2+IPQ0
座席不明:黒人弁護士 http://i.imgur.com/nIcIPpt.png 法政ニキ http://i.imgur.com/DbOw35Y.png 映像の世紀 http://i.imgur.com/2cImYA8.png
尊師の備品:ポテト http://i.imgur.com/0HL0d8M.png コーラ http://i.imgur.com/mUUToYj.png スーツ http://i.imgur.com/KsVvar8.png
 女児用パンツ http://i.imgur.com/OjnIcn2.png ズッキーニ http://i.imgur.com/gZ5RcOI.png うんこ http://i.imgur.com/A3jYLA5.png 守護霊 http://i.imgur.com/ICR32PZ.png
バス関連:バス http://i.imgur.com/3s59Taw.png 椅子 http://i.imgur.com/rga7Oz1.png 監視カメラ http://i.imgur.com/pvop5Gt.png
 イエダニ http://i.imgur.com/tXYcw0h.png 海老名SA http://i.imgur.com/zMyL2Wu.png 高速道路 http://i.imgur.com/7ihQ7Rz.png
外野:唐澤厚史 http://i.imgur.com/Y7Ujs34.png 別の正義のヒーロー http://i.imgur.com/LfMrJJK.png 野獣先輩 http://i.imgur.com/CHlfBVL.png 神 http://i.imgur.com/vjqPhzD.png
 九州の同期 http://i.imgur.com/B9JJTF5.png 復路 http://i.imgur.com/tmtaeDa.png ジムリーダー http://i.imgur.com/NB1sGUv.png
歴史:キリスト http://i.imgur.com/STFP9Of.png カラカラ帝 http://i.imgur.com/0t43zyK.png 戦場脱糞ニキ(30) http://i.imgur.com/OtrbQl8.png
 戦場脱糞ニキ(30) http://i.imgur.com/OtrbQl8.png 戦場脱糞ニキ(34) http://i.imgur.com/NiHIjbj.png 戦場脱糞ニキ(39) http://i.imgur.com/NiHIjbj.png
 戦場脱糞ニキ(54) http://i.imgur.com/NiHIjbj.png 戦場脱糞ニキ(72) http://i.imgur.com/NiHIjbj.png スターリン http://i.imgur.com/F0KNnEd.png
パカレルワールド:尊師 http://i.imgur.com/gHZO64b.png 運転手 http://i.imgur.com/gHZO64b.png 青春18きっぷ http://i.imgur.com/WXFbv2p.png 格安航空 http://i.imgur.com/Kxi6gwA.png
優しい世界:有能弁護士 http://i.imgur.com/qJUAXna.png

20 黒人弁護士視点 2015/03/07(土) 22:37:56.00 ID:jun2+IPQ0
Tomorrow was farewell party of synchronization in Kyushu. I separated from Sakamoto office, aims to independence from Hiroshi Karasawa, pay travel expenses on my own.
I decided to go using the long-distance bus also serves as saving.
I was too late for boarding time, because I've never use the long-distance bus.When I board the bus, I gave a cold stare from everyone.
It reminds me of my junior high school days. I imagine that I'm a lawyer. I'm different from them, and erase the unpleasant mood.
Long-distance bus what I take has four columns. It was a failure that I chose for the price. Hip aches to narrow sheet.
I was going to sleep until arriving, but I can't sleep with tension that I'm next to a young woman.
Then, I was going to eat the Mac that I bought before taking the bus to fill my stomach.I took the Mega Mac from wrapping paper, and had my mouth full. Delicious.
Large coke was empty in no time because of drying inside the carriage and salty potatoes.
We rested in Ebina SA after a while I satisfy my appetite. There were shops in SA of Ebina, so I enjoyed eating losing track of time.
Taking the bus again, it had departed towards the destination of Kyushu.And then, I felt tremendous defecation desire and unprecedented micturition desire.
"It's overr!! I cant not stand NALYYYY!!!! I'm gonna leak NALYYYYYYYYYY !!!!; bulybulybulydovadobhupabubububooo!!!! Jobobobeaujolais nouveauvovovovo!!!! Bubabbababutchipappappapa!!!!!!"
Queer voice of the 34-years-old man echoed in the bus for Fukuoka.  http://i.imgur.com/nIcIPpt.png

21 法政ニキ視点 2015/03/07(土) 22:38:12.79 ID:jun2+IPQ0
まず初めに書いて置きますが、僕は文章を書くのは得意ではないので読みにくかったらもうしわけありません。 
僕は20年後の唐澤貴洋に会うためにタイムスリップしてよかったんだろうかわるかったんだろうか今、
高速バスでの20年後の唐澤貴洋の醜態を目にして考えている。
僕はタイムマシンを開発したという長谷川と名乗る博士に誘拐され
僕はうながされるままタイムスリップをし高速バスに乗せられた。事実を書いているのに自分のぐちを書いているみたいで
どうかゆるしてください。では続きを。
僕は20年後の世界でいろいろ見た。20年後の唐澤貴洋の心のいやなところなんかを。今の僕はそんないやなところはもたないようによう努力したい。
公共の場所で散々迷惑をかけた挙げ句。脱糞してよろこぶようなことは絶対やらないようにしたい。
だけれどもこういうことを自分で思えるようになっただけでもよかったと思う。
今かいてあることはうわっつらではない。自分が思っていることを書いている。タイムスリップしていろいろなことがあった良かったことも悪かったこともあった。
もうこの世界で思いのこすこともないし書きたいことももうないのでこれでこの文章は終ります。
ではさようなら20年後の唐澤貴洋 http://i.imgur.com/DbOw35Y.png

22 映像の世紀視点 2015/03/07(土) 22:38:30.44 ID:jun2+IPQ0
それは、まさに地獄の光景でした。あるものは悪臭に表情を歪ませ、
あるものは脱糞しておきながらどこか誇らしげな彼をただただ呆然と見つめ、またあるものは彼に畏怖し顔を背けました。
慟哭のこだまするバス車内で、彼だけが、彼ただ一人だけが、平然とフライドポテトをほうばり続けていました。
私には分かりませんでした。脱糞しておきながら、どうしてすまし顔で食事を続けられるのか。
どうして、こんな目に合わなければならないのか。どうして、こんな苦痛を受けなければならないのか。
私はただ、ただただ彼と同じバスに乗り合わせただけなのに。無事、福岡へ辿り着くはずだったのに。
私は助かりましたが、彼の近くに居た何人かは残念ながら亡くなりました。
彼は最後まで、薄ら笑みを浮かべ、ただただフライドポテトをまるで機械のように口へ運び続けていました。

                                   ――バス後方の乗客より http://i.imgur.com/2cImYA8.png

23 ポテト視点 2015/03/07(土) 22:38:46.10 ID:jun2+IPQ0
俺は揚げたてのフライドポテト。客に買われるところを今か今かと待っていたところ、ついにお買い上げとあいなった。
俺を買った人間は小太りのつんつんヘアー、年の頃は35といったところか。
いかにも俺みたいなジャンクフードが好きそうな見た目をしている。
さてこいつは俺をビッグマックセットの一つとしてテイクアウトすると高速バスの中に持ち込んだ。
乗車するときに「俺は弁護士だ、お前らとは違う」とかなんとか言っていたが、弁護士様が俺みたいなジャンクフードを食うなよと問い詰めたい。
どうやらこのデブはバスに遅刻をしていたようで周りから睨みつけられるがお構いなしに自分の座席へと進みどかっと腰掛ける。
そして俺たちをムシャムシャと食べていく。食べられたからこれで終いだ。
このあとこいつらがどうなったかって?さあて、そんなの知るわけないね。
俺はジャンクフードさ。 http://i.imgur.com/0HL0d8M.png

24 コーラ視点 2015/03/07(土) 22:39:02.61 ID:jun2+IPQ0
我の名は暗黒妖泡水、孤尾羅。
我がしもべ、ポテトと共に世界に選ばれるのをひたすらに待つ。
そして遂に刻は満ちる。我等を選んだ者は尊師とでも呼ばれているのであろうか、その巨大な身体から放つ威圧感に誰もが怯む。
尊師は我等を鞄に詰め、装甲車へと静かに乗り込む、その際神聖な言霊を発した。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」…と、我は理解に苦しんだが、この意味が理解出来る日こそが、神へと浄化される日なのであろうことは間違いない。
しばらく鞄の中で刻を待つ、するとポテトから声がかかった、どうやら出番らしい…手を汚すのは不本意だが、仕方あるまい。
ポテトは口へと堕ち、我は吸引管で素早く吸い込まれる。
…すまないが、我の記憶に続きは存在しない。この後を想像するのは愚民共の自由だ。
その間にも我は輪廻転生を経て、再び大地を駆け巡るであろう。 http://i.imgur.com/mUUToYj.png

25 スーツ視点 2015/03/07(土) 22:39:23.00 ID:jun2+IPQ0
はあ、俺は世界一運がないなぁ。
大き目の男性用として作られた俺だったがまさかよりによってこんな男に買われるとは…
いつも奇声は上げるし脂汗と悪臭はもう俺に染み付いてしまったし、背広の下側は目も当てられない。早く雑巾にでもなりたい気分だ。
今日俺を羽織った男はバスで九州へ向かうようだ。時間はもうオーバーしてるのにマクドナルドにいる。
かなり遅れてバスに到着したようだ。運転手さんかな?注意をしたら「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とぶつぶつ呟いて子弟の席へ。これも見慣れた光景だ。
ここで俺は何か変な空気というか、運のツキみたいなのを感じた。いわゆる嫌な予感ってやつ。
バスは遅れながらも出発。するとこの男は早速紙袋からハンバーガーをむさぼる。当然俺はソースやパンくずなんかでボロボロのギドギドだ。
周りの痛い視線を浴びながらもバスは海老名のSAにたどり着いた。この男は一番に飛び出てひたすら買い食いをしている。肉巻きおにぎりとか五平餅とかタレがしたたる匂いのきついものばっかりだ。
また決められた時間から送れて乗り込んだ男。ああ、周りのお客さんのまなざしが痛いくらい突き刺さる。
ところで俺さっき嫌な予感するって言ったよね。あのさ、俺の嫌な予感って当たるんだよね、これが。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
はぁ、まただよ。 http://i.imgur.com/KsVvar8.png

26 女児用パンツ視点 2015/03/07(土) 22:39:41.23 ID:jun2+IPQ0
俺は女子小学生用パンツ、この世に誕生した時から女子小学生の秘密の花園を守るという重大な使命を帯びている下着界のエリート、生まれながらの勝ち組さ。
ただ、世の中には数奇なことってあるもんで俺を買ってったのは、なんとJSではなく、太った男だったわけだ。
正直俺はかなり不満だったが、セラヴィ、これも運命だと諦めた。
ある日、いつものように俺は初深夜バス乗車の太った男の下半身を守ってたわけだが、あいつサービスエリアから戻ってきてからどうもおかしい。
黄色い冷や汗がだくだくと溢れ、汚くて仕方が無い。ケツからは謎の有毒ガスが溢れ出ている。そうこうしているうちに、男はやらかした。

「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」

多分俺はこの世に現存した下着の中で最も不幸だったと思うね。 http://i.imgur.com/OjnIcn2.png

27 ズッキーニ視点 2015/03/07(土) 22:39:58.33 ID:jun2+IPQ0
俺は採れたてのズッキーニ。客に買われるところを今か今かと待っていたところ、ついにお買い上げとあいなった。
俺を買った人間は小太りのつんつんヘアー、年の頃は35といったところか。
見た目とは違い俺みたいなフレッシュな夏野菜が好きなのかと驚きを隠せなかった。
さてこいつは俺をビニール袋から取り出すと唐突に履いていたズボンを脱ぎ始め肛門に挿入した。
俺は動揺したまま男はバスに乗車しだした。そのとき「俺は弁護士だ、お前らとは違う」とかなんとか言っていた。
どうやらこのデブはバスに遅刻をしていたようで周りから睨みつけられるがお構いなしに自分の座席へと進みどかっと腰掛ける。
そしてここでマックの紙袋が登場。 口へバクバクとハンバーガーやらポテトやらを放り込んだ、俺は頭上に何か違和感を感じた。
俺はその男の重さと頭上の違和感に耐えながらようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
その男は下車した為、色々な店の食べ歩きをして再び集合時間に間に合わず遅刻した。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺の人間に美味しく召し上がってもらうという夢は最悪な男の奇声がこだまする福岡行きのバスの中で儚く散った。 http://i.imgur.com/gZ5RcOI.png

28 うんこ視点 2015/03/07(土) 22:40:15.48 ID:jun2+IPQ0
我輩はうんこである。宿主のタイミングを少しは尊重してやるつもりだがこの窮屈な腸からいつ外に出るかは我輩の勝手だ。
どうやら我輩の宿主は弁護士という肩書きをもっているらしい。
「俺は弁護士だ、お前らとは違う」という声が体内を振動させて伝わってきたのだ。
弁護士という肩書きを得るには相当難しい試験を突破しなければならず、かなり優秀な人間でなければなることができないらしい。
優れた肩書きをもつ人間のうんこであることを誇らしく思うと同時に、自分が選ばれた人間だと舞い上がっている愚かな男にお灸をすえようという気にもなる。
どれ少し外の方に近づいてやろうかね。ほんの少し直腸に移動してやった瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
奇声を聞いたかと思えば外に出てしまったようだ。ちょっとおどかしてやるだけのつもりであったのに、やれやれこんなに糞を漏らしやすい人間は初めてだ。 http://i.imgur.com/A3jYLA5.png

29 守護霊視点 2015/03/07(土) 22:40:31.65 ID:jun2+IPQ0
合戦でこの世を離れて幾許経つだろうか。気が付いたら天上人のような格好をした男の後ろに立っていた。
どうやら仏様に守護霊として遣わされたらしい。しかし俺が護るこの男、太り過ぎだ。こんな奴は戦ですぐおっ死んじまうだろうな。
守護霊としての仕事は案内人みたいなもんだ。霊としての現世の勝手は俺にも分からぬが、導きはどうやら出来るようになっている。不思議なもんだ。
この日も、俺が看ているこの男は迷い上げた。牛要らずの動く箱に乗るだけのことを俺が随分と骨を折った。俺の方がこの時代でじゃないかと生きていけると錯覚するぐれえだ。
ブツブツと独り言を言っちまってるが、それは俺にも周りの人間にも向けられてない。しかし、この箱の乗物ってのは便利だ。何人もの人様が中に入って、しかも動いてる。
その中でも、俺が憑いてる男は浮いていた。隣の女子が明らかに嫌な顔をしているのに、おもむろに臭い飯を取り出し汚え食い方してやがる。作法がなっちゃいねえ。
俺は腹は空かないように出来ているが、匂いや暖かさ冷たさは分かる。この箱の中は冷てえ。おそらく駅家だろう。箱は止まり、ちょいとばかしの暇みてえだ。
俺は男から離れられないからついていく。ところがこの男がまた飯を食らう食らう。戦もねえのに何俵食うんだ。次第に苛立った俺は頃合いを見て、こいつの頭を叩き戻るようぶっ叩いた。
そしたら男は何やら腕の方の数珠みたいなのを見て慌てて戻ってった。
再び箱の中に戻り椅子に腰掛ける。しかし、鉄砲の弾も出ねえぐらいの時間が経ったうちに男の様子がおかしくなった。顔が青く、馬のように震えてる。何事だと俺が見当もつかないうちに男は叫び声を上げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺が生きていた時に居た戦場ですら聞いたことのない叫び声がこだました。 http://i.imgur.com/ICR32PZ.png

30 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:40:42.85 ID:h8vD5BVeH
しばき隊の出演はまだですかね?

31 バス視点 2015/03/07(土) 22:40:47.40 ID:jun2+IPQ0
今日は新宿を出て九州・福岡まで長距離夜行するのが私の仕事だ。私はこの会社で10年間バスとして働いている。
最近の長距離移動を労ってか今朝オイルを新調してもらったため非常に調子が良い。だがこの調子のよさに水を差すようになかなか出発しない。
どうやら乗客が一人揃わないらしい。大遅刻の末やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と皆呆れ顔だ。
私は4列シートである。値段で選んだ客は失敗だったと思うだろう。狭いシートで長距離移動をすると尻が痛むのだ。
ようやく出発しオイル交換の甲斐もあってか私はトラブル無く順調に飛ばすが、突然車内に油の異臭が立ち込める
何事かと思うと先ほどの男が嬉しそうな顔をしてメガマックを頬張っている。彼が口を動かす度に上から食べかすがこぼれる。私は仕事柄慣れているが隣の女性が可哀そうだ。
さらにこの男紙ナプキンを使わず私の窓とシートで指に付いた油を拭いている。せっかく掃除をしてもらったのに出発早々汚れてしまった。
そうこうしているうちにSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。例の男も下車した為、私も休息を味わう。
ヤツはまだ満腹でないらしくSA内で食べ歩きをしており、案の上集合時間に遅刻していた。
再びエンジンをかけられ、九州へと出発したのも束の間、異様な悪臭と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私のバス生史上最低の乗客の奇声が福岡行きの私の中でこだました。 http://i.imgur.com/3s59Taw.png

32 椅子視点 2015/03/07(土) 22:41:07.16 ID:jun2+IPQ0
九州行きの長距離夜行バス、車内に並ぶ4列シートの内の一脚が私である。
このバスとは生まれた時からの付き合いだ。10年も客席をやっていると、色々な事が起こる。
今日は私の上に座るはずの男が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と一声、新顔の運転手も呆れている。
先にも言ったがこのバスは4列だ。この男は安くて固い私の座り心地に憤慨しているかもしれないが、私の方も脅威の体重に背中が痛む。
それでも到着するまで静かに座っていてくれればいいのだが、ここでマックの紙袋が登場。
上からボロボロとパンやらポテトやらの破片が降り注ぐ。椅子の私だが、隣の女性に申し訳ない気分になる。
私の体が食べ物のカスだらけになった頃、ようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
私の乗客の男も下車した為、暫くの休息を味わう。男はまたしても集合時間に間に合わず遅刻しているが、少し嬉しいのは椅子失格だろうか。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私の椅子生史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。 http://i.imgur.com/rga7Oz1.png

33 監視カメラ視点 2015/03/07(土) 22:41:24.59 ID:jun2+IPQ0
私はバスの監視カメラ。とある老人に要請されて長距離バスに設置された。
しかし、なかなかバスは発車しない。私の中のメモリもジリジリと減っていく。すると太った男性が乗りこんだ。発車しなかったのはこいつのせいらしい。全く困った男だ。彼は何か呟いたようだが、あいにくマイクがない私には聞こえない。
彼は可愛らしい若い女性の隣に座った。女性が可哀想でしかたない。すると彼はハンバーガーを取り出し、頬張りだした。バスの乗客たちはそれを臭そうに見ている。私には匂いセンサーがないので、一切臭いは感じられないが、それでも嫌な顔をしている人を撮るのは嫌いだ。
バスは海老名SAに入った。SAに入るとエンジンが止まるため、私も眠りにつく。その間にメモリの交換などをするのだろう。
目が覚めると、まだSAに止まったままだった。どうやらあの太った男性、また遅れているらしい。太った男性がやっと戻ってきて、やっと発車したと思ったら、例の男が椅子を激しくゆらしだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
匂いセンサーが付いてなくて本当に良かったと感じた一瞬だった。 http://i.imgur.com/pvop5Gt.png

34 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:41:41.66 ID:vytnFSWwr
多すぎィ!

35 イエダニ視点 2015/03/07(土) 22:41:41.63 ID:jun2+IPQ0
「夜行バス」と人間達に呼ばれる巨大な城、俺こそがその城のカーペットに暮らすイエダニである。
このバスにはいったいどれだけの仲間がいるのか。一家15世代で暮らしていると、なんとも珍妙な事も起きる。
今日は乗客の男の一人が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟く。だからどうしたというのか、人間はつくづく分からない。
このバスは人間には窮屈らしい、おまけにこの男は血を死ぬ程吸ったかのような膨れっぷりである。隣の女も嘸迷惑であろう。
この場合、何もせずに眠るという人間が多いがこの男は猛烈な匂いを放つ黄色いMの字の食べ物を取り出した。
おまけに汚らしい音を立て頬張りながらパンやらポテトやらを地面に落とす。ああもったいない。どこかから舌打ちが聞こえた。
おこぼれを仲間と共に頂戴しているとバスはSAに到着した。ドアが開けられ、外の涼しい空気が舞い込む。
例の男も下車した直後、乗客達の安堵と疲れによる溜息が聞こえた。それからどれだけ経ったであろう、男はようやく戻ってきた。
バスは再び唸りと共に振動を再開させ、轟音を響かせ動き出すも束の間。南無三、凄まじい声がバスの中にこだまする。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺の一生史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。 http://i.imgur.com/tXYcw0h.png

36 海老名SA視点 2015/03/07(土) 22:41:59.40 ID:jun2+IPQ0
私のもとに一台の福岡行きのバスが入ってきた。
バスのドアが開き新鮮な空気がバス内の油臭い空気と入れ替わる。
どうやら休憩時間のようだ。人が次々と降りて行く。
そのうちの一人は夢中で食べ歩きしながら周りをまわっていた。
バスに人が戻ってきた、どうやら出発のようだが、先ほどの一人が見当たらないらしい。
やはり彼は夢中で時間を忘れていたようだ、遅刻し他人の冷ややかな目線が彼に向けられる。
福岡に向けバスが私のもとから出ていったのも束の間、合流地点から凄まじい悪臭が漂ってきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
彼の奇声が追い越し車線からこだました。 http://i.imgur.com/zMyL2Wu.png

37 高速道路視点 2015/03/07(土) 22:42:16.55 ID:jun2+IPQ0
私の名は高速道路、人々の足となり社会の支えとなるのが私の仕事であり誇りだ。
今日もまたいつもと同じ一日が始まると思いきや、新宿で高速バスのうちの一台がいつまでも発車しない。どうやら遅刻者が出ているようだ。
自慢ではないが、50年近くもインフラを支えていると少しの異変でも敏感に察知できるようになるのだ。
ずいぶん経ってから肥満体形の男性がズカズカと姿を現した。何かつぶやいているようであるが腕に抱えているのは明らかにマクドナルドの袋だ。まさか車内で食べるつもりではないだろうな?
ようやくバスは発車した。比較的小型のバスだ。座り心地も決して良くはないだろうが、私はその重みすらも全て支えているのだから少し勘弁しておくれ。
しばらくしてバスは海老名SAまで休憩に行ったようだ。遠巻きにバスを眺めていると扉が開いた瞬間猛烈な油臭さが周囲を襲う、降りてきたあの男性の膝には食べこぼしが付いている。やはり…
案の定発車時刻になってもバスは戻って来ない。例の男性がかなり遅れてバスにのろのろと戻ってきた。メロンパン片手なのを見ると夢中で食べ歩きでもしていたのだろうか。
漸くバスが戻ってきたと思うのも束の間、バスが小刻みに不自然な揺れ方をしていることに気付く。しかし時既に遅し。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
高速道路人生でも上位を争う程醜悪な奇声が福岡行きのバスの中から微かに聞こえた。 http://i.imgur.com/7ihQ7Rz.png

38 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:42:26.85 ID:N20iNNeO0
ロジックか
細菌やっとらんな

39 唐澤厚史視点 2015/03/07(土) 22:42:31.93 ID:jun2+IPQ0
未だ現世への未練が断ち切れない僕、唐澤厚史が三途の川の水面を覗き込むと、長距離バスで一路福岡に向かわんとする兄の姿が浮かび上がってきた。
遅刻した兄を睨む乗客達の視線に、かつてあんな目で兄を見ていた親や親戚のことを思い出し胸が痛む。
「俺は弁護士だ、こいつらとは違う」そう毒づく兄の姿に、よく家柄を鼻にかけていた中学時代の面影がちらついた。
兄が乗る長距離バスは4列。とうに物理的な束縛からは解き放たれた僕にも窮屈そうに映る。
マックを頬張る兄の周りの乗客たちの歪んだ表情は、以前垣間見た川の向こうの地獄の囚人たちのそれと似ていた。
しばらくするとバスは海老名SAで休憩につき、兄は目を爛々とさせて買い食いに興じ始めた。
僕が生きていた頃の父は厳格で、買い食いなど到底許すような人ではなかった。
あれから随分経った今、兄は兄なりに少年時代を取り戻そうとしているのだろう。
兄と過ごした少年時代。様々な思い出の中でも何度となく見た、まぶたの裏に焼き付いて離れないあの兄の姿……
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
懐かしき追憶と寸分違わぬあの光景が、福岡行きのバスの中で今再現された。 http://i.imgur.com/Y7Ujs34.png

40 別の正義のヒーロー視点 2015/03/07(土) 22:42:52.57 ID:jun2+IPQ0
私は恒に正しい心を持ち戦うスーパーヒーロー。日夜悪いもの達の改造人間と戦い、組織壊滅からの世界平和を目指す。
今日も愛機のスーパーバイクを駆って、謎の爆発事故があったという東名高速道の下り車線を往く。
幸いにも巻き込まれた犠牲者はないようだが、あちこちから上がる黒煙が痛ましい。
その時、私のスーパー聴覚が、遥か行く手のかすかな異音をキャッチした。呟くような不気味な声、そして不快な咀嚼音。悪いもの達の仕業だ!
発信源と思われる長距離バスにSAで追いつき、私の予感は確信に変わった。休憩に出歩く乗客の一人が、あからさまに怪しい。
緩みきった顔と体型。人工毒ガスブレンドのあぶら染みた体臭。もちろんその口から漏れる咀嚼音は、件の不快な音と100パーセント一致している。
何よりバスの運行予定などお構いなしに、己の食欲をただ満たそうとする、この身勝手さ。どう考えても悪いもの達の怪人だ。
バスに乗った怪人、爆弾とガス……ここから導き出される結論は、唯一つ。バスの乗客を一人残らず、誘拐してしまう計画に違いない。許さん!
動き出したバスにピッタリ並走しながら、念のためバイクのスーパーセンサーを起動する。間違いない、明確な怪人反応。
その反応ポイントに向けて、私はスーパー光線を放った。相手の内蔵器官を活性化させ、爆発を起こす必殺技だ。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
今日も世界の平和は守られた。名も知らぬナリナリ怪人よ、今は静かに眠れ。 http://i.imgur.com/LfMrJJK.png

41 野獣先輩視点 2015/03/07(土) 22:43:09.91 ID:jun2+IPQ0
俺は以前某ホモビに出ただけでYoutubeやニコニコ動画に連日動画がアップロードされている男だ。今は御徒町で性感マッサージをやっている。
例の米国ホモビ男優と違い俺は人前に出たくない為、本名は控えさせて頂く。
仕事で長期休暇が取れたので、店長が勧めてくれた九州で束の間のバカンスを愉しみ、新宿行きの夜行バスに乗って東京へ帰るところだ。
俺はなんだか眠れなくて、窓の外を見ていた。すると、対向車線から別の夜行バスがやって来る。
何の気無しにそのバスを見ていたら、すれ違う一瞬!確かに見た、座席で脱糞する中年男を!確かに聞いた、その男の耳を貫くような声をッ!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
ーーー以前、俺もカメラの前で脱糞をしたことがあるが ・・・
そんなものとは比べ物にならぬ、私の人生史上最低の乗客の奇声が新宿行きのバスの中までこだました。 http://i.imgur.com/CHlfBVL.png

42 神視点 2015/03/07(土) 22:43:28.27 ID:jun2+IPQ0
私に名は無い。かつてこの世界を創造した者。人類が造物主あるいは神と呼ぶ存在である。
今宵も天の高みからそっと地上を見下ろしていると、私はとある島国の中にひとりの奇妙な男を見つけた。
人類は自らを神の模造物と表現したが、成程、その男はまさに私と瓜二つの姿をしている。興味を持った私は男の様子をしばし見守ることにした。
特異なのは容姿だけではなかった。他者を省みない勝手さ。地位にあぐらをかいた横柄さ。とどまる所の知れない食欲。まるで私の造った人類の醜い部分だけを寄せ集めて生まれてきたようでさえある。
だが、そのあまりの酷さに呆れ果てながらも、私は不思議と愛しさに似た感情を覚えていた。
彼が私と同じ姿をしているのは偶然ではない。
彼の持つ醜さは、何もかも私とそっくりではないか。彼は私の分身だ。彼こそ、まごうことなき神の模造物……おそらくこの地上でもっとも神に近く、またもっとも人間らしい人間なのだ。
取り巻く人々と共に小さな鉄の箱に押し込まれ、身を縮こまらせながらも、彼はどこかを目指している。その行き先に幸あれ、と、私が思った時だった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
人類史上最低の失敗作の奇声があまねく地上にこだました。 http://i.imgur.com/vjqPhzD.png

43 九州の同期視点 2015/03/07(土) 22:43:46.48 ID:jun2+IPQ0
今日は司法研修所の送別会、幹事の俺は仲間と最高の別れをしようと張り切っていた。
準備は順調に進み、開始時刻となり参加者が全員席に着いた所で乾杯の音頭を取ろうとしたその時「ちょっと幹事ー!一人足りないんじゃないのー!」
そんなはずはない、さっき全員の顔を確認したはずなのに。半ば疑いながら人数を数えてみると確かに一人足りなかった。
慌てて参加者名簿を確認すると、唐沢貴洋という名前を見つけ軽く舌打ちをした。なんだあいつ来んのかよ、幹事として絶対に言ってはいけない言葉が思わず口から出てしまった。
正直言って来て欲しくない奴だった。どうやらこの感情が参加者を確認する際に無意識に奴の名前を脳内から消したようだ。
幹事である以上、いくら来て欲しくない奴とはいえ全員が揃わないのに会を始めるわけにはいかない。あまり気の進まないまま唐沢貴洋の携帯に電話を掛けると予想外の声が返ってきた。
「もしもし、ああちょうどいい所だ!あんたが九州の同期の弁護士さん?」
その声は40歳を少し超えた位の初老の男性の声だった。ほとんど唐沢貴洋と会話した事がなかったとはいえ、この声があいつの声でない事位はわかる。
状況がよく理解できないまま、俺ははいそうですがと返答した。
「おたくの弁護士がバスの中で派手にまき散らかしましてね、バスがダメになっちまったんですよ。本人はその後もポテトを食ってるだけだし
父親に電話を掛けてもつながらないし。なので弁護士さん、申し訳ないんですがバスの修理費弁償してもらってもいいですかね?」
順風だった俺の司法研修所の思い出が全て真っ暗になった。 http://i.imgur.com/B9JJTF5.png

44 復路視点 2015/03/07(土) 22:44:02.26 ID:jun2+IPQ0
着いて早々コインランドリーに駆け込み洗濯をしたおかげで九州での同期の送別会も無事に終わり、当職は帰路につく。
昨夜はしこたま酒を飲み好物の揚げニンニクを食べまくり、昼から夕方にかけてとんこつラーメンの食べ歩きをして充実した一日を送った。当職は節約のため、あらかじめ往復の長距離バスを予約していたのでそれで帰ることになる。
しかし土地勘がなくバス乗り場へ行く道中迷ってしまい大遅刻、行きのみならず帰りまでみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」行きと同じようにそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る長距離バスは4列だ。だが帰りまでバスは大失敗だった。行きで長時間座ったまま拘束され、それが帰りまでとなると腰が辛い。
二日酔いもあり酷い頭痛がするが通路側の席で窓側に向かって持たれかかることもできず、到着するまで横になり寝ようと思いっきり席を倒した。若干角度がついていて狭いのが不快だが、この際致し方ない。
発進してしばらくするとバスは消灯された。しかし消灯前に行きで隣に座っていた若い女性がちょうど真後ろの席にいたのが目に付いてしまい、やはり緊張して眠れない。
そこで当職は気分転換も兼ねてスマートフォンを触ることにした。ポケットからスマートフォンを取り出し動画サイトを開いた。
やはりジュニアアイドルの動画は最高だ。あどけない少女の姿を見て声を聞くと心なしか頭や腰の痛みも和らいでいく。
しかしバスが門司トンネルに入ってから束の間、当職に凄まじい便意と頭痛、かつてない吐き気が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できなオロロロロロロロロロォ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ゴボボボボボビチャビチャビチャビチャ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四の男によりバスの乗客達に再び悲劇がもたらされた。 http://i.imgur.com/tmtaeDa.png

45 ジムリーダー視点 2015/03/07(土) 22:44:18.52 ID:jun2+IPQ0
明日はホウエンで同期の送別会。サカモトジムから独立し、シロモミ博士からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねてヒンバスを利用して行くことにした。
なみのりの利用は初めてだったのでひでんマシンの在り処がわからず大遅刻、搭乗する際にヒンバスから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に短パン小僧時代を思い出す。「自分はジムリーダーだ、こいつとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗るヒンバスは4Vだ。個体値で選んだのは失敗だった。狭い技スペースに秘伝技は痛む。
到着するまで寝ようと思ったがビキニのお姉さんが泳いでいるということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、ヒンバスに乗る前に買ったポロックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からポロックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
赤ポロックの辛味が強かったのとひざしがつよいせいもあってLサイズのサイコソーダはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとヒンバスはタンバシティで休憩についた。タンバにはフレンドリィショップがあり当職は時間を忘れて食べ歩いた。
再びヒンバスに乗り、目的地のホウエンへ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男のとおぼえがホウエン行きのヒンバスの上でこだました。 http://i.imgur.com/NB1sGUv.png

46 キリスト視点 2015/03/07(土) 22:44:34.07 ID:jun2+IPQ0
これから使徒たちと最後の晩餐会。パンと葡萄酒が肉と血である私は自分で食費を出す。私は節約も兼ねて石をパンに変えることにした。
石をパンに変えるのは初めてだったのでやり方がわからず大失敗、食べた際に使徒たちから冷ややかな視線で見られてしまった。
冷ややかな視線に自分一人が罪人に石をぶつけていた時を思い出す。「自分は神の子だ、こいつらとは違う」そう思い込み、嫌な気分をかき消した。
私が座っている椅子は石造りだ。適当に選んだのは失敗だった。肉を圧迫して尻が痛む。
そこで私は痛さを紛らわすため、予言をすることにした。
ユダを中心に弟子たちをいびって楽しむ。たまらない。
裏切り者がいることでストレスも溜まっていたせいもあって何回も予言をしてしまった。
予言をしてからしばらくするとたくさん話したせいかのどが渇いた。最期になるのでたくさん飲もうと考えて私は時間を忘れてワインを飲んだ。
再び弟子たちと話をし始めたのも束の間、私にすさまじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十三にもなる男の奇声が天国にまでこだました。 http://i.imgur.com/STFP9Of.png

47 カラカラ帝視点 2015/03/07(土) 22:44:51.75 ID:jun2+IPQ0
明日はアレクサンドリアで弟殺しの釈明会。セプティミウス家から独立し、元老院からの自立を目指す余は自分で交通費を出す。余は節約も兼ねてラクダを利用して行くことにした。
ラクダの利用は初めてだったので属州民の言葉がわからず大遅刻、搭乗する際に軍団兵から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に共同皇帝時代を思い出す。「自分はローマ皇帝だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
余が乗るラクダはフタコブだ。値段で選んだのは失敗だった。狭いコブとコブの間に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが後ろが若い女奴隷ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで余は小腹を満たすため、ラクダに乗る前に買ったエスカルゴを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からカタツムリを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ガルムの塩味が濃かったのと砂漠が乾燥してるせいもあってLサイズのワインはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとラクダはダマスクスSAで休憩についた。ダマスクスのSAにはいろんな店があり余は時間を忘れて食べ歩いた。
再びラクダに乗り、目的地のアレクサンドリアへ向け出発したのも束の間、余に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢二十七にもなる男の奇声がローマの広大な国土にこだました。 http://i.imgur.com/0t43zyK.png

48 戦場脱糞ニキ(30)視点 2015/03/07(土) 22:45:11.61 ID:jun2+IPQ0
明日は次郎左衛門の送別会。公儀から独立し、大名としての自立を目指す某は自分で兵を出す。某は節約も兼ねて馬を利用して行くことにした。
馬の利用は久々だったので鐙に足がかからず大遅刻、搭乗する際に彦左衛門から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に今川時代を思い出す。「自分は徳川家当主だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
某が乗る馬は壱寸の小馬だ。値段で選んだのは失敗だった。小さな鞍に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが、平八郎がずっと蜻蛉を微塵切りにしている事もあり緊張して寝られなかった。
そこで某は小腹を満たすために馬に乗る前に買った鯛の天ぷらを食べることにした。
ガサゴソと竹皮から天ぷらを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
付けの味噌玉の塩が濃かったのと冷え込んでいるせいもあってLサイズの湯はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると馬は三方ヶ原SAで休憩についた。三方ヶ原のSAには甲斐ナンバーが大勢おり某は時間を忘れて戦った。
再び轡をとり、浜松へ向け逃走態勢に入ったのも束の間、某に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十にもなる男のしかみ顔が浜名の湖に浮かび出た。 http://i.imgur.com/OtrbQl8.png

49 戦場脱糞ニキ(30)視点 2015/03/07(土) 22:45:27.35 ID:jun2+IPQ0
明日は二俣城で武田と攻防戦。今川家から独立し、織田傘下からの自立を目指すそれがしは自分で援軍に向かう。二俣城には節約も兼ねて兵士1200人を配置した。
単独の対武田戦は初めてだったので相手の戦力がわからず二俣城陥落、合議する際に部下から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に駿府の幼少時代を思い出す。「自分は三河国主だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
それがしが組む相手は北条だ。家柄で選んだのは失敗だった。甲相同盟の復活に尻が痛む。
敵が到着するまで浜松城に籠ろうと思ったが、敵軍が目の前ということもあり緊張して出撃してしまった。
そこでそれがしは小腹を満たすため、戦に来る前に買った焼き味噌を食べることにした。
ガサゴソと包装紙から味噌を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
味噌の塩味が濃かったのと二俣城の水が不足してるせいもあってLサイズの竹筒はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると自軍は三方ヶ原SAで壊滅していた。三方ヶ原のSAにはいろんな味方の屍がありそれがしは時間を忘れて逃げ歩いた。
再び馬に乗り、退却地の浜松城へ向け出発したのも束の間、それがしに凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十にもなる男の奇声が三方ヶ原にこだました。 http://i.imgur.com/OtrbQl8.png

50 戦場脱糞ニキ(34)視点 2015/03/07(土) 22:45:44.57 ID:jun2+IPQ0
明日は堺で四郎次郎の歓迎会。信長公がほぼ天下を掌握し、織田傘下からの自立が難しいそれがしは切り替えて観光に回る。節約も兼ねて護衛の兵無しで行くことにした。
大規模な謀反は初めてだったのでその場で腹を切ろうとして大狼狽、避難する際に側近から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に風流が分からなかった京の茶会を思い出す。「自分は官位従四位だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
案内の忍者は伊賀者だ。服部半蔵を雇ったのは正解だった。荒い山と山の間の道に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが命が狙われているということもあり緊張して寝られなかった。
そこでそれがしは小腹を満たすため、堺に居る時に買った白味噌を食べることにした。
ガサゴソと包装紙から白味噌を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
味噌の甘味が濃かったのと気持ちが緊張してるせいもあってLサイズの瓢箪はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると一行は徳永寺SAで休憩についた。徳永寺のSAには漬物や餅がありそれがしは時間を忘れて食べ歩いた。
再び馬に乗り、目的地の伊勢へ向け出発したのも束の間、それがしに凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が伊賀の山中にこだました。 http://i.imgur.com/NiHIjbj.png

51 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:46:05.13 ID:iBwXHPho0
有能

52 戦場脱糞ニキ(39)視点 2015/03/07(土) 22:46:05.67 ID:jun2+IPQ0
明日は安土城で拙者の饗応会。今川家から独立し、織田家からの自立を目指す拙者は自ら交通費を出す。拙者は節約も兼ねて馬で伊賀を越えて行くことにした。
伊賀越えは初めてだったので忍者どもの言葉がわからず大遅刻、乗馬する際に百地兵から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に駿河幽閉時代を思い出す。「拙者は大名だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
拙者が乗る馬は農耕馬だ。値段で選んだのは失敗だった。堅い背中に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが前を歩くのが直政ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで拙者は小腹を満たすため、馬に乗る前に買った干飯を食べることにした。
ガサゴソと包装紙から干飯を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
たくあんの塩味が濃かったのと空気が乾燥してるせいもあってLサイズのどぶろくはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると一行は宇治SAで休憩についた。宇治のSAにはいろんな茶屋があり拙者は時間を忘れて食べ歩いた。
再び馬に乗り、目的地の安土城へ向け出発したのも束の間、拙者に人生二度目の壮絶な便意と尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十九にもなる男の奇声が大和の広大な平地にこだました。 http://i.imgur.com/NiHIjbj.pn

53 戦場脱糞ニキ(54)視点 2015/03/07(土) 22:46:24.33 ID:jun2+IPQ0
明日は美濃で石田三成の討伐戦。豊臣大老から独立し、秀頼後見人として自立を目指すそれがしは自分で天下人へ走る。節約も兼ねて武断派を取り込んでおくことにした。
脳筋達は大阪に人質がいたので裏切らせようとして大工作、評定の際に真田昌幸から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に沼田を奪われた時を思い出す。「自分は真田信之の主君だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
道中の城も攻略だ。息子に上田城を任せたのは失敗だった。主力の不参加に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが秀頼西軍出陣の可能性もあり緊張して寝られなかった。
そこでそれがしは不安を消すため、戦の前に配った裏工作文書を読み返すことにした。
ガサゴソと毛利軍が弁当を取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
事前に領地を約束したのと鉄砲で撃ったせいもあって小早川の小倅はあっという間に東軍になった。
小早川が裏切ってしばらくすると島津勢が退却を始めた。島津の退却は相手の方向に向かって行うらしく被害を忘れて突っ走った。
再び馬に乗り、殺到する島津に備え刀を抜いたのも束の間、それがしに凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢五十四にもなる男の奇声が関ヶ原にこだました。 http://i.imgur.com/NiHIjbj.png

54 戦場脱糞ニキ(72)視点 2015/03/07(土) 22:46:39.46 ID:jun2+IPQ0
明日は大阪で対豊臣の総攻撃。征夷大将軍に就任し、自らの政権を目指すそれがしは天下に王手をかける。節約も兼ねて旧豊臣武将に攻めさせることにした。
主家を潰すのは初めてだったので釣鐘に大クレーム、攻撃する際に孫娘から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に信長公の妹を思い出す。「自分は生き残ってるんだ、死んだやつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
冬の戦いは正攻法だ。籠城戦に持ち込まれたのは失敗だった。兵糧不足に尻が痛む。
落城するまで寝ようと思ったが味方が騒音戦術を行っていることもあり緊張して寝られなかった。
そこでそれがしは権力欲を満たすため、秀吉公の建てた城を弱体化させることにした。
バキバキと40代ニートの作った出城を付き崩し門を粉砕。たまらない。
工事担当を脅かしたのと人手を大量に送ったせいもあってLサイズの掘はあっという間に平地になった。
野戦に誘い出してしばらくすると一行は天王寺SAで休憩についた。天王寺のSAには敵が温存した主力があり兵力差を忘れて攻め込まれた。
再び馬に乗り、本陣から脱出したのも束の間、それがしに凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢七十二にもなる男の奇声が大阪にこだました。 http://i.imgur.com/NiHIjbj.png

55 スターリン視点 2015/03/07(土) 22:46:58.22 ID:jun2+IPQ0
明日はヤルタでソ連対日参戦、国際連合の設立についての首脳会議。
帝政ロシアから独立し、レーニン主義からの自立を目指す私は自分で交通費を出す。私は節約も兼ねて長距離電車を利用して行くことにした。
長距離電車の利用は初めてだったので電車乗り場がわからず大遅刻、搭乗する際に他の党員から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線にボリシェビキ時代を思い出す。「自分は書記長だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。私が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が秘密警察НКВДの隊員ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで私は小腹を満たすため、電車に乗る前に買ったピロシキを食べることにした。 ガサゴソと包装紙からピロシキを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ピロシキの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのグルジアワインはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると電車はキエフSAで休憩についた。キエフのSAにはいろんな店があり私は時間を忘れて食べ歩いた。再び電車に乗り、目的地のヤルタへ向け出発したのも束の間、私に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢六十七にもなる男の奇声が広大なソヴィエトの大地でこだました。 http://i.imgur.com/F0KNnEd.png

56 パカレルワールド尊師視点 2015/03/07(土) 22:47:16.36 ID:jun2+IPQ0
明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、父からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻、バスは無情にも時間通りに出発してしまった。
置いてけぼりになったのである。仕方なく、車内で食べようと買っておいたマックを貪ることにした。完食して少しすると便意が襲ってきたため、バスターミナルのトイレを拝借した。
しかし、先客がいて鍵がかかっている。
「当職は弁護士ナリ」という脅し文句を使ってみたが効果はない、万事休すである。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声がバスターミナルの中でこだました。 http://i.imgur.com/gHZO64b.png

57 パカレルワールド運転手視点 2015/03/07(土) 22:47:37.37 ID:jun2+IPQ0
新宿駅西口、夕刻。今日は運転手としての私の初の乗務日だ。お客様を安全に目的地まで送り届けるという初の使命を背負い、私はそこにいた。
お客様の荷物を先輩の福嶋さんと行いながら、乗務にあたっての「心得」を改めて聞かされていた。「いいか。高速バスっていうのは必ず一人は乗客が遅刻する。大抵は…まあ大体の場合はオヤツを買ってて遅れるんだ。」と先輩は笑ながら言う。
私は思った。ターミナル側にコンビニがあるのだからそこで買えばいいじゃないか。それがぼそっと口に出てしまったら、先輩はそれに応じた。
「それならいいけどね。それならね。」含みを持ったその言葉の意味を、私は理解できなかった。
お客様の荷物を積み込み終え、最終確認となった。乗客名簿を見直すと、先輩が言うように、現れない乗客がひとり。
ケールセウェイ・チェケーヒルという外国人観光客と思われる乗客はついに姿を見せないので止むを得ず定刻を15分過ぎてバスは走り出した。
普段なら道路が混雑する時間帯であるが幸いにも道はスムースに流れ、用賀の料金所を通過する頃には遅れを取り戻しつつあった。
東名高速道路を下り、しばらく時間が経った。4列シートのバスであるので小まめにトイレ休憩を取る。第一予定地の海老名SAである。この頃には完全に平常通りのウンコスケジュールとなっていた。
あの外国人観光客と思われる客には申し訳ないが、彼を待っていたらこうはいかなかっただろう。
バスに戻る乗客の顔を見ると、この仕事を選んだことに改めて確信を覚えた。未来ある若い女の子、少しそわそわした白いもみあげを蓄えた一人旅の老年男性。
それぞれの乗客の目的地には何があるのか。12時間後には福岡市街に入るだろう。乗客を乗せ、いや、人生を乗せ、バスは勢いよく運航を再開した。 http://i.imgur.com/gHZO64b.png

58 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:47:48.26 ID:h8vD5BVeH
さすがは自国史上最長の安定政権を打ち立てた男
何ストーリーあるんや

59 パカレルワールド運転手視点青春18きっぷ尊師視点 2015/03/07(土) 22:47:54.71 ID:jun2+IPQ0
明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて青春18きっぷを利用して行くことにした。
ローカル線の利用は初めてだったので乗り換えのホームがわからず大失敗。無人駅で一夜を明かすことになってしまった。
ホームを吹き抜ける潮風にSFC時代を思い出す。「自分は弁護士だ、鉄道オタクとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が横たわるベンチはプラスチック製の3人掛けだ。特急ワープを使わなかったのは失敗だった。硬い座面に背中が痛む。
明日の始発までさっさと寝ようと思ったがどこからか聞こえる犬の遠吠えに緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために電車に乗る前に買った駅弁を食べることにした。
ガサゴソとビニール袋から駅弁を取り出そうとしたが、見当たらない。そうだ。既に昼間の電車内で食べてしまったのだった。
一緒に買っておいた2Lのコーラのペットボトルもとうに空。
しかもあの時、腹を満たしてしばらくして当職に襲いかかった凄まじい便意とかつてない尿意のせいでスーツのズボンと下着はドロドロのままだ。
昼間の出来事を思い出したのも束の間、当職に凄まじい後悔とかつてない惨めさが降りかかった。
「もぉダメェ…我慢できないナリ…帰りたいナリィィィィィ…」
齢三十五にもなる男の泣き言が無人駅のホームにこだました。 http://i.imgur.com/WXFbv2p.png

60 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:48:08.15 ID:iBwXHPho0
>>15
これ初めて見れたで

61 格安航空尊師視点 2015/03/07(土) 22:48:23.68 ID:jun2+IPQ0
明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて格安航空を利用して行くことにした。
格安航空の利用は初めてだったので搭乗口がわからず大遅刻、搭乗するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る航空機はエアバスA330だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったがスチュワーデスさんのスカートが短いということもあり興奮して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために航空機に乗る前に買ったマックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと機内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると航空機は安定飛行に入った。安定飛行中はシートベルトを外して当職はゆっくりとくつろいだ。
再びベルトサインが入り、航空機は目的地の九州へ向け航空機は着陸態勢に入ったのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きの航空機の中でこだました。 http://i.imgur.com/Kxi6gwA.png

62 有能弁護士視点 2015/03/07(土) 22:48:44.45 ID:jun2+IPQ0
明日は九州で同期の送別会。坂本事務所は厳しいがやりがいのある職場だ。当職は新社員ながらも休日をいただき、前々から興味があった長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったが、事前に乗り場を調べていたおかげで10分前には乗車ができた。
当職の隣が若い女性だったので、運転手に尋ねたらどうやらバス会社側の手違いだったらしく席が変更になった。
「自分はまだまだ未熟な弁護士だな、もっと経験を積まなきゃ」と、同期に会うと思うとついつい仕事のことを考えてしまう。
当職が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
出発前に軽く食事を済ませてきたのでウトウトとしてきた。まだまだ仕事に慣れないから疲れがたまっているんだろう。少し寝る。
しばらくするとバスは海老名SAで休憩につき当職は目が覚めた。海老名にはいろんな店があったが、当職は脇目も振らずに用を済ませておいた。
運転手が喫煙コーナーでタバコを吸っているのが見えたので、当職はタバコを運転手に差し入れ、バスに乗って待機することにした。
何事もなくバスは目的地の九州へ向けて再び出発した。
齢三十四の新人弁護士、まだまだ未熟だがその生活は充実感に満ちている。 http://i.imgur.com/qJUAXna.png

63 風吹けば名無し@転載禁止 2015/03/07(土) 22:48:46.38 ID:j1ZVWIw30
安倍もおる最新版やん

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