ジェーソンです。
>>32先に結論から申し上げますと、彼に創作意欲はあります。
それは5年間もMMDを続け、かなりの量の動画を投稿しているということからも断言していいでしょう。
この「5年間続けている」「大量の投稿数」というのは彼の数少ない長所であり、この点に関しては素直に賞賛に値すると思います。
MMDに限らずニコニコにおいて、これだけ長く・多く続いているという投稿者はそう居ないです。
勿論仰る通り彼の動画にこだわりが無いのは事実です。
しかし僕は、「創作意欲=こだわり=品質向上」に繋がるとは必ずしも言えないと思います。
まず、創作意欲というのはほぼ全ての誰もが持っている物です。
MMDに限らず、学生なら勉強をする際「今日はここをこうやって勉強しよう!」と考えることも創作意欲の一つであると思います。
社会人なら「この仕事はこうやって進めれば上手く行くんじゃないか?」と考えることは明らかにクリエイティブな思考であり、立派な創作意欲です。
物事をこなすということはある意味で全て創作に繋がるのです。
少し脱線してしまい申し訳ございません。つまり、僕は「創作意欲がある」ということは人間である以上当然であり作品のクオリティにはさほど影響が無いと思っております。
事実、創作において一番楽しいのは「何をやってやろうか」とアイデアを練っている段階です。
ではなぜ、彼の動画にこだわりを感じられず、見せたいポイントも伝わってこないのでしょうか。
それは、「彼は非常にめんどくさがり」だからです。
創作というのは必ずしもどのプロセスも楽しいわけではなく、中には思い通りに行かずストレスを感じる点が必ずあります。
(もし全てのプロセスを心から楽しめているとしたら、その方は天才と呼ばれる存在です)
創作とめんどくささは非常に密接な関係です。
しかし大多数の作者は、歯を食いしばって面倒をこなしてその結果いい物を生み出そうと努力しているのです。
その根気こそが、作品の質向上の最も大きな要素です。
それをこなすための原動力が先の「創作意欲」になると思うのですが、普通の人が
創作意欲>>>めんどくささ
に大して涼子Pの場合、
創作意欲<<<めんどくささ
になってしまっていると推測出来ます。
(一応涼子Pの為に補足しておきますと、彼の創作意欲が低いとは言っておりません。面倒くささが非常に多いという風に捉えて下さい)
面倒から逃げているが故に、技術も無くこだわりを売ってやろうという思いも伝わってきません。
ではなぜ、僕が涼子Pをめんどくさがりだと思ったか、それを説明させて頂きます。
成果報告でも述べさせて頂いた通り、彼のカメラワークは単調です。
それは彼に技術が無いこともそうですが、彼は面倒だから大して考えていないということも考えられます。
色々なカメラワークを駆使してカットを繋ぐというのは手間がかかり、涼子Pでなくとも面倒な作業です。
作者の中にはそこに楽しみを見出せる人も多くいますが、彼はそういうタイプではないと推測出来ます。
出来れば楽をして完成させたい、という考えの持ち主ではないでしょうか。
キャラの揺れを放置しているのも、彼がめんどくさがりという根拠の一つとして考えてもいいと思います。
森園祐一としては、キーキー鳴っているバイクでオフ会に参加してしまっている・ヒカリが来るまで歯を毎日磨いていなかった・人前でゲップをするなどという
普通の人間であれば恥として少々の面倒を掛けてでも対処しようとする点を放置しているところが、根拠になるかと思います。
もちろん「楽をしたい」という考えを否定するつもりはございません。こだわりが過ぎるあまりモチベーションが下がってしまっては本末転倒です。
音楽の分野ではありますが、ボカロ界隈を代表するPのふわふわシナモン氏も以前同じようなことを仰っておりました。
ただ涼子Pの場合はめんどくさがりの結果記憶に残らないつまらない物が出来上がっております。
それはまさに駄サイクルに突っ込んでおり、面白い物が出来上がるはずもないのは明白でしょう。
見せたいポイントがあるかどうかは、動画上では伝わってきません。
それは前述の通り、彼が伝えようとしていないからです。
しかし彼の中では存在するのかもしれません。ここばかりは推測で語るしか無くなるので恐縮ですが、ある・ないと断言はできません。
唯一言えるのは、
>>33氏の仰る通り「ちやほやされたい」だけが目的になってしまい「いい物を作りたい」という目的が薄くなってしまったのでしょう。