376 - ゆぱー! (sage) 2016/01/14(木) 02:24:38 ID:kEChMkdg
その時、真ん中の魔物が急に立ち止り砂煙を上げる。 魔物は顔を真っ直ぐ上げて遠吠えをした。 あいつ何しやがった? 嫌な予感がする。オレの頬に冷や汗が伝い、オレは顔を戻す。 腕を必死に振って走り、小さな水溜りを飛んで避け、大きな水溜りはスニーカーや靴下が濡れるのを構わず走る。 こうなりゃ、汚れる心配をしてる場合じゃねぇ。 カーゴパンツの裾がずぶ濡れだが気にしない。