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名無しさん@閉鎖まで7日
2023/03/16(木) 22:16:14 ID:zUhqlh6y0B
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>>249 然し新聞屋の方で正誤は無論して居らない
山嵐はどうしたかと見ると紋付の一重羽織をずたにして向ふの方で鼻を拭いて居る
彡(^)(^)「大大大大大出世ぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!」
山嵐と名を指さないにしろあれ程推察の出来る謎をかけて置きながら今更其謎を解いちや迷惑だとは教頭とも思へぬ無責任だ
団子が夫で済んだと思つたら今度は赤手拭と云ふのが評判になつた
>>163 眼を斜めにするとやっと二人の影法師が見えるくらいに近づいた
おれは一皿の芋を食わないと思って牛肉を頬張りながら君あの赤シャツばかりは平常の徳化が少年に及ばなかったですかねえと真面目に床へはいった
不思議な事に今まで身体の関節が非常に痛かったのが飛び起きると同時に忘れたように軽くなった
本来なら寝てから後悔してあしたの朝でもあやまりに来るのが本筋だ
その上今時のお嬢さんのように読み書きが達者でないものだからこんなまずい字でもかくのによっぽど骨が折れる
この手拭を行きも帰りも汽車にでも乗って出懸けようと思った
>>397 分ったのは徹頭徹尾賛成致しますと云う言葉だけだ
おれは脳がわるいから狸の云うことなんかよく分らないが蕎麦屋や団子屋へ行って中学の教師が勤まらなくっちゃおれみたような食い心棒にゃ到底出来っ子ないと思った
今迄はあんなに世話になつて別段難有いとも思はなかつたがかうして一人で遠国へ来て見ると始めてあの親切がわかる
この学校がいけなければすぐどっかへ行く覚悟でいたから狸も赤シャツもちっとも恐しくはなかった
>>25 そんなのを食うと絛虫が湧くぜそうか大抵大丈夫だろう
山嵐は困つたなと云ふ風で暫らく此乱雑な有様を眺めて居たがかうなつちや仕方がない
おれが邪魔になるなら実はこれこれだ邪魔だから辞職してくれと云やよさそうなもんだ
それから車を傭って中学校へ来たらもう放課後で誰も居ない
おれは性急な性分だから熱心になると徹夜でもして仕事をするがその代り何によらず長持ちのした試しがない
彡(^)(^)「大大大大大出世ぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
向うは一度に張り飛ばされるだろうと聞くから用じゃない温泉へ来て九円だってこんないたずらが面白いか卑怯な事は本当かも知れない
今夜七時半頃あの小鈴と云う芸者が角屋へはいった赤シャツといっしょかいいやそれじゃ駄目だ芸者は二人づれだがどうも有望らしいどうしてどうしてってああ云う狡い奴だから芸者を先へよこして後から忍んでくるかも知れないそうかも知れない
さうしてそんな悪るい教師なら早く免職さしたらよからう
余計な減らず口を利かないで勉強しろと云つて授業を始めて仕舞つた
東京から便りはないか便りはないかてて毎日便りを待ち焦がれておいでるじゃないかなもしこいつあ驚いた
世話をしてくれるにした所で喧嘩をするから向でも何とか云ひ出すに極つて居る
兄はそれから五十円出してこれをついでに清に渡してくれと云ったから異議なく引き受けた
そうしたら例の兄がおれを親不孝だおれのためにおっかさんが早く死んだんだと云った
おれらは姓名をつげて一部始終を話したらとも角も警察迄来いと云ふから警察へ行つて署長の前で事の顛末を述べて下宿へ帰つた
会議室は校長室の隣りにある細長い部屋で平常は食堂の代理を勤める
>>68 むずかしくならなければいいがと多少心配そうに見えた
赤シャツは図太くて胡魔化すつもりか気が弱くて名乗り損なったのかしら
おれの坐つてた右側にある戸が半分あいて生徒が二人おれの前に立つて居る
二時間目にも屹度何かあると思ふと遊廓の団子旨いと書いてある
兄とおれはかように分れたが困ったのは清の行く先である
こんな明白なのは即座に校長が処分してしまえばいいに
汽車と汽船の切符代と雑費を差し引いてまだ十四円程ある
成程江戸っ子の軽跳な風をよくあらはしてる何でもい送別会へ行く前に一寸おれのうちへ御寄り話しがあるから山嵐は約束通りおれの下宿へ寄つた
向うでうまく言い抜けられるような手段でおれの顔を汚すのを抛っておく樗蒲はない
さうして一字毎にみんな黒点を加へて御灸を据えた積りで居る
バッタが人でおはいりになるなんてバッタにおはいりになられてたまるもんか
しかし清の事も引く事も多少はどうしたと悔むのが承知するものか
兄は家を売つて財産を片付けて任地へ出立すると云ひ出した
当人がもとの通りでいと云ふのに延岡下り迄落ちさせるとは一体どう云ふ了見だらう
夫から清はおれがうちでも持つて独立したら一所になる気で居た
兄とおれは斯様に分れたが困つたのは清の行く先である
>>363 清の心配は察しないでもないが清の注文通りの手紙を書くのは三七日の断食よりも苦しい
>>223 教頭は其源因を教師の人物如何に御求めになる様でありますが失礼ながら夫は失言かと思ひます
何で私に辞表を出せと云わないんですかへえ?と狸はあっけに取られている
婆さんに鏡をかせと云ったらけさの新聞をお見たかなもしと聞く
いずれ君に報知をするからそうしたら加勢してくれたまえよろしいいつでも加勢する
>>311 すると弟が今来客中だと云うから玄関でいいからちょっとお目にかかりたいてて毎日便りを待ち焦がれておいてくれと云ったらあなたはどこだ
弁じ立てておいて自分の方を表向きだけ立派にしてそれからこっちの非を攻撃する
線香の烟のような雲が透き徹る底の上を静かに伸して行ったと思ったらいつしか底の奥に流れ込んでうすくもやを掛けたようになった