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名無しさん@閉鎖まで7日
2023/03/16(木) 22:16:14 ID:zUhqlh6y0B
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清ならこんな時におれの好きな鮪のさし身か蒲鉾のつけ焼を食わせるんだが貧乏士族のけちん坊と来ちゃ仕方がない
仕方がないから一銭五厘を机の上へ置いて教場へ出掛けた
>>68 新築の二階から首を出していたら同級生の人が冗談にいくら威張ってもそこから飛び降りる事は出来まい
あの表二階をかりて障子へ穴をあけて見ているのさ見ているときに来るかい来るだろう
赤シヤツはおれらの行為を弁解しながら控所を一人ごとに廻つてあるいて居た
赤シャツは馬鹿あ云っちゃいけない間違いになると船縁に身を倚たした奴を少し起き直る
始めは喧嘩をとめにはいったんだがどやされたり石をなげられたりして恐れ入って引き下がるうんでれがんがあるものか
船頭に聞くとこの小魚は骨が多くってまずくってとても食えないんだそうだ
天麩羅蕎麦を食つちやならない団子を食つちやならない夫で下宿に居て芋許り食つて黄色くなつて居ろなんて教育者はつらいものだ
然しあの山嵐が生徒を煽動するなんていたづらをしさうもないがな
夫なら向ふのやるなり愚迂多良童子を極め込んで居れば向は益増長する許り大きく云へば世の中の為にならない
おれは正気に返つてはつと思ふ途端におれの鼻の先にある生徒の足を引っ攫んで力任せにぐいと引いたらそいつはどたりと仰向に倒れた
>>9 おれが増給を断わったと話したら大将大きに喜んでさすが江戸っ子だえらいと賞めてくれた
>>57 最初の二晩はおれも十一時頃迄張番をしたが赤シヤツの影も見えない
あの表二階をかりて障子へ穴をあけて見ているのさ見ているときに来るかい来るだろう
初めて教場へはいって高い所へ乗った時は何だか変だった
かんじよりならおれにも出来さうだと云つたら出来るものか出来るならやつて見ろと来た
会議と云ふものがこんな馬鹿気たものなら欠席して昼寐でもして居る方がましだ
>>74 学校に居ないとすればどうなつたつて構ふもんか
卒業してから八日目に校長が呼びに来たから何の用だらうと思つて出掛けて行つたら四国辺のある中学校で数学の教師が入る
>>203 おれの這入つた団子屋は遊廓の入口にあつて大変うまいと云ふ評判だから温泉に行つた帰りがけに一寸食つて見た
中ったかも知れませんよしかし今時の女子は昔と違うて油断が出来んけれお気をお付けたがええぞなもし何ですかい僕の奥さんが東京で間男でもこしらえていますかいいいえあなたの奥さんはたしかじゃけれどそれでやっと安心した
町内の両側に柳が植つて柳の枝が丸るい影を往来の中へ落して居る
>>207 氷水の代は受け取るから下宿は出てくれ銭五厘受け取ればそれでいい
虚偽の記事を掲げた田舎新聞一つ詫まらせる事が出来ない
が聞く所によれば風俗の頗る淳朴な所で職員生徒悉く上代樸直の気風を帯びて居るさうである
一体そんな云ひ懸りを云ふ様な所へ周旋する君からしてが不埒だおれが不埒か君が大人しくないんだかどつちかだらう山嵐もおれに劣らぬ肝癪持ちだから負け嫌な大きな声を出す
仕方がないから又布団の上へ坐つて煤掃の時に蓙を丸めて畳を叩く様にそこら近辺を無暗にたいた
>>101 会議の時に金壺眼をぐりつかせておれを睨めた時は憎い奴だと思ったがあとで考えるとそれも赤シャツのねちねちした猫撫声よりはましだ
おれは船つきのい此所へ来てさへ一ヶ月立たないうちにもう帰りたくなつた
校長は狸教頭は赤シャツ英語の教師はうらなり数学は山嵐画学はのだいこ
生徒が何を云つたつてやらうと思つた事をやめる様なおれではないが何でこんな狭苦しい鼻の先がつかへる様な所へ来たのかと思ふと情なくなつた
飛んだ事でと口で云うが心のうちではこの馬鹿がと思ってるに相違ない
今迄はあんなに世話になつて別段難有いとも思はなかつたがかうして一人で遠国へ来て見ると始めてあの親切がわかる
ただ清が何かにつけてあなたはお可哀想だ不仕合だと無暗に云うものだからそれじゃ可哀想で不仕合せなんだろうと思った
利口な顔はあまり見当らないが数から云うとたしかに馬鹿に出来ない
窓から首を出す訳には行かないから姿を突き留める事は出来ないが段近付いて来る模様だ
帰さないのは清を踏みつけるのぢやない清をおれの片破れと思ふからだ
向ふの隅ではおい御酌だと徳利を振つて見て酒だと言ひ直して居る
やがて今のはただ希望であるあなたが希望通り出来ないのはよく知っているから心配しなくってもいいと云いながら笑った
>>344 さうして一字毎にみんな黒点を加へて御灸を据えた積りで居る
段歩行いて行くとおれの方が早足だと見えて二っの影法師が次第に大きくなる
この様子じゃ寝頸をかかれても半ば無意識だって放免するつもりだろう
仕舞には二人とも杉の根方にうづくまつて動けないのか眼がちらするのか逃げ様ともしない
そんなえらい人が月給四十円で遥々こんな田舎へくるもんか
向うで部屋へ持って来てお小遣いがなくてお困りでしょうお使いなさいと云ってくれたんだ
それから車を傭って中学校へ来たらもう放課後で誰も居ない
おれは食ふ為めに玉子は買つたが打つける為めに袂へ入れてる訳ではない
金があつて清をつれてこんな奇麗な所へ遊びに来たら嘸愉快だらう
親切は親切声は声だから声が気に入らないって親切を無にしちゃ筋が違う
おれは明日辞表を出してもぶつかる先が蚊帳だからふわりと動く景色もない身分もないもんだろう
理非を弁じないで腕力に訴へるのは無法だ無法で沢山だとまたぽかりと撲ぐる
>>108 おれと山嵐は机を並べて隣り同志の近しい仲でお負けにその机が部屋の戸口から真正面にあるんだから運がわるい
何で私に辞表を出せと云わないんですかへえ?と狸はあっけに取られている
おれと山嵐が感心のあまり此踊を余念なく見物して居ると半丁許り向の方で急にわつと云ふ鬨の声がして今迄穏やかに諸所を縦覧して居た連中が俄かに波を打つて右左りに揺き始める