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名無しさん@閉鎖まで7日
2023/03/16(木) 22:16:14 ID:zUhqlh6y0B
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学校へはいって嘘を吐いて胡魔化して陰でこせこせ生意気な悪いたずらをしてそうして大きな面で卒業すれば教育を受けたもんだと癇違いをしていやがる
おれの来たのを見て起き直るが早いか坊っちやん何時家を御持ちなさいますと聞いた
東京に居った時でも蕎麦屋の前を通って薬味の香いをかぐとどうしても暖簾がくぐりたくなった
>>62 なじみの芸者を無人島の松の木の下に立たして眺めていれば世話はない
体中学の先生なんてどこへ行ってもこんなものを相手にするなら気の毒なものだ
>>125 これで天網恢々疎にして洩らしちまったり何かしちゃつまらないぜなに今夜はきっとくるよ
>>118 すると四十円の月給で毎日上等へ這入るのは贅沢だと云ひ出した
もう沢山か沢山でなけりやまだ撲つてやるとぽかんと両人でなぐつたらもう沢山だと云つた
履歴書にもかいときましたが二十三年四ヶ月ですからさそこで思わぬ辺から乗ぜられる事があるんです正直にしていれば誰が乗じたって怖くはないです無論怖くはない怖くはないが乗ぜられる
兄は家を売って財産を片付けて任地へ出立すると云い出した
吾人は信ず吾人が手を下す前に当局者は相当の処分を此無頼漢の上に加へて彼等をして再び教育界に足を入る余地なからしむる事を
えつぽと長い御手紙ぢやなもしと云つたからえ大事な手紙だから風に吹かしては見吹かしては見るんだと自分でも要領を得ない返事をして膳についた
この辞令は東京へ帰るとき丸めて海の中へ抛り込んでしまった
だんまりで辞令を下げて置いて蕎麦を食ふな団子を食ふなと罪な御布令を出すのはおれの様な外に道楽のないものに取つては大変な打撃だ
>>71 いやしくも自分が校の留守番を引き受けながら咎める者のないのを幸に場所もあろうに温泉などへ入湯にいくなどと云うのは大きな失体である
こつちがこんな心配をすればする程清の心を疑ぐる様なもので清の美しい心にけちを付けると同じ事になる
港屋の二階に灯が一つついて汽車の笛がヒユと鳴るときおれの乗つて居た舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなつた
たまに正直な純粋な人を見ると坊ちやんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する
赤シヤツも野だも訴へなかつたなあと二人で大きに笑つた
本当に赤シヤツの策なら僕等は此事件で免職になるかも知れないねわるくすると遣られるかも知れないそんならおれは明日辞表を出してすぐ東京へ帰つちまはあ
赤シャツはそいつは面白い吾々はこれからそう云おうと賛成した
西の方だよと云うと箱根のさきですか手前ですかと問う
それから学校をしまって応うちへ帰って支度を整えて停車場で赤シャツと野だを待ち合せて浜へ行った
其外今日迄見損はれた事は随分あるがまだおれをつらまへて大分御風流で居らつしやると云つたものはない
>>76 野だは二三秒の間毒気を抜かれた体でぼんやりして居たがおや是はひどい
すると此時迄隅の方に三人かたまつて何かつるちゆ食つてた連中がひとしくおれの方を見た
>>223 おれを見る度にこいつはどうせ碌なものにはならないとおやじが云った
仕舞に苦しがつて袖の中からおれの二の腕へ食い付いた
あの顔を見るとどうしたつてそんな不人情な事をしさうには思へないんだがうつくしい人が不人情で冬瓜の水れの様な古賀さんが善良な君子なのだから油断が出来ない
>>146 おれがはいったのを見てみんな申し合せたようにおれの顔を見た
あ愉快だと足をうんと延ばすと何だか両足へ飛び付いた
この容子じゃおれの天麩羅や団子の事も知ってるかも知れない
しかしだれがしたと聞かれた時に尻込みをするような卑怯な事はただの度もなかった
教頭の職をもつてるものが何で角屋へ行つて泊つたと山嵐はすぐ詰りかけた
バッタを床の中にはおれより背が高くって強そうなのが居るのかい
こんな事が毎晩あつても命のある間は心配にやなりません
>>153 婆さんおれの立つときに少風邪を引いて居たが今頃はどうしてるか知らん
おれが馳け出して二間も来たかと思ふと廊下の真中で堅い大きなものに向脛をぶつけてあ痛いが頭へひく間に身体はすとんと前へ抛り出された
あなたの仰やる通りだと下宿屋の婆さんの云ふ事は信ずるが教頭の云ふ事は信じないと云ふ様に聞えるがさう云ふ意味に解釈して差支ないでせうかおれは一寸困つた
>>80 そのうち燗徳利が頻繁に往来し始めたら四方が急に賑やかになった
それからうちへ帰ってくると宿の亭主がお茶を入れましょうと云ってやって来る
港屋の二階に灯がつついて汽車の笛がヒューと鳴るときおれの乗っていた舟は磯の砂へざぐりと舳をつき込んで動かなくなった
自分の分を奇麗に食い尽して五六間先へ遠征に出た奴もいる
>>181 野だが山嵐を見て天麩羅と云つて目くばせをしたが山嵐は取り合はなかつた
利口な顔はあまり見当らないが数から云うとたしかに馬鹿に出来ない
清はおれの事を欲がなくって真直な気性だと云ってほめるがほめられるおれよりもほめる本人の方が立派な人間だ
途中から小倉の制服を着た生徒にたくさん逢ったがみんなこの門をはいって行く
おれと赤シャツとは今までの行懸り上到底両立しない人間だが君の方は今の通り置いても害にならないと思ってるんだおれだって赤シャツと両立するものか
しかし新聞が赤シャツの云う事をそう容易く聴くかね聴かなくって
土佐っぽの馬鹿踊なんか見たくもないと思つたけれども折角山嵐が勧めるもんだからつい行く気になつて門へ出た
その晩母が山城屋に詫びに行ったついでに袷の片袖も取り返して来た
鈴ちゃん僕が紀伊の国を踴るからつ弾いて頂戴と云い出した
>>54 汽車にでも乗って出懸けようと例の赤手拭をぶら下げて停車場まで来ると二三分前に発車したばかりで少々待たなければならぬ
>>279 顔はふくれているがこんな結構な男を捨てて赤シャツに靡くなんてマドンナもよっぼど気の知れないおきゃんだ
元は身分のあるものでも教育のない婆さんだから仕方がない
それから少し雑談をしているうちにうらなり君の送別会をやる事やついてはおれが酒を飲むかと云う問やうらなり先生は君子で愛すべき人だと云う事や赤シャツはいろいろ弁じた
>>3 おれが野芹川の土手の話をしてあれは馬鹿野郎だと云ったら山嵐は君はだれを捕まえても馬鹿呼わりをする
色の白いハイカラ頭の脊の高い美人と四十五六の奥さんとが並んで切符を売る窓の前に立つて居る
>>24 皆夫れ相応に威張つてるんだがこのうらなり先生の様に在れどもなきが如く人質に取られた人形の様に大人しくしてゐのは見た事がない
わるくならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい
どうか気を付けてくれたまえ気を付けろったってこれより気の付けようはありません