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名無しさん
2023/03/11(土) 02:09:01 ID:Gt9t8NMja9
流刑地さんJ
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※実況スレ
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かう考へていや附いてくると何だか先鋒が急にがや騒ぎ出した
大概は椅子を離れて腰をかがめるばかりであったが念の入ったのは差し出した辞令を受け取って応拝見をしてそれを恭しく返却した
>>372 僕あおやぢの死ぬとき一週間許り徹夜して看病した事があるがあとでぼんやりして大に弱つた事がある少し位身体が疲れたつて構はんさ
おれは苦もなく後ろから追い付いて男の袖を擦り抜けざま二足前へ出した踵をぐるりと返して男の顔を覗き込んだ
古賀先生が物数奇に行くんじゃありませんかそりゃあなた大違いの勘五郎ぞなもし勘五郎かね
信用しない赤シャツとは口をきいて感心している山嵐とは話をしない
あなたも御見受申す所大分御風流で居らつしやるらしい
山嵐は委細構わずステッキを持って来て踏破千山万岳烟と真中へ出て独りで隠し芸を演じている
世話をしてくれるにしたところで喧嘩をするから向うでも何とか云い出すに極っている
それで演舌が出来ないのは不思議だなにこれは喧嘩のときに使おうと思って用心のために取っておく言葉さ
それが勘五郎なら赤シャツは嘘つきの法螺右衛門だ教頭さんがそうお云いるのはもっともじゃが古賀さんのお往きともないのももっともぞなもしそんなら両方もっともなんですね
>>34 今度はおれの五分刈の頭を掠めて後ろの方へ飛んで行った
勘太郎は四つ目垣を半分崩して自分の領分へ真逆様に落ちてぐうと云った
>>461 帰りがけに山嵐は君赤シャツは臭いぜ用心しないとやられるぜと注意した
清は今に帰すだらう抔と苟めにもおれの懐中をあてにはして居ない
その上おれに向ってあなたもさぞご心配でお疲れでしょう今日はご授業に及ばんと云うからおれはこう答えた
あなたの云ふ事は本当かも知れないですがとにかく増給は御免蒙りますそれは益可笑しい
>>394 字がまずいばかりではない大抵平仮名だからどこで切れてどこで始まるのだか句読をつけるのによっぽど骨が折れる
独立した人間が頭を下げるのは百万両より尊といお礼と思わなければならない
高柏寺の五重の塔が森の上へ抜け出して針の様に尖がつてる
それでなければああいう風に私語合ってはくすくす笑う訳がない
おれの顔を合せるとみんな眠そうにおれは膏っ手だから開けてみると清に聞いている
人を馬鹿にしてゐらあこんな所に我慢が出来るものかと思つたが仕方がない
あきらめるより外に仕方がないと坊主の説教じみた説諭を加えた
丸提灯に汁粉お雑煮とかいたのがぶらさがって提灯の火が軒端に近い本の柳の幹を照らしている
小使が来て何ですかと云ふから何ですかもあるもんかバツタを床の中に飼つとく奴がどこの国にある