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名無しさん (ワッチョイ 1509-bd37)
2023/03/11(土) 17:15:09 ID:Gr4++xh803
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救いはないのですか?
※実況スレ
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いか銀が難癖をつけておれを追ひ出すかと思ふとすぐ野だ公が入れ替つたりどう考へても宛にならない
つまり新聞屋にかれた事はうそにせよ本当にせよ詰りどうする事も出来ないものだ
今日の送別会へ行くのかい行くとも君は?おれは無論行くんだ
>>148 おれは芋は大好きだと明言したには相違ないがかう立てつけに芋を食はされては命がつかない
よしんば今一歩譲つて下宿の主人が主人ぢやない婆さんですどちらでも宜しい
浮がなくって釣をするとかえって反動を起していけないでしょう
此位関係の深い人の事だから会議室へ這入るや否やうらなり君の居ないのはすぐ気がついた
伊万里だって瀬戸物じゃないかと云ったら博物はえへへへへと笑っていた
田舎者は人がわるいさうだから気をつけて苛い目に遭はない様にしろ
それでこの件についてはあくまで尽力するつもりだからどうかあしからずなどと半分謝罪的な言葉を並べている
夫で愈となつたら温泉の町で取つて抑へるより仕方がないだらう喧嘩事件は喧嘩事件としてかさうさ
学校はそれでいいのだが下宿の方はそうはいかなかった
ところが行くときは必ず西洋手拭の大きな奴をぶら下げて行く
>>175 漸くつらまへて針をとらうとするが中取れない
>>94 挨拶をしたうちに教頭のなにがしと云うのが居た
>>46 彡(^)(^)「大大大大大出世ぇ!!!」
なぜと聞くと今夜は古賀に気の毒だからそれにどうせ撲るくらいならあいつらの悪るい所を見届けて現場で撲らなくっちゃこっちの落度になるからと分別のありそうな事を附加した
いよいよ約束が極まってもう立つと云う三日前に清を尋ねたら北向きの三畳に風邪を引いて寝ていた
>>46 会議と云うものがこんな馬鹿気たものなら欠席して昼寝でもしている方がましだ
>>81 船頭は一人で舟は細長い東京辺では見た事もない恰形である
部屋のなかは少し暗くなって前の時より見にくくなったからとうとう椽鼻へ出て腰をかけながら鄭寧に拝見した
赤シヤツは時帝国文学とか云ふ真赤な雑誌を学校へ持つて来て難有さうに読んでゐる
外に大きな箱を四っ許積み込んで赤ふんは岸へ漕ぎ戻して来た
二年前ある人の使に帝国ホテルへ行った時は錠前直しと間違えられた事がある
それで釣に行くとか文学書を読むとかまたは新体詩や俳句を作るとか何でも高尚な精神的娯楽を求めなくってはいけないだまって聞いてると勝手な熱を吹く
が聞く所によれば風俗の頗る淳朴な所で職員生徒悉く上代樸直の気風を帯びて居るさうである
おれは六尺ぐらいだから並んでその三十円を坊っちゃんが東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上とかいて貼りつけてあるには相違ないと云うからやろうと思って辛防してくれと云った
いつそ思ひ切つて学校で嘘をつく法とか人を信じない術とか人を乗せる策を教授する方が世の為にも当人の為にもなるだらう
婆さんの話を聞いてはっと思って飛び出して来たが実はうらなり君にもうらなりのおっ母さんにも逢って詳しい事情は聞いてみなかったのだ
是で中学の教頭が勤まるならおれなんか大学総長がつとまる
それじゃ僕も二十四でお嫁をお貰いるけれ世話をしておくれんかなと田舎言葉を真似て頼んでみたらお婆さん正直に本当かなもしと聞いた
>>161 暑い時には散歩でもしないと宿直も骨でせうと校長がおれの散歩をほめたよと云つて面倒臭いからさつさと学校へ帰つて来た
>>55 生徒が何を云ったってやろうと思った事をやめるようなおれではないが何でこんな狭苦しい鼻の先がつかえるような所へ来たのかと思うと情なくなった
清は玄関付きの家でなくつても至極満足の様子であつたが気の毒な事に今年の二月肺炎に罹つて死んで仕舞つた
しかしこんな田舎者に弱身を見せると癖になると思ったからなるべく大きな声をして少々巻き舌で講釈してやった
錠をかけてあるのか机か何か積んで立て懸けてあるのか押しても押しても決して開かない
然しだれがしたと聞かれた時に尻込みをする様な卑怯な事は只の一度もなかつた
ちと道楽にお始めなすってはいかがですと飛んでもない勧誘をやる
おれはかう考へて何か云はうかなと考へて見たが云ふなら人を驚ろかす様に滔と述べたてなくつちや詰らないおれの癖として腹が立つたときに口をきくと二言か三言で必ず行き塞つて仕舞ふ
車屋がどちらへ参りますと云うからだまって尾いて来い今にわかると云ってすたすたやって来た
物理学校でさへおれ位な声が出るのに文学士がこれぢや見つともない
君は?と聴き返すと今日校長室でまことに気の毒だけれども事情やむをえんから処決してくれと云われたとの事だ
>>24 此男がやがていやあはあと呑気な声を出して妙な謡をうたひながら太鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く
>>265 この宿直部屋は二階じゃないからいくらどしんと倒れても構わない
四つ角を二三日前台所でございましょうとしばらく考えていた
隣りも後ろも一尺五寸以内に生きた人間が居て其人間が又切れる抜き身を自分と同じ様に振り舞はすのだから余っ程調子が揃はなければ同志撃を始めて怪我をする事になる
>>135 なじみの芸者を無人島の松の木の下に立たして眺めていれば世話はない
喧嘩をしても回向院の相撲の様な心持のい喧嘩は出来ないと思つた
大抵は十三四人漬つてるがたまには誰も居ない事がある
>>80 会場へはいると回向院の相撲か本門寺の御会式のように幾旒となく長い旗を所々に植え付けた上に世界万国の国旗をことごとく借りて来たくらい縄から縄綱から綱へ渡しかけて大きな空がいつになく賑やかに見える
かうして歩行いてるうちには下宿とか何とか看板のあるうちを目付け出すだらう
>>60 上等の切符で下等へ乗るに不都合はなかろう
>>211 しかし人間だから何か娯楽がないと田舎へ来て狭い土地では到底暮せるものではない
>>186 仕方がないから一銭五厘を机の上へ置いて教場へ出掛けた
おれは机の上にあつた一銭五厘を出して是をやるから取つて置け
山門のなかへ落ちた奴は右の方でもちゃんと心得ますと云うからやめた
隣りのものが一秒でも早過ぎるか遅過ぎれば自分の鼻は落ちるかも知れない
こう考えてみようぐらいの挨拶をしておれの天麩羅と云ったから狸のように軽くなった
>>57 校長は今に職員に紹介してやるから一其人に此辞令を見せるんだと言つて聞かした
会場は花晨亭と云つて当地で第一等の料理屋ださうだがおれは一度も足を入れた事がない