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名無しさん (ワッチョイ 1509-bd37)
2023/03/11(土) 17:15:09 ID:Gr4++xh803
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救いはないのですか?
※実況スレ
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マドンナと云うのは何でも赤シャツの馴染の芸者の渾名か何かに違いないと思った
バツタが驚ろいた上に枕の勢で飛び上がるものだからおれの肩だの頭だの鼻の先だのへくつ付いたりぶつかつたりする
山嵐は馬鹿に大きな声を出して芸者芸者と呼んでおれが剣舞をやるから三味線を弾けと号令を下した
>>184 所へ待ちかねたうらなり君が気の毒さうに這入つて来て少用事がありまして遅刻致しましたと慇懃に狸に挨拶をした
おれは宿直事件で生徒を謝罪さしてまあ是ならよからうと思つて居た
あくる日新聞のくるのを待ちかねて披いて見ると正誤所か取り消も見えない
驚いたのはおれがいか銀の座敷を引き払うと翌日から入れ違いに野だが平気な顔をしておれの居た部屋を占領した事だ
すると前の方にゐる連中はしきりに何だ地方税の癖に引き込めと怒鳴つてる
>>85 忍法帖のようなものをしたとしても、時間を待てばLEVELは上がるので何の意味もない
>>100 こは士族屋敷で下宿屋抔のある町ではないからもつと賑やかな方へ引き返さうかとも思つたが不図い事を考へ付いた
生徒が何を云ったってやろうと思った事をやめるようなおれではないが何でこんな狭苦しい鼻の先がつかえるような所へ来たのかと思うと情なくなった
それにしても世の中は不思議なものだ虫の好かない奴が親切で気のあった友達が悪漢だなんて人を馬鹿にしている
早過ぎるならゆっくり云ってやるがおれは江戸っ子だから君等の言葉は使えない分らなければ分るまで待ってるがいいと答えてやった
正面からは受け留めにくいがおれはもう赤シヤツに対して不信任を心の中で申し渡して仕舞つた
おれはこへ来てから毎日住田の温泉へ行く事に極めて居る
いか銀が難癖をつけておれを追ひ出すかと思ふとすぐ野だ公が入れ替つたりどう考へても宛にならない
つまり新聞屋にかれた事はうそにせよ本当にせよ詰りどうする事も出来ないものだ
今日の送別会へ行くのかい行くとも君は?おれは無論行くんだ
>>148 おれは芋は大好きだと明言したには相違ないがかう立てつけに芋を食はされては命がつかない
よしんば今一歩譲つて下宿の主人が主人ぢやない婆さんですどちらでも宜しい
浮がなくって釣をするとかえって反動を起していけないでしょう
此位関係の深い人の事だから会議室へ這入るや否やうらなり君の居ないのはすぐ気がついた
伊万里だって瀬戸物じゃないかと云ったら博物はえへへへへと笑っていた
田舎者は人がわるいさうだから気をつけて苛い目に遭はない様にしろ
それでこの件についてはあくまで尽力するつもりだからどうかあしからずなどと半分謝罪的な言葉を並べている
夫で愈となつたら温泉の町で取つて抑へるより仕方がないだらう喧嘩事件は喧嘩事件としてかさうさ
学校はそれでいいのだが下宿の方はそうはいかなかった
ところが行くときは必ず西洋手拭の大きな奴をぶら下げて行く
>>175 漸くつらまへて針をとらうとするが中取れない
>>94 挨拶をしたうちに教頭のなにがしと云うのが居た
>>46 彡(^)(^)「大大大大大出世ぇ!!!」
なぜと聞くと今夜は古賀に気の毒だからそれにどうせ撲るくらいならあいつらの悪るい所を見届けて現場で撲らなくっちゃこっちの落度になるからと分別のありそうな事を附加した
いよいよ約束が極まってもう立つと云う三日前に清を尋ねたら北向きの三畳に風邪を引いて寝ていた
>>46 会議と云うものがこんな馬鹿気たものなら欠席して昼寝でもしている方がましだ
>>81 船頭は一人で舟は細長い東京辺では見た事もない恰形である
部屋のなかは少し暗くなって前の時より見にくくなったからとうとう椽鼻へ出て腰をかけながら鄭寧に拝見した
赤シヤツは時帝国文学とか云ふ真赤な雑誌を学校へ持つて来て難有さうに読んでゐる
外に大きな箱を四っ許積み込んで赤ふんは岸へ漕ぎ戻して来た
二年前ある人の使に帝国ホテルへ行った時は錠前直しと間違えられた事がある
それで釣に行くとか文学書を読むとかまたは新体詩や俳句を作るとか何でも高尚な精神的娯楽を求めなくってはいけないだまって聞いてると勝手な熱を吹く
が聞く所によれば風俗の頗る淳朴な所で職員生徒悉く上代樸直の気風を帯びて居るさうである
おれは六尺ぐらいだから並んでその三十円を坊っちゃんが東京へ帰り申候につき左様御承知被下度候以上とかいて貼りつけてあるには相違ないと云うからやろうと思って辛防してくれと云った
いつそ思ひ切つて学校で嘘をつく法とか人を信じない術とか人を乗せる策を教授する方が世の為にも当人の為にもなるだらう
婆さんの話を聞いてはっと思って飛び出して来たが実はうらなり君にもうらなりのおっ母さんにも逢って詳しい事情は聞いてみなかったのだ
是で中学の教頭が勤まるならおれなんか大学総長がつとまる
それじゃ僕も二十四でお嫁をお貰いるけれ世話をしておくれんかなと田舎言葉を真似て頼んでみたらお婆さん正直に本当かなもしと聞いた
>>161 暑い時には散歩でもしないと宿直も骨でせうと校長がおれの散歩をほめたよと云つて面倒臭いからさつさと学校へ帰つて来た
>>55 生徒が何を云ったってやろうと思った事をやめるようなおれではないが何でこんな狭苦しい鼻の先がつかえるような所へ来たのかと思うと情なくなった
清は玄関付きの家でなくつても至極満足の様子であつたが気の毒な事に今年の二月肺炎に罹つて死んで仕舞つた
しかしこんな田舎者に弱身を見せると癖になると思ったからなるべく大きな声をして少々巻き舌で講釈してやった
錠をかけてあるのか机か何か積んで立て懸けてあるのか押しても押しても決して開かない
然しだれがしたと聞かれた時に尻込みをする様な卑怯な事は只の一度もなかつた
ちと道楽にお始めなすってはいかがですと飛んでもない勧誘をやる
おれはかう考へて何か云はうかなと考へて見たが云ふなら人を驚ろかす様に滔と述べたてなくつちや詰らないおれの癖として腹が立つたときに口をきくと二言か三言で必ず行き塞つて仕舞ふ
車屋がどちらへ参りますと云うからだまって尾いて来い今にわかると云ってすたすたやって来た
物理学校でさへおれ位な声が出るのに文学士がこれぢや見つともない
君は?と聴き返すと今日校長室でまことに気の毒だけれども事情やむをえんから処決してくれと云われたとの事だ
>>24 此男がやがていやあはあと呑気な声を出して妙な謡をうたひながら太鼓をぼこぼんぼこぼんと叩く