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それでも動く名無し@転載禁止
2023/02/17(金) 19:22:45 ID:XetfrqQwd7
マックス・プランク天文学研究所(MPIA)のDiana Kossakowskiさんを筆頭とする研究チームは、約31光年先という比較的近いところにある地球に近い質量の太陽系外惑星を発見したとする研究成果を発表しました。「ウォルフ1069 b」(Wolf 1069 b)と呼ばれるこの系外惑星はハビタブルゾーンに位置しており、昼側の表面に液体の水が存在する可能性もあるようです。
ウォルフ1069 bは主星から約0.0672天文単位(※1)しか離れていないため、常に同じ面を地球に向けている月のように、主星の潮汐作用によって自転と公転の周期が同期した潮汐固定(潮汐ロック)の状態にあるとみられています。潮汐固定された惑星は主星に面した側が常に昼、反対側は常に夜の状態になります。
約31光年というウォルフ1069 bまでの距離は、プロキシマ・ケンタウリb(約4.3光年)、GJ 1061 d(約12光年)、ティーガーデン星c(約12.5光年)、GJ 1002 bおよびGJ 1002 c(約15.8光年)に次いで、保守的なハビタブルゾーンにある地球に似た質量の系外惑星としては6番目に近いとされています。ウォルフ1069 bはバイオシグネチャー(生命存在の兆候とみなされる物質)を探索する上で数少ない目標天体の1つとみなされており、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が建設を進めている口径39mの「欧州超大型望遠鏡(ELT)」による将来の観測に期待が寄せられています。
https://sorae.info/astronomy/20230209-wolf1069b.html
https://i.imgur.com/GplNBQi.jpg
https://i.imgur.com/RuZy13N.jpg
ウォルフ1069 bは主星から約0.0672天文単位(※1)しか離れていないため、常に同じ面を地球に向けている月のように、主星の潮汐作用によって自転と公転の周期が同期した潮汐固定(潮汐ロック)の状態にあるとみられています。潮汐固定された惑星は主星に面した側が常に昼、反対側は常に夜の状態になります。
約31光年というウォルフ1069 bまでの距離は、プロキシマ・ケンタウリb(約4.3光年)、GJ 1061 d(約12光年)、ティーガーデン星c(約12.5光年)、GJ 1002 bおよびGJ 1002 c(約15.8光年)に次いで、保守的なハビタブルゾーンにある地球に似た質量の系外惑星としては6番目に近いとされています。ウォルフ1069 bはバイオシグネチャー(生命存在の兆候とみなされる物質)を探索する上で数少ない目標天体の1つとみなされており、ヨーロッパ南天天文台(ESO)が建設を進めている口径39mの「欧州超大型望遠鏡(ELT)」による将来の観測に期待が寄せられています。
https://sorae.info/astronomy/20230209-wolf1069b.html
https://i.imgur.com/GplNBQi.jpg
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