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【人】夏目漱石という人について知っていること🤥 (1000)

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💊🤥隔離病棟🤥🏥
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>>602
時計を見ると十時半だ

甥は何と思って清の自慢を聞いていたか分らぬ

帰りがけに君何でもかんでも三時過すぎまで学校にいさせるのは愚おろかだぜと山嵐に訴えたら山嵐はそうさアハハハと笑ったがあとから真面目まじめになって君あまり学校の不平を云うといかんぜ

しかし不思議なもので三年立ったらとうとう卒業してしまった

>>214

そんならなぜ置いた

>>781
眼が三つあるのは珍めずらしい

かえってこの清と云う下女に気の毒であった

一時間あるくと見物する町もないような狭せまい都に住んで外に何にも芸がないから天麩羅事件を日露にちろ戦争のように触ふれちらかすんだろう

>>676
ただ困るのはどっちが悪る者だか判然しない

どうするか見ろと済すまして顔を洗って部屋へ帰って待ってると夕べの下女が膳を持って来た

よく先生が品切れにならない

君釣つりはあまり好きでないと見えますねと赤シャツが聞くからええ寝ねていて空を見る方がいいですと答えて吸いかけた巻烟草まきたばこを海の中へたたき込んだらジュと音がして艪ろの足で掻き分けられた浪なみの上を揺ゆられながら漾ただよっていった

大方清きよがすきだからその魂たましいが方々のお婆ばあさんに乗り移るんだろう

>>826
そりゃ強い事は堀田さんの方が強そうじゃけれどしかし赤シャツさんは学士さんじゃけれ働きはある方かたぞなもし

赤シャツがホホホホと笑ったのはおれの単純なのを笑ったのだ

>>925
これも親譲りの無鉄砲が祟たたったのである

第一方角が違う

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宿直をして外へ出るのはいい事だか悪わるい事だかしらないがこうつくねんとして重禁錮じゅうきんこ同様な憂目うきめに逢あうのは我慢の出来るもんじゃない

禅宗ぜんしゅう坊主だってこれよりは口に栄耀えようをさせているだろう

おれはこれでも学資のあまりを三十円ほど懐ふところに入れて東京を出て来たのだ

向うで部屋へ持って来てお小遣いがなくてお困りでしょうお使いなさいと云ってくれたんだ

十五畳じょうの表二階で大きな床とこの間まがついている

気を付けろったってこれより気の付けようはありません

>>341
小供の癖くせに乙おつに毒気を持ってる

罰金ばっきんを出したまえと云った

錠じょうをかけてあるのか机か何か積んで立て懸かけてあるのか押おしても押しても決して開かない

先達せんだって通町とおりちょうで飲んだ氷水の代だと山嵐の前へ置くと何を云ってるんだと笑いかけたがおれが存外真面目まじめでいるのでつまらない冗談じょうだんをするなと銭をおれの机の上に掃はき返した

おれがいつ下宿の女房に足を拭かせた

>>959
あんまりないが子供の時小梅こうめの釣堀つりぼりで鮒ふなを三匹びき釣った事がある

痛かったから勘太郎を垣根へ押しつけておいて足搦あしがらをかけて向うへ倒たおしてやった

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しかし今時の女子おなごは昔むかしと違ちごうて油断が出来んけれお気をお付けたがええぞなもし

靴くつを脱ぬいで上がるとお座敷ざしきがあきましたからと下女が二階へ案内をした

しかし清は心配しているだろう

しかしほかの連中はみんな大人おとなしくご規則通りやってるから新参のおればかりだだを捏こねるのもよろしくないと思って我慢がまんしていた

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>>875
随分持てあました

やにもったいぶっていた

汽車と汽船の切符代と雑費を差し引いてまだ十四円ほどある

おれはこう云う単純な人間だから今までの喧嘩はまるで忘れて大いに難有ありがたいと云う顔をもって腰を卸した山嵐の方を見たら山嵐は一向知らん面かおをしている

>>949
ところがこの女はなかなか想像の強い女であなたはどこがお好き麹町こうじまちですか麻布あざぶですかお庭へぶらんこをおこしらえ遊ばせ西洋間は一つでたくさんですなどと勝手な計画を独りで並ならべていた

>>77
誰も入れやせんがな

>>504
だれと指すとその人の名誉に関係するから云えない

>>28
おれは若い女も嫌きらいではないが年寄を見ると何だかなつかしい心持ちがする

今度は向う合せの北側の室へやを試みた

先だっての手紙を見たらさぞ喜んだろう

亭主が君に何を話したんだかおれが知ってるもんか

教頭残念な事をしましたね今のはたしかに大ものに違いなかったんですがどうも教頭のお手際でさえ逃にげられちゃ今日は油断ができませんよ

まして教場の小僧こぞう共なんかには愛嬌あいきょうもお世辞も使う気になれなかった

それでももう一応たしかめるつもりで今朝けさあすこへ寄って詳くわしい話を聞いてきたんだ

しかもこのおれを疑ぐってる

十六七の時ダイヤモンドを拾った夢を見た晩なぞはむくりと立ち上がってそばに居た兄に今のダイヤモンドはどうしたと非常な勢いきおいで尋たずねたくらいだ

　おれは外の言葉には耳を傾かたむけなかったがバッタと云う野だの語ことばを聴きいた時は思わずきっとなった

>>521
東京から便りはないか便りはないかてて毎日便りを待ち焦こがれておいでるじゃないかなもし

>>389
大分時間がある

四杯食おうが五杯食おうがおれの銭でおれが食うのに文句があるもんかとさっさと講義を済まして控所へ帰って来た

>>508
そのうち喇叭が鳴る

大変な遠くへ行かねばならぬ

物騒ぶっそうな所だ

しかしだんだん分ります僕が話さないでも自然と分って来るですと野だは赤シャツと同じような事を云う

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>>457
罰金ばっきんを出したまえと云った

>>24
県庁も見た

いっそ思い切って学校で嘘をつく法とか人を信じない術とか人を乗せる策を教授する方が世のためにも当人のためにもなるだろう

>>882

ええ瘠やせても病気はしません

いくら人間が卑怯だってこんなに卑怯に出来るものじゃない

>>122
大概顔の蒼あおい人は瘠やせてるもんだがこの男は蒼くふくれている

手燭てしょくをつけて一匹ずつ焼くなんて面倒な事は出来ないから釣手つりてをはずして長く畳たたんでおいて部屋の中で横竪よこたて十文字に振ふるったら環かんが飛んで手の甲こうをいやというほど撲ぶった

難船して死にやしないかなどと思っちゃ困るから奮発ふんぱつして長いのを書いてやった

主人は骨董こっとうを売買するいか銀と云う男で女房にょうぼうは亭主ていしゅよりも四つばかり年嵩としかさの女だ

>>252
バッタを知らないのか知らなけりゃ見せてやろうと云ったが生憎あいにく掃き出してしまって一匹ぴきも居ない

わるくならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい

>>882
そらあのあなたをここへ世話をしておくれた古賀先生なもし――あの方の所へお嫁よめに行く約束やくそくが出来ていたのじゃがなもし――

>>637

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勘太郎が落ちるときにおれの袷の片袖がもげて急に手が自由になった

>>411
宿直ですからこれから帰って泊る事はたしかに泊りますと云い捨てて済ましてあるき出した

おれが教頭で赤シャツがおれだったらやっぱりおれにへけつけお世辞を使って赤シャツを冷ひやかすに違いない

>>988
向むこうは一度で済む

汗をかいてる銭を返しちゃ山嵐が何とか云うだろうと思ったから机の上へ置いてふうふう吹いてまた握った

>>811
　船は静かな海を岸へ漕こぎ戻もどる

浮がなくって釣をするのは寒暖計なしで熱度をはかるようなものだ

>>135
　教員が控所ひかえじょへ揃そろうには一時間目の喇叭らっぱが鳴らなくてはならぬ

婆さんは何なんにも知らないから年さえ取れば兄の家がもらえると信じている

>>676
かかる弊風を杜絶とぜつするためにこそ吾々はこの学校に職を奉じているのでこれを見逃みのがすくらいなら始めから教師にならん方がいいと思います

ちょっとはいってみたが西日をまともに受けて苦しくって居たたまれない

こんな連中が寄り合って学校を立てていりゃ世話はない

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>>211
何だか生徒全体がおれ一人を探偵たんていしているように思われた

>>382

この三年間は四畳半に蟄居ちっきょして小言はただの一度も聞いた事がない

さあおれの部屋まで来いと引っ立てると弱虫だと見えて一も二もなく尾ついて来た

ああ愉快だと足をうんと延ばすと何だか両足へ飛び付いた

神楽坂かぐらざかを半分に狭くしたぐらいな道幅みちはばで町並まちなみはあれより落ちる

それにもかかわらずあまりおやじを怖こわいとは思わなかった

全く済まないね

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