【唐澤貴洋殺す】雑談★111【殺害予告禁止】 (1000)

102 核撃てば尊師 2014/02/28(金) 00:44:48 ID:/aSDG4hE

法学の基礎で、「悪法が社会に与える影響」というものをよくやる

簡単に言うと、100個の法律があったとして
そのうちの1つが、あまりにも現実とかけ離れたどうやっても守れるわけがない法律だとする
そうすると、人々はその法律を（堂々と違反するか陰で違反するかの差はあるが）常に破って生きて行く事になる
この状態が続くと、人々に2つの変化が起きる

(1)人々に「法律を破る事」への心理的・社会的なブレーキが無くなる
悪法への法律違反が常態化した結果、他の99個の法律が常識的なものだとしても、それらもしだいに守らなくなっていく
1つの悪法によって人々に植え付けられた「法律など大したものではない」「我々を抑圧する間違ったものである」
「見つからなければ別に構わない」といった意識が
「人を殺してはならない」「盗んではならない」といった法律に対しても及ぶようになっていく

(2)悪法を用いて取り締まる当局を「自分達の生活を不当に乱す敵」と人々がみなすようになり
人々が社会体制に協力しなくなる。秩序を維持しようとも思わなくなる
むしろ人々は取り締まる側が窮乏したり、消滅する事を強く望むようになる


殺害予告という恒心教徒にとって呼吸に等しい行動を抑圧しようとするなら、これは悪法である
悪法に常に違反し続けると、人々が他のルールも守ろうとしなくなるのは上で述べた通りである
この悪法の影響を消す手段はただ1つ、「悪法を撤廃する」ことである

過去にも無差別開示は鳥人間を生み、ジェンヌの規制乱発はピートローズを生んでいる
ここまで明確な具体例が複数あり、理由づけもされている事象に対して
意固地になって悪法を存続させる理由もメリットも無いのである