17 - 3です 2022/02/23(水) 16:14:49 ID:kDSugQSc0
民事訴訟は本当に書類のやり取り中心なので見どころある裁判は少ないのですが
1つだけ特筆性のある裁判がありました
某公害に関する国を相手取った訴訟です
証言者候補も高齢ということとこのご時世では直接会うのも難しいため証言集めに難航するため
弁護士が次回裁判まで大目に日数を要求していました
「コロナ前は直接会えたので高齢者から高確率で証言をもらえた」
「このご時世なのでどうしても電話中心の接触となり直接交渉と温度差が出て証言得られないケースが増加している」
ときちんと理由を説明して次回日程までに少しでも多くの証言を得て既に姪になっている原告に尽くそうとする姿勢が見られました
社会の問題提起してる風を装って依頼人を食い物にしているパカデブやFKNGと大違いだと思いました
弁護人も善意100%ではないと思いますが依頼人に尽くしている姿勢は確かと思われました
刑事裁判では2事件で計4-5回弁護士が検察官の質問に「意義あり!」しましたが
いずれも棄却されました
ただし棄却がありながらも裁判官から「質問の意味を」「その質問の本件との関係を述べなさい」
など棄却されても異議申し立てにより検察へ何らかの効果が発生するケースも見られました
検察から被告人及び検察から検察側証人への質問についての異議ありでした
その日は弁護人からの質問を聞く機会はありませんでした
裁判員裁判では裁判員から資料についての内容説明を求める場面もありました
長くなるので分割します