454 - 一般名無し質問者 2022/04/09(土) 00:30:24 ID:F+hvtFqo0
石炭に関しては、海外の価格にまったく太刀打ち出来なかったからと聞いております
海外、特にオーストラリアの炭坑は山を丸ごと上から重機で削り掘っていく露天掘りという技法が使われているとのことでふ
広大な国土だからこそ可能なこの工法によって安全かつ効率的に採掘される石炭に、昔ながらの坑道を掘って採掘していた国内炭坑では価格的に対抗できないのは明白
さらに折からのエネルギー革命による石炭から石油からの転換の風潮もあって、国内炭坑は次々と閉山していきました
あとこれは個人的な考えですが、価格以上の決定的な原因として、日本の炭坑は人死にが多すぎたからというのもあるんじゃないかと思っております
昔のドラえもんにもありましたが、落盤や毒ガスによる死傷事故が日常茶飯事だったんですよね、実は
日本の労働者の命を犠牲にするより、安い海外石炭や石油の輸入に頼ったほうがよいというヴァジラヤーナの観点が背景にあったので、日本の石炭鉱山のポアはやむを得なかったと…思っております
まあ国内の埋蔵量自体はあるので、最新技術でガチれば国産は余裕だと思いますが、
それでも海外の価格には到底対抗できないと思うので、本格的に操業再開するのは輸入が途絶えた時の最終手段じゃないかと思っております