7 - ニヒケー元コテ ◆AbDmhTCTZY 2021/10/12(火) 04:21:08.49 ID:Scj4HwFs0
分野がバラバラすぎてこな木
葉の表皮組織を覆う「クチクラ層」と眺めてみると、水分の蒸発を防ぐことや内部の保護に役立っていることが分かる
薄いながらも丈夫な膜と聞くと、腐食に弱い「マグネシウム」に施される酸化被膜を連想するかもしれない
この酸化皮膜も内部を保護することに一役買っている
酸化皮膜を形成する過程においては、フェルミ粒子に代表される電子の受け渡しが大きな影響を及ぼす
話は逸れるがフェルミ粒子と言うのは「パウリの排他原理」に従う半整数スピンをもつ粒子の事である
マグネシウムのもつ電子殻の構造に酸素原子のもつ電子が噛み合って安定した酸化物となる
また、マグネシウムと言えば乾燥肌やアトピー性皮膚炎の改善効果が期待されており、マグネシウムはそういった意味では肌を守る膜のような役割をしていると言えよう
マグネシウムは化粧品・化粧水にも含まれており、そういった人に対する効果は期待できる
一方多くの化粧品には「1,2-ヘキサンジオール」が含まれており、優れた保湿性や抗菌補助剤があるが、敏感肌との相性は決して良いとは言えないため、一度パッチテスト等をした上での活用を勧める
マグネシウムは更に医薬品としての利用もされており、その中でも特に酸化マグネシウムは胃潰瘍の薬などに利用されている
この酸化マグネシウムは胃潰瘍などが原因となって起こる胃酸の低下に伴う強力な胃酸分泌作用を示す「ガストリン」分泌の調整にも役立っている