1 - 一般名無し質問者 2021/10/11(月) 00:32:25.56 ID:rn86aAhqI
理系バージョン
数学、化学、物理、生物の用語を繋げましょう
2 - 一般名無し質問者 2021/10/11(月) 00:41:33.51 ID:/kEAXeyl0
クチクラ層
3 - 一般名無し質問者 2021/10/11(月) 13:43:30.04 ID:V0dbU/NjI
マグネシウム
4 - 一般名無し質問者 2021/10/11(月) 13:59:47.81 ID:dykUuqRX0
パウリの排他原理
5 - 一般名無し質問者 2021/10/11(月) 15:27:41.11 ID:u+PZs9PO0
ヘキサンジオール
6 - スッカー 2021/10/11(月) 18:30:16.37 ID:uYaUS3a40
ガストリン
7 - ニヒケー元コテ ◆AbDmhTCTZY 2021/10/12(火) 04:21:08.49 ID:Scj4HwFs0
分野がバラバラすぎてこな木
葉の表皮組織を覆う「クチクラ層」と眺めてみると、水分の蒸発を防ぐことや内部の保護に役立っていることが分かる
薄いながらも丈夫な膜と聞くと、腐食に弱い「マグネシウム」に施される酸化被膜を連想するかもしれない
この酸化皮膜も内部を保護することに一役買っている
酸化皮膜を形成する過程においては、フェルミ粒子に代表される電子の受け渡しが大きな影響を及ぼす
話は逸れるがフェルミ粒子と言うのは「パウリの排他原理」に従う半整数スピンをもつ粒子の事である
マグネシウムのもつ電子殻の構造に酸素原子のもつ電子が噛み合って安定した酸化物となる
また、マグネシウムと言えば乾燥肌やアトピー性皮膚炎の改善効果が期待されており、マグネシウムはそういった意味では肌を守る膜のような役割をしていると言えよう
マグネシウムは化粧品・化粧水にも含まれており、そういった人に対する効果は期待できる
一方多くの化粧品には「1,2-ヘキサンジオール」が含まれており、優れた保湿性や抗菌補助剤があるが、敏感肌との相性は決して良いとは言えないため、一度パッチテスト等をした上での活用を勧める
マグネシウムは更に医薬品としての利用もされており、その中でも特に酸化マグネシウムは胃潰瘍の薬などに利用されている
この酸化マグネシウムは胃潰瘍などが原因となって起こる胃酸の低下に伴う強力な胃酸分泌作用を示す「ガストリン」分泌の調整にも役立っている
8 - 一般名無し質問者 2021/10/12(火) 12:42:34.74 ID:SlzqOH2DI
文章作成者との出会いに感謝
次
9 - 一般名無し質問者 2021/10/13(水) 12:48:48.18 ID:9V3/He//I
分野は何個かに固めた方がいいかも
10 - 一般名無し質問者 2021/10/13(水) 13:04:25.39 ID:tyPiFAfw0
確かに
漠然とし過ぎていると作りづらいよね
物理とか生物とかジャンル決めて投下する?
11 - 一般名無し質問者 2021/10/14(木) 22:01:16.88 ID:ct32iMs7I
ksk
12 - 一般名無し質問者 2021/10/15(金) 13:47:27.75 ID:rE/nE1vaI
ksk
13 - 一般名無し質問者 2021/10/15(金) 23:10:22.71 ID:65l1/tgf0
ケン化
14 - 一般名無し質問者 2021/10/15(金) 23:48:51.56 ID:T06GvbGo0
反応熱
15 - スッカー 2021/10/16(土) 01:30:21.49 ID:2vGAe3Ca0
四面体型中間体
16 - 一般名無し質問者 2021/10/16(土) 15:46:21.14 ID:UluJBlE80
二項定理
17 - 一般名無し質問者 2021/10/16(土) 16:46:14.28 ID:c5sz6Ldm0
部分部部分分数分解
18 - 一般名無し質問者 2021/10/16(土) 16:52:08.10 ID:RLkswERW0
なめらかな板
19 - 一般名無し質問者 2021/10/16(土) 17:09:06.95 ID:wRcA91cR0
|f(x) − b| < ε
20 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/10/18(月) 02:33:11.51 ID:Fl43MidO0
石鹸を作る際は「鹸化」塩析法でつくるのが主流だが、コールドプロセス(冷製法)という方法では油脂に水酸化ナトリウムを加えて撹拌することで生じる「反応熱」を用いて作ることができる
この方法は加熱が不必要というメリットがあり、初心者でも簡単に石鹸をつくることができる
ここで石鹸について詳しく見ていこう
石鹸とは高級脂肪酸のナトリウム塩を指すことが多く、グリセリンと高級脂肪酸による油脂を原料に用いる
油脂をけん化する際にまず生じるのがカルボニル炭素に水酸化物イオンが結合した「四面体型中間体」であり、不安定な構造を嫌ってアルコキシドイオンはすぐに遊離され、カルボン酸となる
そのカルボン酸は塩基により水素イオンを奪われ、カルボン酸の陰イオンとなり、塩基のもつナトリウムイオンと反応することで高級脂肪酸のナトリウム塩、すなわち石鹸となる
21 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/10/18(月) 03:00:53.94 ID:ytNyZtx30
大きな数を扱うにあたって有効な方法はいくつかある
例えば11^10を考える際、11を10回かけ算するのは少々骨が折れる
そこで有効なのが「二項定理」である
11^10は(10+1)^10と分けることができ、後は二項定理に従って一般項10Cn×10^n(0≦n≦10)を考えてすべて加えることで計算できる
また、大きな数になるものと言えば数列の総数である
数列の総数を求める際に厄介となるのでΣの計算であり、一般項が分かればよいのだが分からない場合に考え方の糸口となるのが「部分分数分解」である
Σ[1,n]1/(k+a)(k+b)を求める際、a≠bの条件を満たせば
Σ[1,n]1/(k+a)(k+b)={1/(b-a)}{(1/(k+a)-1/(k+b)}といった風に部分分数分解が可能である
これによって途中の計算を大幅にカットできる
大きな数を扱う時は仮想条件により考えないという逃げ道もある
小さな数を扱う時にも有効な手段である
これは物理においてでも有効で、例えば摩擦係数が極めて小さい場合、物体は「なめらかな板」の上に置かれていると見なすことができ、摩擦力が働いていない仮想環境として考えることができる
更にはある値に限りなく近づく関数を考える際、ある値を無限大だと仮定すると、限りなく大きな数に向かうものだと見なすことができる
本来ならば「|f(x)-b|<ε」、即ち一様収束を示すのが一般的だが、それが面倒な場合では関数の概形を予想して極限で飛ばしてしまうのが手っ取り早い
このように、ものすごく大きいもの(小さいものもだが)は扱いにくいと思われがちだが、実際は計算の工夫や仮想条件を考えることで案外あっさりと克服できることもある
22 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/10/18(月) 03:02:33.55 ID:ytNyZtx30
7コ全部を繋げるのは流石に厳しかったので2つに分けさせていただきました
文章力唐澤ですみません
23 - 一般名無し質問者 2021/10/18(月) 12:48:16.33 ID:Kq26ntDYI
次は
24 - 一般名無し質問者 2021/10/18(月) 17:05:19.93 ID:4waDl/y00
デカン
自語りになりますが昔水酸化ナトリウムを使って石鹸を作ったことがあり
さすがにそれを自分に使うのは抵抗がありましたね…
25 - 一般名無し質問者 2021/10/18(月) 17:27:00.07 ID:6qU12HOWI
青酸カリ
26 - 一般名無し質問者 2021/10/18(月) 17:37:11.10 ID:XNcLzNXa0
正規直交基底
27 - 一般名無し質問者 2021/10/18(月) 18:59:49.06 ID:4waDl/y00
ラジウム
28 - 一般名無し質問者 2021/10/20(水) 00:04:38.25 ID:yCNQLtMNI
アインシュタイン
29 - 一般名無し質問者 2021/11/06(土) 22:31:09.13 ID:APQ3mmx30
ヘキサン
30 - 一般名無し質問者 2021/11/07(日) 03:33:22.84 ID:aINRGb4G0
なぜ木灰を使わなかったのか
他問自答の日々
31 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/11/09(火) 03:13:59.38 ID:W/a57Wul0
何かを記憶するときは名前と特徴的な事柄しか押さえない人がいるが、それは非常にもったいない
例えば「青酸カリ」と聞くと猛毒と言うことは知っている人は多いだろう
青酸カリを飲めば人間はその猛毒で死ぬ、そう思っている人は多いであろう
しかし、実際は青酸カリの服用による死因は毒性ではなく酸欠である
「正規直交基底」に基づくヒルベルト空間の考案者のジョン・フォン・ノイマンは世界でも類を見ない有能な数学者として知られている
ノイマンは数学以外の分野、例えば物理学、計算機科学、気象学、更には政治・経済学などの言わば文系の学問においても精通しており、20世紀の科学史を語る上で欠かせない人物であるのは言うまでもない
もちろん凄い人である事は変わらないが、日本人の我々はノイマンは長崎に投下されたプルトニウム型原子爆弾の主要開発メンバーであったことや、原子爆弾を京都に落とそうと一生懸命に日本殲滅を唱えた科学者でもあったという悪魔のような面は忘れてはならない
核物質を兵器として利用する研究の起源はある意味キュリー夫妻による「ラジウム」の発見まで遡る
ラジウムはラテン語で放射線という意味であり、元々は放射線の測定実験の過程で偶然発見された物質である
無論キュリー夫妻が核兵器の開発に関わったわけではないが、壊変により高い放射能が存在を示唆した事は後に新たなる物質の発見への期待ではなく、大きなエネルギーを用いたより強い兵器の開発へと目的が移行していった
32 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/11/09(火) 03:14:28.45 ID:xBoeTYBu0
話は変わるがアルベルト・「アインシュタイン」はバートランド・ラッセルと共に1955にラッセル・アインシュタイン宣言による核兵器廃絶・科学技術の平和利用を訴えた
ラッセルの死を経て後にパグウォッシュ会議の開催へと繋がるが、これはアメリカのトルーマン大統領による水素爆弾開発計画(実はノイマンもこれに関わりがあります)への警告の意味合いもあった
戦前は様々な物質を化学兵器にしようという研究が目論まれたのだが(n-「ヘキサン」などがその一例です)、水素爆弾が今までのとは比べものにならない異次元のものであったのは明確であり、
仮に水素爆弾が実践で使用されれば世界の終焉までは時間の問題である事など、ラッセルもアインシュタインも分かっていたのだった
長々と語ったが、アインシュタインで相対性理論しか浮かばない人も多いのだが、それだけで片付けていい人物な訳があるまい
アインシュタインは同じ(両者とも)ユダヤ人の化学者のフリッツ・ハーバーとは対照的とも言える存在である
戦争真っ只中に活躍した人物ではあるが、戦争には否定的だったことは知らない人は意外と多いように思えてならない
物事や人物を記憶という形で捉える際は、時間があるときや興味があることだけでもいいので背景に隠れた言わば"裏の面"や"意外なメカニズム"も知ることでまた新たな見解を得ることが出来るのかもしれない
33 - 一般名無し質問者 2021/11/12(金) 13:05:15.87 ID:VmG6aJWAI
で次のお題
34 - 一般名無し質問者 2021/11/12(金) 20:51:44.09 ID:mQr4mSzu0
アゾ化合物
35 - 一般名無し質問者 2021/11/12(金) 20:56:23.51 ID:gWIup6ytI
C10H22
36 - 一般名無し質問者 2021/11/12(金) 21:25:15.92 ID:Tihx+Y2E0
尿酸
37 - 一般名無し質問者 2021/11/12(金) 23:22:04.84 ID:9wcG9prB0
還元
38 - 一般名無し質問者 2021/11/13(土) 01:47:05.58 ID:B7IASI0R0
ゲラニルゲラニル二リン酸
39 - 一般名無し質問者 2021/11/30(火) 01:51:13.46 ID:oM1GPTW00
有機硫黄化合物
40 - 一般名無し質問者 2021/11/30(火) 12:57:40.92 ID:Mbrr4QtZ0
カプロラクタム
41 - 一般名無し質問者 2022/01/05(水) 00:11:35 ID:gFI+opab0
バイオインフォマティクス
42 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2022/01/06(木) 02:13:26 ID:H22LeTKy0
「アゾ化合物」の利用例の大半がアゾ染料としての染料である
ただ、アゾ化合物内のアゾ基(N=N)は不安定であり、急激な加熱により窒素のみならず、シアン化ガスまで発生させてしまう
急激な加熱が危険なのは「デカン」などの炭化水素でも同様である
加熱と言えば、こんな利用方法も考えられる
人間の血漿に多く含まれる「尿酸」は強力な「還元」剤として作用することで知られているのだが、人間には尿酸を分解する酵素である尿酸オキシダーゼを持っていないがためにアラントインにまで分解することができない
しかし、加熱により尿酸を食品から予め分解させておくことで少しでも尿酸を減らすことにつながり、結果として痛風のリスクを軽減できるのではないか?という指摘もある
43 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2022/01/06(木) 02:36:09 ID:lO2aXZwE0
「ゲラニルゲラニル二リン酸」の構造はビタミンE(トコフェロール)の側鎖の中に含まれている
ビタミンEは脂溶性ビタミンの仲間であり、水には溶けにくい反面、油には溶けやすいことが知られている
ビタミンEの効用としては血行促進や血液をサラサラにするなどがあり、ニンニク中に含まれる「有機硫黄化合物」であるアリシンと同様である
有機硫黄化合物は大気汚染の原因物質など、悪い側面に焦点が当てられがちだが、近年になって新たな知見が生まれつつあることは忘れてはならない
有機硫黄化合物を触媒にした「カプロラクタム」の合成などの合成繊維を製造するプロセスの研究、更には「バイオインフォマティクス」による硫黄という元素を化学的ではなく、生物学的な観点から捉えるという研究がその一例である
2つともやや無理がありますが、どうかお許しくださいませm(_ _)m
45 - 一般名無し質問者 2022/01/30(日) 18:48:42 ID:7/o5kqjV0
明らかに無茶なものまとめるニヒコテ師いつもスゲーなぁと思う
46 - 一般名無し質問者 2022/01/30(日) 18:52:43 ID:8bXqf5UYI
ウメタテ
77 - 一般名無し質問者 2023/01/13(金) 10:07:19 ID:NwbLTBGT0