6 - しば塾 ◆2Vesh.FSeQ 2021/10/06(水) 08:45:18.17 ID:17EceB4d0
前時代の王朝の君主が権力を失った後も「神聖」視され宗教的影響力を持つ例は
いくつもある、東周時代の周の天子やアッバース朝のカリフ日本の天皇などだ
その中で日本の天皇はのちに再び権力を取り戻し「大日本帝国」の君主となったが
これは特殊な例である。このような君主は世俗的権力に加え宗教的にも
大きな力を持っているのでかつて神聖ローマ帝国で起こった「カノッサの屈辱」
に代表される叙任権闘争などの宗教勢力と世俗権力との争いがなく
安定した政治運営を行える、そんな大日本帝国も第二次世界大戦によって滅亡し
以後は民主制の国家となった。民主制自体は古代ギリシャから行われている
政治制度でありこの政治制度ではいかに独裁者が出なくなるかが大事である
古代ギリシャの時は「陶片追放」で独裁者となりそうな人物を追放したし
近代以降では三権分立などで権力を集中しないようにした。また大統領制の
国家では大統領の任期を制限したりしているところも多い。