17 - 虚無呼弖 ◆AbDmhTCTZY 2021/10/23(土) 01:50:11.97 ID:X4udR56J0
言Jで大変申し訳ありません
推敲したものを再掲
外務省とドイツの日本大使館間の情報交換は元々乱数表を用いた無線通信による暗号電報が使用されていました
しかしながら戦況の悪化に伴い暗号電報の使用が困難となったため、潜水艦U-511に関する情報交換の為に新たに用いられたのが鹿子島弁(早口)でした
U-511に搭乗していた東條(ギャグではない)内閣時代の海軍大臣の野村直邦が鹿児島出身であり、更にドイツの日本大使館には鹿児島出身の職員がいたため鹿子島弁がその方言の難解性から暗号にも重宝されました
日本の軍隊は指揮命令の標準化を目的に方言の使用を禁止しており、方言の使用が薄れていたことや、大使館職員はドイツに長年住んでいて鹿児島弁が薄れていたため始めは苦悩したそうですが、盗聴していた連合国側を欺くことは見事成功しました
(事実使用されていた暗号が鹿子島弁だと分かるのに2ヶ月以上かかったそうで、しかも鹿子島弁と分かっても解読はどのみち難しかったそうです)