36 - 一般名無し質問者 2021/08/16(月) 02:19:51.47 ID:CKYWuEl00
インターネットは検索されないと始まらないため生活のかかっているブロガーは例えばgoogleの検索数から逆算して記事を作成することがあります
またyoutubeで登録者を得るには毎日投稿で視聴者に習慣づけをさせることが前提、むしろ投稿期間が空くとおすすめから外されるなどして再生数が二桁ほど下がるような状態になってしまいます
収益を抜きにしても閲覧されないコンテンツはないものと同じであり、非営利のコンテンツも根本的には同じ問題を共有していました
これらインターネットの構造的欠陥に対処するには事実上他所で一度流行ったものを流用するしかなく、情報発信の分野の外でも例えば二次創作が力を持ったのは手軽さだけではなくSEOの獲得しやすさからでした
これは商業コンテンツだけではなくニコニコの例のアレなども含みます(ホモ学や淫夢実況はコンテンツの二重食いと量産性を兼ね備えていたためことさら大きな影響力を持つことになります)
しかし検索されても閲覧されなければ始まらないわけで、PVを稼ぐ方法に読者の不安や怒りを煽ってそれらを解消させるためコンテンツに誘導するというものがありました
外国人や彼らへの共感者が日本社会に損失を与えているという主張はその環境の中で大きく成長したのだと思われます
最近はスマホ人口の増加によるウェブブラウザの衰退からかゆっくり解説が目を付けられているようで顔出しなしで動画を制作できる特性を活かして伸びたチャンネルを買い取る業者がいるようです
最近摘発されたファスト映画も(いわゆるレビュー動画と違って)ヘイト消費にこそ頼らなかったものの映画タイトルのSEOを活かして再生数を得たという点では変わらず、インターネットで成長するコンテンツは上記の二つの法則からは逃れられないように見えます
ニコニコ大百科はなぜか過去現在を問わないインターネット全体の愚痴スレのようになっており、例えばディレクトリ型の検索サービスの復活を求める主張はやや興味深く感じました