14 - 一般名無し質問者 2021/08/22(日) 03:00:31.14 ID:9m2P4FcH0
【残留日本兵 - アジアに生きた一万人の戦後】
【林 英一】
大戦終結後様々な理由で復員できずにいた旧日本兵の一部はそのまま配属地で戦闘に従事することになります
現代になって(戦後日本が西側国家であり、多くの旧植民地がソ連の支援と思想を当てにしたことを度外視して)彼らの体験は自ら旧植民地側の義勇兵として参戦したということに一元化されていますが、
現実にはかなりの残留兵が報復を望む現地住民による強制労役や偶発的/意図的な復員の妨害から生じたものであり、また旧連合国側として戦い抜いた残留兵もかなり存在しました
一方志願した側はやはり戦中に日本軍が与えた損害を補償したいという思いが強かったものの、ソ連の軍事支援の充実などから彼らの兵力としての地位は漸減し日本との関係を再構築できなかった多くの国で追放の憂き目にあうことになりました
一万人という表題の通りあまりにカバーする範囲が広いため参考にしづらい部分もあるものの興味を惹かれる内容です