恒心教 原子力庁 バリュケー支局 (168)

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120 - 一般名無し質問者 (sage) 2022/05/17(火) 23:49:47 ID:UYMhcWFf0

>>82
亀レスですが
治療ということなので、高線量で全身被曝した場合を前提とするナリ
放射線による致死は4つに分かれていて、線量低い順に
骨髄死、腸死、中枢神経死、分子死となっているナリ
放射線の生物影響の特徴として、分裂をいっぱいし続ける細胞への致死作用が高いナリ
つまり皮膚の幹細胞や骨髄、腸のクリプト細胞が大ダメージを受けて死んじゃうナリ
骨髄死では骨髄の造血幹細胞が死んで血球が減少した結果、免疫が落ちたり出血傾向になったりして死ぬナリ
一応、比較的低線量の被曝かつ無菌室での治療を行うことで生存の可能性はあるナリ
(おそらく幹細胞移植?)
腸死ではクリプト細胞が死ぬことで粘膜上皮の細胞が作られなくなり、脱水になったり腸内細菌に感染して死ぬナリ
(治療不可らしいから十分な量の移植ができないとかだと思う)
中枢神経死では浮腫が起きて中枢神経を圧迫するナリ
(ここはあんまりわからないけど5日以内で死ぬからまあ無理だと思うナリ)
分子死はあんまり教科書には載ってないけど、全身を構成している分子が切断されることで機能を果たせなくなって死ぬって理解しているナリ

駄文蛇足勉強不足の頭唐澤で申し訳ないですが、こんな感じです