神話学習スレ inバリュケー (170)

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142 - 一般名無し質問者 2022/05/07(土) 02:08:16 ID:EUEUTOwY0

>>139
https://www.lala-fukuoka.jp/?mode=f8
ガネーシャとネズミ
ガネーシャの足元には先の神話にも登場したネズミが描かれていることが多く、これにも理由があります。

ガネーシャが幼い頃、巨大なネズミが彼の友達を怖がらせるようになった。
このネズミの名前は「ムシカ」、元は神々の中の帝王に仕える半神半獣の奏楽神団でした。
ムシカはうっかりヴァマデーバというリシ(神話上の賢者、聖者たち)の足を踏んでしまったことから呪いによってネズミに変えられたと言われています。
ガネーシャはこれを縄でとらえ、ヴァ―ハナにしました。
この逸話から、ガネーシャには「暗闇で増えるネズミの如くとりとめなく湧いてくる雑念を追い払う」という力があると。
また、ネズミは欲望と無智の象徴。
そのネズミをヴァーハナとし乗りこなすことができるガネーシャはそれを完全にコントロールできる聡明さを表現しています。
また大きな象が小さなネズミに乗るということからガネーシャ神はなんでも出来るということを表しているとも。

※ヴァーハナは神々の乗り物。
シヴァはナンディン(乳白色の牡牛)、ヴィシュヌはガルーダ(鷲)、ブラフマーはハンサ(白鳥)をそれぞれ従えています。