6 - ニヒケー元コテ ◆AbDmhTCTZY 2021/06/27(日) 00:39:00.62 ID:VdPSB0BL0
今まであったドレミファソラシドの8音からなる一般的な楽曲(専門用語で調性のある音楽と言いまふ)とは一線を画するものを作りたかったからだと思いまふ
12音技法はドレミファソラシドの8音の中にある4つの黒鍵盤のシャープ・フラットの4音も含めて自分で音を組み合わせて短い小節をつくり、後はオクターブやリズムを変化させたり音の順番を逆転させたりして同じ音から成る小節のユニットを繰り返すという何とも斬新な方法でふ
なぜそれに行き着いたのかまでは分かりませんが当時の音楽は具体的にたくさんの工夫を凝らして具体的な感情を音で奏でるみたいな感じの楽曲が多かった(事実有名なものは大抵これ)のに対して
シェーンベルグの場合は感情的というよりかは抽象的な観念を心に音を媒介して訴えかけるような感じのイメージとなるかと思いまふ