音楽綜合 inバリュケー (232)

←← 掲示板一覧に戻る ← スレッド一覧に戻る

55 - ◆AbDmhTCTZY (sage) 2021/09/16(木) 07:28:44.09 ID:M2rtJOFq0

ドイツのクラッシックにおいて欠かせない人物と言えばベートーヴェンなのでふが、そのベートーヴェンのどこを大事とすべきかでワーグナー派とブルースト派は大きく対立しまふ
ベートーヴェンがあまりにも2者に大きく影響を与えてしまったが故の対立でふ
2者の対立を知るためにはまずベートーヴェンがどんなことをしたかについて知っておく必要がありまふ(ドイツのクラッシックは好きなので少し煩いかもしれませんが書かせてください)
ベートーヴェンが56年の人生の中で遺した最大の功績が正に「古典派音楽の再構造(創造と言う言い方が多いでふ)であり、同時に古典派音楽を破壊し新たな道(ロマン派)を切り開いた」という事でふ
一見矛盾しているように見えまふが、ベートヴェンの作風の変化から考えれば割と妥当な内容となりまふ
まず初期の頃はモーツァルトやハイドンの影響を強く受けていたため、比較的明るい作風でした
難聴が進行するにつれてベートーヴェンはモーツァルトやハイドンの影響とは無関係な新たな作風の道へと歩みを始めるようになりまふ
この次期になると古典派からロマン派への歩みの傾向が見られるようになりまふ
晩年になると現代でも知られる交響曲やピアノソナタが発表された時代となりまふ(この辺りが一番有名ではありまふ)
要するに何が言いたいのかと言うと、ベートーヴェンは大きく分けて2つの作風の影響を受けた時代があったという事でふ
ワーグナーとブルーストは当然ベートーヴェンの影響を受けたのでふが、2者が影響を受けた部分は相異なるものでした
これが対立の原因でふ