112 - ニヒケー元コテ ◆AbDmhTCTZY 2021/10/09(土) 01:09:20.11 ID:/RINwMsI0
あくまでも当職の考え方なのでふが、化学における本質は「日常に溢れている化学現象が『なぜ起こるのか』や実際のものが『なぜその物質が使われているのか、或いはなぜその物質ではないといけないのか』を考察できること」にあると思いまふ
化学は以前も言った通り「日常に反映して目に見える」わけであって、それ故化学は他の理系科目(数学や物理など)以上に身近だと思う人が多いと思いまふ
中学や高校の化学ではさまざまな現象を主に理論化学を通してやるのでふが、その現象は日常においてどう貢献しているのかが分かりにくいがために、ただ単に計算メンドーと思う方も多いのはまあ否定はできません
しかし、その現象を通して貴職ら日常にどのように繋がってるのかを理解することで化学が少し身近に感じることができるかもしれません
例えば凝固点降下は知らない人からすれば水に何か混ぜたら凝固点が下がった、えーそれだけですがー・・・となりまふ
しかしこの凝固点降下はアイスクリームができる理論そのものなのでふ
他にも有機物の分子式を調べる際にも凝固点降下が使われていまふ(燃やす方法しか知らない人が多いでふが、燃やすのは貴重な試料を減らすデメリットの方が多いのでまず使われません)
浸透圧も半透膜がどうのこうのー、ファントホッフの法則でどうたらこうたらーだけでは不十分でふ
ナメクジに塩をかけると死なせることができるのは実はこの浸透圧によるものなのでふ
他にも先ほど述べた分子式を調べる際にもこの浸透圧法は利用されるのでふが、なぜそれが可能なのか、今までの話と浸透圧の仕組みのそもそも論を再度考えることで分かるはずでふ