172 - 一般名無し質問者 2022/04/14(木) 23:45:08 ID:+baPX3+Z0
パーニニですを
Aṣṭādhyāyīの1.2.67以降に
pumān striyā bhrātṛputrau svasṛduhitṛbhyām napuṃsakam...
「strī(女性)」に対する「puṃs(男性)」は、svasṛ(姉妹)やduhitṛ(娘)に対するbhrātṛ(兄弟)やputra(息子)である。napuṃsaka(中性)は...」と言及がありまふ
時代が降って紀元前2世紀にはDionysius ThraxがΤέχνη Γραμματικήで次のように述べました
Γένη μὲν οὖν εἰσι τρία· ἀρσενικόν, θηλυκόν, οὐδέτερον.
「3つの性がある。すなわち男性、女性、中性。」
最近の西洋人の名前はユダヤ人の名前を冒用したものばかりですが、
キリスト教以前の印欧語の人名は文法性と自然性が一致する名前ばかりでしたので(男性:マルクス、ゲオルギオス、アーナンダ。女性:ユリア、エウドキア、スジャーター)、
「決めた」というより印欧人は感覚として名詞の性を持っていて、初めて規則としてその語を用いたのがパーニニだったのではないでしょうか