1 - 一般職員 2016/04/18(月) 12:28:01 ID:h73Qu4Ms
神の使徒(ムハンマド)は、例年どおりお籠りをしにヒラー山へ出かけた。家族も一緒だった。とうとう、神が恩寵により使徒を召命し、人類に慈悲をかけた夜になった。神の命をたずさえ(大天使)ガブリエルが使徒を訪れた。
神の使徒は言った。
私が眠っていると、ガブリエルは、文字の書かれた錦の布をもって私の前に現れ、「誦(よ)め」と言った。私が「何を誦むのか」と言うと、その布で私の首を締めあげたので、死ぬかと思った。彼は私を放し、「誦め」と言った。・・・
彼は言った。「誦め、『創造主であるお前の主の名において。主は、凝血から人間を創造した』。誦め、『お前の主は寛大このうえなく、ペンで教えた。人間に未知なることを教えた』(コーラン96章1-5節)」。
私はそれを誦んだ。誦み終わると、彼は私から去った。私は眠りからさめたが、啓示は心に書きこまれたかのようだった。
・・・私は家族のもとへ向かい、ハディージャ(ムハンマドの妻)のところに帰った。私はすがるように、彼女の膝元に座りこんだ。・・・私が見たことを話すと、彼女は言った。
「従兄弟よ、喜びなさい。しっかりなさい。ハディージャの魂がその手にある御方(神)にかけて、きっと、あなたはこの民(ウンマ)の預言者よ」。
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