もんじゃ焼き (20)

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7 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2019/02/05(火) 14:52:12.10 ID:ehCmXO92I

ポンプのスイッチを押すと機械音とともに徐々にタンク内のもんじゃの素がチューブへ押し出される。全長7、8メートル程のチューブを充填するため、もんじゃの素も結構な量がある。食べきれるかな?今更ながら素朴な疑問を抱く私を尻目にもんじゃの素はチューブをどんどん登り、モニターには白濁した液体が映り始めた。ここからはさらに慎重に手を進める。洋の腹の具合を確かめつつ、私は内視鏡をゆっくりと引き抜いていく。もんじゃの素で視界が効かない分、想像力を掻き立てつつ手の感覚に意識を集中する。肛門を始め、消化管の各部位から生じる異物が引き抜かれる快感と、同時に新たに消化管を異物が満たす苦痛が洋を苛む。身じろぎこそしないものの、吐き気を堪える苦悶の表情と粘り気のある汗が雄弁にその異次元の感覚を物語っている。