207 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2017/12/30(土) 11:38:19.05 ID:C8I1I9GX0
ある時はパン屋。ある時は弁当屋。そしてまたある時は……。
ここは虎ノ門で話題の洋食屋・スリーミリオンキッチン。
欧風カリーやハンバーグなど人気メニューは数あれど、この店の一番人気はミートソース・スパゲッティ。肉と野菜のソースが織りなす重厚なハーモニーが小麦香る麺と絡み合う至高の逸品である。
我々取材班はその美味しさの秘密に迫った。
厨房には全裸のもみあげ紳士がいた。その肛門にエイナスストッパー10で栓をしているためであろうか、その腹部はあたかも妊娠したように大きく膨れて……
いいや違う! 腹部を慈しむようにさすっている紳士の顔は母性に満ち溢れている。彼は本当に妊娠しているのだ。
新たな人物が現れる。その身にまとうコックコートとコック帽は純白。細身ではあるが鍛え上げられた肉体。拳に形作られた特有のタコ。そして全身から漂うワイルドな色気。
間違いない。彼はミートソース担当の、暴力に強い料理人だ。
暴力に強い料理人はまっすぐもみあげ紳士に近づくと、突然紳士の腹を殴打した。たまらず紳士は体を丸めてうずくまるが、料理人はそれを許さず左手一本で紳士のもみあげを掴んで吊り上げる。何という膂力。
料理人は右拳で執拗に腹パンを繰り返した。2発。3発。4発。……10発から後は数えるのも忘れた。我々はただ流星のような拳の軌跡を目で追うだけであった。もみあげ紳士の泣き声に混じって、胎児の断末魔が聞こえたような気がした。
やがてもみあげ紳士が白目をむいて痙攣しだすと、暴力に強い料理人は紳士を調理場の鍋の上で固定する。鍋の上に跨るような不思議な体勢だ。すかさず肛門のエイナスストッパー10が引き抜かれ、紳士は激痛と苦痛のなかで絶頂した。
「でりゅ!でりゅよ!!! あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)」
紳士の拡張された肛門から噴出したのは、ズタズタのミンチになった胎児と、紳士の便であった。しかもただの便ではない。中に見えるのは人参や玉ねぎ、セロリにトマト! 腸内で発酵した野菜の芳醇な香りが、我々の鼻をくすぐった。
肉は粗挽きミンチで、食べごたえの有りそうな大きさだ。指などコリコリして歯ごたえが良さそうである。バラバラに折れた骨は今にも崩れそうなほど脆い。このまま煮込むことによって、ソースにさらなるコクが加わるのだろう。
「少し味見をしてみますか? おや、ソースの中にペニスがあります。どうやら男の子だったみたいだねえ」
紳士の腸内から出たばかりのソースは、意外にも苦味やすえた臭いが漂う不思議な味わいであった。一流のワインソムリエでもある暴力に強い料理人は、このソースに最適な赤ワインを入れた。しばらく煮込めばミートソースの完成だ。
「男の子と女の子、母体に与える栄養によっても、ソースの味は変わります。さあ、お前は次はどんな子を孕むのかな?」
暴力に強い料理人は、もみあげ紳士に自分自身で種付けをしながら、楽しそうにそう言った。