3 - 3/4 2017/02/07(火) 10:00:04.42 ID:t4TBDhcUi
さて、貴洋が某公園に着いたはいいが公園には誰もいない。
したがって現時点でこの公園にいるのはストッキングを被り、股間にテントを張っている変態ただ一人である。
そんなワクワクしながら美少女を待つ貴洋の前に、一本のバター揚げを持った老人が現れた。
「君、バター揚げが好きそうな顔をしているね。相当食べてきただろう?」
「●はい」
貴洋はもはやバター揚げしか視界に入れていない。
会計士会会長経験を持つ本当の本当に優しいおじさんを全く認識していないのである。これはいけない。
「これは私の発明した新しいバター揚げでね、アサガオの種を粉にして小麦粉に混ぜてある。
これはいつもバター揚げを美味しそうに食べている君へのプレゼントだ。
デート前の景気付けに食べるといい。」
「●はい」
バター揚げを受け取った貴洋はストッキングを鼻の位置まで上げたのち、顔や手、服を油でギットギトにしながらかぶりつく。
油を油で揚げた純粋カロリーの暴力、たまらない。と言わんばかりに貪りつく固形燃料。
固形燃料に液体燃料が混じり終わるころには、貴洋はマスコミと野次馬に囲まれていた。