5 - 5/8 2016/11/24(木) 16:47:09 ID:/xsj/BnU
午後5時の事である。
学校帰りの女子中学生を襲おうとした貴洋は射殺されていた。
経緯としては貴洋が「当職が夢に見たダーキニーちゃんナリィ!」と、目をつけた少女が一人になったところを襲撃したが、大人しそうで、か弱そうな印象のその少女は無言かつ無表情で拳銃を発砲。
貴洋を無事射殺したのである。
銃弾は彼の肥え太り大油田と化していた胴体に2発、すっからかんで頭唐澤貴洋の脳天に1発叩き込まれていた。
結果として腹から油田でもあるかのように吹き出した油が血の海に浮かび、更には今朝の卵と山本の精液の混じった大便もぶちまかれていた。
頭からは彼が臥薪嘗胆の日々に積み上げたすべてが漏れだしていた。
要は頭からは特に何も出てこなかったのである
と、そこに貴洋を迎えに山岡が表れた。
ため息混じりに「ああ、またからさんが死んでる。まったく世話の焼ける人だなぁ。」と言うと、
彼は血塗れの豚肉(38)を引き摺って事務所へと帰っていった。
虎ノ門のいつもの夕暮れであった。