1 - 1/5 2016/06/20(月) 05:22:56 ID:0dgomoPw
弁護士Tはとある業務で炎上してからというもの、毎日のように届く誹謗中傷に悩まされていた。
当初は憤慨し、下級国民どもに目に物見せようと弁護士として反撃を試みた。
だが反撃すればするほど中傷の数は増して行き、何とか訴訟までこぎつけても、それを燃料に誹謗中傷はさらに拡大していく。
自らの力だけでは解決できないと悟ったTだが、父親のH以外に誰一人手を差し伸べてくれることはなく、そのHも中傷に対しては無力だった。
結局膨大な数の誹謗中傷に対し、ただ耐える以外に出来ることは何もなかった。