Kの国 (65)

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10 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2016/01/30(土) 18:13:17 ID:Av5f203M

「おいで、甘えん坊さんや。 ワシの尿道と小関くんの尿道で、キッスしよう」
吸い寄せられるように小関直哉の腰が動き、怒張したペニスの鈴口が、唐澤洋のそれとキッスする。
唐澤貴洋が羨ましげな顔で彼らを見つめる。そして。

ヌッププズブププブビューゥ

そんな音が響き、小関直哉の障害児ペニスが唐澤洋のメス陰茎の尿道に吸い込まれていく。
きもちいきもちいきもちいきもちい、と小関直哉が叫ぶ。 しばらく二人のピストン運動が続く。
静寂に包まれた法廷内で、ヌチュヌチュグチュグチュといういやらしい音と彼ら二人の嬌声だけが響き、全員がかつて見たことのない神聖なるセックスを何も言わずに見つめる。

「うぅっ…あぁ…ひろし…気持ちいいです。」
その熱くヌルヌルと締め付ける尿道に、正直小関直哉も限界が近づいている。
「唐澤洋っ…もう限界だ…」
「はい。なおくん、いつでも…おいで」

小関直哉はそのまま絶望を発射した。 同時に唐澤洋は希望を発射する。 唐澤洋と小関直哉が深くシンクロしあう。

唐澤洋の発射した希望が、小関直哉の前立腺を通じて体の隅々にまで行き渡る。 脳細胞のひとつひとつに神の恩寵が染み渡って行くのを小関直哉は感じた。

小関直哉の意識が天空に登る。この世界のヒトの営みの一つ一つが見下ろせる。
小関直哉の意識が地下に潜る。 熱いマントルの胎動が見える。
小関直哉の意識が宇宙を俯瞰する。 数億光年の泡構造が彼を包む。
小関直哉の意識が素粒子を弄る。絶えず生成と消滅を繰り返すワームホールが彼に触れる。
小関直哉の意識が時間を超越する。 彼はビックバンに立ち会いそして冷えきった宇宙の終焉を見届ける。
これが宇宙。 これが魂。 これが真理。 これが人間。 これが神。 これが、メスの悦び。
小関直哉は、全てを理解した。

小関直哉が、この世界の支配原理すなわち神となった瞬間であった。