1 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/09/15(火) 09:37:25 ID:29qxzH0Q
ワシには憧れの人がいりゅ。
もう50年以上彼のことを考えてはワシの体は疼きをかんじていりゅ。これ以上ワシの心を掻き乱さんでくれ!
彼と言うのはワシの高校の先輩じゃ。ぷっくらとした福耳、しわくちゃの胡散臭い笑顔、人情深く涙脆い性格、そしてなりより贔屓球団への一途な気持ちが魅力なんじゃ。
しかし相手は超有名アナウンサー、対してワシは士がない会計士。身分の差は明らかじゃった。
だからワシは死に物狂いで努力した。何年もかけて地位を向上させ、会長にはなれなかったものの多くの有名企業の監査役を務め同窓会の中でも信頼を得てきた。
もちろんその中で、彼への憧れを押し殺して汚れたこともたくさんしてきた。上司のレジェンド会計士の娘と仕方なく結婚したり、次期会長有力候補のもみあげの黒い若造に枕営業をしたこともあった。
しかしその結果は無能な弟殺し弁護士が生まれたり、黒モミにさんざん妊娠させられたりと散々なものじゃった。もう我慢の限界じゃ!
今度行われる高校の学園祭、そこでワシらの同窓会はサロンを開き、イベントを開催すりゅ。そこに憧れの彼は必ず来りゅ。今までは遠目に見ているだけじゃったが、ここまで名声を得たんじゃ。今度こそ話しかけて仲良くなるんじゃ。
きたる終末、母校の会場で彼をみつけた。ペナント期間中ということもあり、少しピリピリした様子じゃがそんなことは関係ない。
某企業の粉飾決算を敢行した時以上の緊張の中、ワシはついに憧れの人へ声をかける。
「とくさんか?」
「違います。」
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
齢六十八にもなる男の奇声が海城高校の中でこだました。
2 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/09/15(火) 10:47:51 ID:ai5G7BP6
でもこのあととくさんが洋の脱糞拭いてあげて仲良くなったんだよね
4 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/09/15(火) 13:50:41 ID:Xn0II/to
この二人、このあと亡くなったんだよね…