1 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/10/19(日) 21:32:27 ID:NdA4hXzQ
たかひろはウォシュレットをこよなく愛していた。
自宅でも出先でも旅館でも、ウォシュレットを使うのが生きがいであった。
ウォシュレットがないと知ると癇癪(かんしゃく)をおこし泣きわめくものだから両親は彼の出先についてはよく調べた。
旅行するときはウォシュレットのある旅館を選び、学校もウォシュレットのある私立学校に行かせてやったほどである。
弟はこんなことはないのに、なぜ兄だけこのようになってしまったのかしらんと二人揃って首を傾げた。
幸い、父ひろしは金持ちであったし、長年のアナルセックスがたたり痔瘻(じろう)を患っていたものだから、たかひろの自宅にはウォシュレットは完備されていた。
だからたかひろが自宅で癇癪を起こさないという点では、両親は安心して過ごすことができた。
さて、ウォシュレットをこよなく愛していた、とは一体どのようなことか。
彼はトイレに入るとまっさきにウォシュレットの設定を「ビデ」に合わせる。
「ビデ」というのは、女性器の洗浄に用いられるモードである。尻の穴よりも前方に、すなわち女性器のあたりにノズルが伸びるのである。
TOTOの技術者が開発の際、社内の女性社員に女性器を見せるように依頼したがことごとく断られ、
仕方ないものだからストリップショーに経費で出かけて、女性器の研究をじっくり行ったことは有名な逸話であろう。
この「ビデ」のモードに設定をすると、そのノズルの前に口を開けて出し、スイッチをいれる。
当然、ノズルから出る水は次々とたかひろの口の中に飛び込んでゆく。
これをたかひろはごくごくごくごくと美味しそうに飲むのである。
たかひろの男性器はこの過程でむくむくと隆起し、やがて射精の快感に震えるのだ。
つまりたかひろは変態的な妄想をし、ウォシュレットを愉しんでいるのだ。
彼の目の前には股を広げた女性が座り、放尿する。そして、その尿をたかひろはごくごくごくごくと飲み干すのである。
これが彼の脳内である。毎回、この妄想をトイレで繰り広げ射精するのだ。
ウォシュレットを愛している、というのはこういうことなのだ。
しかし、ある日悲劇が起こった。