9 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/18(金) 01:21:33 ID:aCApkZNg
……が、先輩は必死に抵抗する。身を力の限りよじってじたばたとする。
くそ、ふざけるなじっとしろ。
脅すつもりだった。脅すつもりで先輩の首を両手でしめただけだった。
だが興奮していた俺は、すこし手に力が入りすぎていた。
時間の感覚もおかしくなっていた。これ以上絞めたら死んでしまうという感覚がなかった。
端的に言おう。先輩は死んでしまった。
俺が殺してしまったのだ。
先輩が死んでいることに気がついたのは、首を絞めながらピストンを繰り返し射精に至った時だった。
先輩の***に俺の種子をたっぷりと注ぎ込み満足感に浸っているときに気がついたのだ。
やってしまった。なんてことをしでかしたんだ俺は。
先輩の死に気がついたとき、俺は一瞬はかなり慌てた。
しかし、すぐに慌てている場合ではないと気が付き、これを隠すことにした。
こんなことがバレたら人生が終わる。
ふざけるな、ふざけるなよ。
先輩の体を折りたたむとバッグに突っ込む。
大きめのバッグだったので折り畳めばなんとか入った。
持ち上げる。
存外重くない。火事場のなんとやらというやつか。
と考えることができるほど俺は冷静さを取り戻していた。
一歩一歩踏みしめながら、俺はこの先輩の死体を捨てようと思いついた場所に向かう。
大丈夫、どうにかなる。
うまくいく。
大丈夫。