夜行バス (52)

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1 - 自作ではないですを (sage) 2014/07/14(月) 03:27:35 ID:GUGA8EvE

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻、搭乗する際にみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、バスに乗る前に買ったマックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとバスは海老名SAで休憩についた。海老名のSAにはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩いた。
再びバスに乗り、目的地の九州へ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

2 - 隣の女性視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:28:20 ID:GUGA8EvE

シューカツもひと段落、明日は九州で同級生とお疲れパーティー。両親からもいよいよ独立し、経済的にも社会的にも自立を目指す私は当然自分で交通費を出す。私はお財布もキツイし節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
バス乗り場で予定通りに乗車。一人遅れているらしく、中々バスは動かない。ようやく表れたかと思ったら悪びれもせずズンズンこちらに歩いてくる。
ゲッ、もしかして隣の席はコイツなのだろうか、サイテーの気分。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とかボソボソ喋っていてメチャクチャキモイ限界。
もー早く降りたいよ!なんでこんなのが隣なの!私が乗る長距離バスは4列だった。値段で選んだのは人生最大の失敗だった。
どうにかして到着するまで寝ようと思ったけれど隣の自称弁護士?の荒い呼吸と妙な油の匂いが気になって眠れない。
しばらくするとキモイコイツは何やら鞄を開けて何をするかと思ったら、何とマックの袋を取り出してる!メチャありえないんですけど!!助けてお母さん。もう涙目だ。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出したかと思うと口いっぱいに噛り付きクチャクチャと不快な音を立てている。キツイ油の臭いも広がって社内の空気は最低だ。
ポテトもわしづかみにしてボロボロこぼして口に詰めてる。最低。Lサイズのコーラは空になったのにズゴコココと大きな音を立てて吸っている。
流石に限界を感じイライラが爆発しそうになると、バスは海老名SAで休憩に入り出した。せめて心の洗濯をしよう。手洗いに行き気分を少し紛らわせてバスに戻った。
隣のキモキモクソデブはどうも食べ歩きをしていたようでまた当たり前のように遅刻していた。車内の沈んだ空気を載せようやく目的地の九州へ向けバスが出発したのも束の間、隣のデブが急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」・
私の人生史上最低の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

3 - 洋視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:28:56 ID:GUGA8EvE

明日は息子が九州で同期の送別会、唐澤貴洋はもう今後ワシからの援助は受けない、などと寝ぼけた事を言いあろうことか、乗った経験のない長距離バスで行くとほざきだした。
電車の乗り換えすらもままならない唐澤貴洋が長距離バスで無事目的地にたどり着けるだろうか、
そして言わなくともわかるだろう、ある不安が生じ念のため、唐澤貴洋には秘密にして同じバスに乗る事にした。
若干の変装をして当日バスに乗車すると、一人遅れているらしく中々バスは動かない。半ば確信に近い予想を胸に待っていると、
遅れてやってきたのは案の定あの馬鹿息子だった。親として他の乗客に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」、なにが弁護士だ、だったらワシの事務所を間借りするなよ。
とりあえず予定から遅れたとはいえバスが無事出発した事に安堵したのも束の間、あのバカはあろう事かマクドナルドなるジャンクフードを食べ始めた。
密室であのようなものを食べれば匂いが室内に充満する事なんて猿でもわかる。親として教育に無関心だった事に、再び他の乗客に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
とうになくなったであろう飲み物を吸っている音がワシを嘲笑しているかのように感じ、ここ最近の海原士業会の会合を思い出す。
バスは海老名SAに到着し、唐澤貴洋にバレないようにバスの中に籠っているとまたしてもあいつは遅刻してきた。
さすがに呆れる感情すら馬鹿らしくなり少し仮眠を取ろうとすると前の方から椅子を激しく揺らす音が聞こえ
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
ワシのある不安は最悪の形で的中してしまった。

4 - 運転手視点1 (sage) 2014/07/14(月) 03:29:38 ID:GUGA8EvE

今日は新宿発、九州・福岡行きの夜行バス運転。会社から独立し、個人タクシーの運転手でもやりたいものだ。私はそう思いながら長距離バスの運転席に座った。
九州行長距離バスの運転は初めてだったので、はりきり過ぎて1時間以上早く出勤、事務所へ顔を出したさいにみんなから気張り過ぎだぞとなだめられてしまった。
出発時刻を過ぎたが乗客が一人揃わない。ようやく表れたかと思ったら悪びれもせすノソノソとこちらへ向かってくる。チケットを見せる時に「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟いていて気味が悪い。
私が運転する長距離バスは4列だ。値段で選んだ客は失敗だったと思うことだろう。狭いシートだと尻が痛むのだ。
交代のSAに到着するまでは眠れないのでコーヒーを飲んだが、緊張に加え客席のほうから酸化した脂の臭いが漂ってきて美味しく感じられない。
あまりに臭うので何事かとバックミラーに目をやると、先ほどの気味の悪い太った男がマックの包み紙を取り出し、グチャグチャと音を立てながらメガマックを口いっぱいに頬張っていた。
ポテトをボロボロとこぼしながら、まだバーガーが入ったままの口へ放り込む。ズゴゴゴ!と音を立てながらジュースを飲む。乗客はその様子と音でみな顔をしかめていた。
横の就活生だろう若い女性はこれが苦虫を噛み潰した顔だ、と言わんばかりに可愛らしい顔を歪めている。あとであの男がこぼしたポテトを掃除するのは私だ。いまいましい男め。思わず私も顔を歪めた。
太った男が2、3人分はあろうかと思われる食事を済ませた頃、バスは海老名SAで到着、休憩についた。乗客を降ろして脂臭いバスを換気し、私も一服することにした。
出発時刻にまたもあの迷惑な男が遅刻した。やれやれと思いつつ、沈んだ空気を漂わせたバスを九州へと出発させた束の間、後方から椅子を激しく揺らす音と凄まじい叫び声が!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私の運転手史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

5 - 運転手視点2 (sage) 2014/07/14(月) 03:30:14 ID:GUGA8EvE

バス会社に就職が決まり、今日はいよいよ初めての運転。だが出発時間になっても、お客が一人乗り場に到着しておらず、なかなか出発できない。
かなり定刻から送れた後、スーツ姿の男が何やらブツブツ言いながらバスに乗ってきた。
何が「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」だ。文句を言いたいのはこっちだ、と内心思いつつ、お客様の為に、なるべく到着時刻は遅らせまいとアクセルを踏み込んだ。
高速に乗ってしばらく経つと、何やら油の匂いと荒い呼吸が運転席まで運ばれてきた。ガサゴソと何やら紙袋の音もするし、どうやら客がマックを食べているらしい。
周りの迷惑を考えない客もいるものだなあと、少しこの仕事を選んだことを後悔した。
休憩予定地である海老名SAが見えてくる。やっと休憩だ。距離的には全く問題無かったが、初めての運転で客に慣れていなかったせいか、少し疲れていた。
あの小太りのスーツ男が降りて行く。マックの紙袋を持っていたから、車内で食っていたのもあいつだろう。
私は手洗いに行き、出発することを乗客に告げると、福岡へ向けて再びバスを走らせた。
ところが出発してものの数分で、客席のほうからガタガタ音がするのが聞こえた。
どうやらあのスーツ男の席のようだ。本当に嫌な客を乗せてしまったものだと思った瞬間、
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
僕の人生史上最低の客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

6 - 後ろの人視点2 (sage) 2014/07/14(月) 03:30:49 ID:GUGA8EvE

それは、まさに地獄の光景でした。あるものは悪臭に表情を歪ませ、
あるものは脱糞しておきながらどこか誇らしげな彼をただただ呆然と見つめ、またあるものは彼に畏怖し顔を背けました。
慟哭のこだまするバス車内で、彼だけが、彼ただ一人だけが、平然とフライドポテトをほうばり続けていました。
私には分かりませんでした。脱糞しておきながら、どうしてすまし顔で食事を続けられるのか。
どうして、こんな目に合わなければならないのか。どうして、こんな苦痛を受けなければならないのか。
私はただ、ただただ彼と同じバスに乗り合わせただけなのに。無事、福岡へ辿り着くはずだったのに。
私は助かりましたが、彼の近くに居た何人かは残念ながら亡くなりました。
彼は最後まで、薄ら笑みを浮かべ、ただただフライドポテトをまるで機械のように口へ運び続けていました。

                                   ――バス後方の乗客より

7 - 椅子視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:31:24 ID:8Ijz3KUc

九州行きの長距離夜行バス、車内に並ぶ4列シートの内の一脚が私である。
このバスとは生まれた時からの付き合いだ。10年も客席をやっていると、色々な事が起こる。
今日は私の上に座るはずの男が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と一声、新顔の運転手も呆れている。
先にも言ったがこのバスは4列だ。この男は安くて固い私の座り心地に憤慨しているかもしれないが、私の方も脅威の体重に背中が痛む。
それでも到着するまで静かに座っていてくれればいいのだが、ここでマックの紙袋が登場。
上からボロボロとパンやらポテトやらの破片が降り注ぐ。椅子の私だが、隣の女性に申し訳ない気分になる。
私の体が食べ物のカスだらけになった頃、ようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
私の乗客の男も下車した為、暫くの休息を味わう。男はまたしても集合時間に間に合わず遅刻しているが、少し嬉しいのは椅子失格だろうか。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私の椅子生史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

8 - ポテト視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:31:59 ID:8Ijz3KUc

俺は揚げたてのフライドポテト。客に買われるところを今か今かと待っていたところ、ついにお買い上げとあいなった。
俺を買った人間は小太りのつんつんヘアー、年の頃は35といったところか。
いかにも俺みたいなジャンクフードが好きそうな見た目をしている。
さてこいつは俺をビッグマックセットの一つとしてテイクアウトすると高速バスの中に持ち込んだ。
乗車するときに「俺は弁護士だ、お前らとは違う」とかなんとか言っていたが、弁護士様が俺みたいなジャンクフードを食うなよと問い詰めたい。
どうやらこのデブはバスに遅刻をしていたようで周りから睨みつけられるがお構いなしに自分の座席へと進みどかっと腰掛ける。
そして俺たちをムシャムシャと食べていく。食べられたからこれで終いだ。
このあとこいつらがどうなったかって?さあて、そんなの知るわけないね。
俺はジャンクフードさ。

9 - イエダニ視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:32:36 ID:8Ijz3KUc

「夜行バス」と人間達に呼ばれる巨大な城、俺こそがその城のカーペットに暮らすイエダニである。
このバスにはいったいどれだけの仲間がいるのか。一家15世代で暮らしていると、なんとも珍妙な事も起きる。
今日は乗客の男の一人が大遅刻、やっと現れたかと思いきや「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟く。だからどうしたというのか、人間はつくづく分からない。
このバスは人間には窮屈らしい、おまけにこの男は血を死ぬ程吸ったかのような膨れっぷりである。隣の女も嘸迷惑であろう。
この場合、何もせずに眠るという人間が多いがこの男は猛烈な匂いを放つ黄色いMの字の食べ物を取り出した。
おまけに汚らしい音を立て頬張りながらパンやらポテトやらを地面に落とす。ああもったいない。どこかから舌打ちが聞こえた。
おこぼれを仲間と共に頂戴しているとバスはSAに到着した。ドアが開けられ、外の涼しい空気が舞い込む。
例の男も下車した直後、乗客達の安堵と疲れによる溜息が聞こえた。それからどれだけ経ったであろう、男はようやく戻ってきた。
バスは再び唸りと共に振動を再開させ、轟音を響かせ動き出すも束の間。南無三、凄まじい声がバスの中にこだまする。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺の一生史上最低の乗客の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

10 - SA視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:33:16 ID:GUGA8EvE

私のもとに一台の福岡行きのバスが入ってきた。
バスのドアが開き新鮮な空気がバス内の油臭い空気と入れ替わる。
どうやら休憩時間のようだ。人が次々と降りて行く。
そのうちの一人は夢中で食べ歩きしながら周りをまわっていた。
バスに人が戻ってきた、どうやら出発のようだが、先ほどの一人が見当たらないらしい。
やはり彼は夢中で時間を忘れていたようだ、遅刻し他人の冷ややかな目線が彼に向けられる。
福岡に向けバスが私のもとから出ていったのも束の間、合流地点から凄まじい悪臭が漂ってきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
彼の奇声が追い越し車線からこだました。

11 - うんこ視点 (sage) 2014/07/14(月) 03:33:55 ID:8Ijz3KUc

我輩はうんこである。宿主のタイミングを少しは尊重してやるつもりだがこの窮屈な腸からいつ外に出るかは我輩の勝手だ。
どうやら我輩の宿主は弁護士という肩書きをもっているらしい。
「俺は弁護士だ、お前らとは違う」という声が体内を振動させて伝わってきたのだ。
弁護士という肩書きを得るには相当難しい試験を突破しなければならず、かなり優秀な人間でなければなることができないらしい。
優れた肩書きをもつ人間のうんこであることを誇らしく思うと同時に、自分が選ばれた人間だと舞い上がっている愚かな男にお灸をすえようという気にもなる。
どれ少し外の方に近づいてやろうかね。ほんの少し直腸に移動してやった瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
奇声を聞いたかと思えば外に出てしまったようだ。ちょっとおどかしてやるだけのつもりであったのに、やれやれこんなに糞を漏らしやすい人間は初めてだ。

12 - 置いてけぼり編 (sage) 2014/07/14(月) 03:35:03 ID:8Ijz3KUc

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、父からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻、バスは無情にも時間通りに出発してしまった。
置いてけぼりになったのである。仕方なく、車内で食べようと買っておいたマックを貪ることにした。完食して少しすると便意が襲ってきたため、バスターミナルのトイレを拝借した。
しかし、先客がいて鍵がかかっている。
「当職は弁護士ナリ」という脅し文句を使ってみたが効果はない、万事休すである。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声がバスターミナルの中でこだました。

13 - 飛行機編 (sage) 2014/07/14(月) 03:35:37 ID:8Ijz3KUc

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて格安航空を利用して行くことにした。
格安航空の利用は初めてだったので搭乗口がわからず大遅刻、搭乗するさいにみんなから冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る航空機はエアバスA330だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったがスチュワーデスさんのスカートが短いということもあり興奮して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために航空機に乗る前に買ったマックを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ポテトの塩が濃かったのと機内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると航空機は安定飛行に入った。安定飛行中はシートベルトを外して当職はゆっくりとくつろいだ。
再びベルトサインが入り、航空機は目的地の九州へ向け航空機は着陸態勢に入ったのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きの航空機の中でこだました。

14 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/14(月) 03:41:49 ID:8Ijz3KUc

ここまでの作品は以下のスレから転載させて頂きました。
名も無き作者に力を。

尊師の高速バスのコピペwwwwwwwwwwwww
http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405265804/

15 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/14(月) 11:59:49 ID:RVVjCY1c

未だ現世への未練が断ち切れない僕、唐澤厚史が三途の川の水面を覗き込むと、長距離バスで一路福岡に向かわんとする兄の姿が浮かび上がってきた。
遅刻した兄を睨む乗客達の視線に、かつてあんな目で兄を見ていた親や親戚のことを思い出し胸が痛む。
「俺は弁護士だ、こいつらとは違う」そう毒づく兄の姿に、よく家柄を鼻にかけていた中学時代の面影がちらついた。
兄が乗る長距離バスは4列。とうに物理的な束縛からは解き放たれた僕にも窮屈そうに映る。
マックを頬張る兄の周りの乗客たちの歪んだ表情は、以前垣間見た川の向こうの地獄の囚人たちのそれと似ていた。
しばらくするとバスは海老名SAで休憩につき、兄は目を爛々とさせて買い食いに興じ始めた。
僕が生きていた頃の父は厳格で、買い食いなど到底許すような人ではなかった。
あれから随分経った今、兄は兄なりに少年時代を取り戻そうとしているのだろう。
兄と過ごした少年時代。様々な思い出の中でも何度となく見た、まぶたの裏に焼き付いて離れないあの兄の姿……
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
懐かしき追憶と寸分違わぬあの光景が、福岡行きのバスの中で今再現された。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405268725/551

16 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/14(月) 12:01:37 ID:RVVjCY1c

今日は司法研修所の送別会、幹事の俺は仲間と最高の別れをしようと張り切っていた。
準備は順調に進み、開始時刻となり参加者が全員席に着いた所で乾杯の音頭を取ろうとしたその時「ちょっと幹事ー!一人足りないんじゃないのー!」
そんなはずはない、さっき全員の顔を確認したはずなのに。半ば疑いながら人数を数えてみると確かに一人足りなかった。
慌てて参加者名簿を確認すると、唐沢貴洋という名前を見つけ軽く舌打ちをした。なんだあいつ来んのかよ、幹事として絶対に言ってはいけない言葉が思わず口から出てしまった。
正直言って来て欲しくない奴だった。どうやらこの感情が参加者を確認する際に無意識に奴の名前を脳内から消したようだ。
幹事である以上、いくら来て欲しくない奴とはいえ全員が揃わないのに会を始めるわけにはいかない。あまり気の進まないまま唐沢貴洋の携帯に電話を掛けると予想外の声が返ってきた。
「もしもし、ああちょうどいい所だ!あんたが九州の同期の弁護士さん?」
その声は40歳を少し超えた位の初老の男性の声だった。ほとんど唐沢貴洋と会話した事がなかったとはいえ、この声があいつの声でない事位はわかる。
状況がよく理解できないまま、俺ははいそうですがと返答した。
「おたくの弁護士がバスの中で派手にまき散らかしましてね、バスがダメになっちまったんですよ。本人はその後もポテトを食ってるだけだし
父親に電話を掛けてもつながらないし。なので弁護士さん、申し訳ないんですがバスの修理費弁償してもらってもいいですかね?」
順風だった俺の司法研修所の思い出が全て真っ暗になった。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405268725/585

17 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/14(月) 21:07:57 ID:A8FHXgE6

バス視点
バスの備え付けトイレ視点
尊師の衣服視点
がパッと思いつきましたを

18 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/14(月) 22:33:14 ID:TtADRoi6

バスをダメにする弁護士

19 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/14(月) 22:53:23 ID:uEEhP6DU

乗客視点もまだいけそうだしSAの従業員もいけそう

20 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/14(月) 23:44:24 ID:QB8WaCXU

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所から独立し、唐澤洋からの自立を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて青春18きっぷを利用して行くことにした。
ローカル線の利用は初めてだったので乗り換えのホームがわからず大失敗。無人駅で一夜を明かすことになってしまった。
ホームを吹き抜ける潮風にSFC時代を思い出す。「自分は弁護士だ、鉄道オタクとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
当職が横たわるベンチはプラスチック製の3人掛けだ。特急ワープを使わなかったのは失敗だった。硬い座面に背中が痛む。
明日の始発までさっさと寝ようと思ったがどこからか聞こえる犬の遠吠えに緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすために電車に乗る前に買った駅弁を食べることにした。
ガサゴソとビニール袋から駅弁を取り出そうとしたが、見当たらない。そうだ。既に昼間の電車内で食べてしまったのだった。
一緒に買っておいた2Lのコーラのペットボトルもとうに空。
しかもあの時、腹を満たしてしばらくして当職に襲いかかった凄まじい便意とかつてない尿意のせいでスーツのズボンと下着はドロドロのままだ。
昼間の出来事を思い出したのも束の間、当職に凄まじい後悔とかつてない惨めさが降りかかった。
「もぉダメェ…我慢できないナリ…帰りたいナリィィィィィ…」
齢三十五にもなる男の泣き言が無人駅のホームにこだました。

21 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/15(火) 01:21:33 ID:H48U0uWk

合戦でこの世を離れて幾許経つだろうか。気が付いたら天上人のような格好をした男の後ろに立っていた。
どうやら仏様に守護霊として遣わされたらしい。しかし俺が護るこの男、太り過ぎだ。
こんな奴は戦ですぐおっ死んじまうだろうな。
守護霊としての仕事は案内人みたいなもんだ。霊としての現世の勝手は俺にも分からぬが、導きはどうやら出来るようになっている。不思議なもんだ。
この日も、俺が看ているこの男は迷い上げた。牛要らずの動く箱に乗るだけのことを俺が随分と骨を折った。
俺の方がこの時代でじゃないかと生きていけると錯覚するぐれえだ。
ブツブツと独り言を言っちまってるが、それは俺にも周りの人間にも向けられてない。しかし、この箱の乗物ってのは便利だ。何人もの人様が中に入って、しかも動いてる。
その中でも、俺が憑いてる男は浮いていた。隣の女子が明らかに嫌な顔をしているのに、おもむろに臭い飯を取り出し汚え食い方してやがる。作法がなっちゃいねえ。
俺は腹は空かないように出来ているが、匂いや暖かさ冷たさは分かる。
この箱の中は冷てえ。おそらく駅家だろう。箱は止まり、ちょいとばかしの暇みてえだ。
俺は男から離れられないからついていく。ところがこの男がまた飯を食らう食らう。戦もねえのに何俵食うんだ。次第に苛立った俺は頃合いを見て、こいつの頭を叩き戻るようぶっ叩いた。
そしたら男は何やら腕の方の数珠みたいなのを見て慌てて戻ってった。
再び箱の中に戻り椅子に腰掛ける。しかし、鉄砲の弾も出ねえぐらいの時間が経ったうちに男の様子がおかしくなった。
顔が青く、馬のように震えてる。何事だと俺が見当もつかないうちに男は叫び声を上げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺が生きていた時に居た戦場ですら聞いたことのない叫び声がこだました。

22 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/15(火) 11:20:34 ID:t5.X6L3U

バスの中の空気視点
雰囲気という意味ではなく

23 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:04:40 ID:AvT9JYds

私の仕事は東京から九州への長距離深夜バスの運転手だ。格安で4列の狭いバスだが、それ故、親元から経済的にも社会的にも独立を目指す若者が節約を兼ねて利用する事も多く、私はそんな彼らを乗せるバスを安全に運航させる事にささやかな誇りを感じている。
今日もそんな就職活動を一段落したような女子大生らしき方が乗客の中に見受けられる。定刻通りバス乗り場で待機するが、残念ながらお客様の内の一人が遅れていらっしゃる様だ。その客がようやく現れたが悪びれもせずにズンズンと車内へ歩いていく。
どうやら先ほどの女子大生の隣がその人の席の様だ。これ以上の遅れは限界だ。私はバスを発車させた、なにやらソイツの様子が妙で「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とボソボソつぶやいている。
周囲のお客様も怯えている様だし、第一、本当に30代後半と思われる様な弁護士ならばこの格安便を利用するとは考えにくい。
あげくの果てにその自称弁護士(?)は鞄を開けて何するかと思いきや、なんとマックの袋を取り出した。ガサゴソと包装紙からメガマックを取り出したかと思うと口いっぱいに噛り付きクチャクチャと不快な音を立てている。
私はエアコンを換気モードにしたが油の臭いも広がって車内の空気は最低だ。荒い呼吸をたてながらポテトをボロボロこぼして口に詰めている。これ以上シートを汚される様な事が起こらなければ良いが。と、後の車内清掃の事を考えて気が沈む。
その内、その野郎が既に空になったLサイズのコーラを延々と吸い続けるズゴコココという音が響き渡る。周囲のイライラした雰囲気と臭いで車内の空気は最悪だ。私は急いでバスを休憩所の海老名SAへとすべりこませる。
外の空気と気分転換を求めて他のお客様方は先を競う様にバスを降りてゆく。空になったバスの運転席で私はお客様に申し訳ない気持ちと運転手として無力な自分に落胆しながら、深夜のSAの光景に目をやるとあのデブが屋台主と警備員とトラブルを起こしている様子が見えた。
どうやら食い逃げしようとしたらしい。その後も豚は豚らしく懲りもせずに食べ歩きをしている様だった。
案の定、その糞デブ野郎の再度の遅刻のせいで予定出発時刻を大幅に遅れる事となった。ようやく目的地の九州へとバスの運転を再開したのもつかの間、あのムカつく知的障害糞豚が急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私の人生史上最低の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/5

24 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:05:27 ID:1a3mZ/As

クソッタレ。4列シートの下に身を潜め、俺は毒づく。
世界征服を目指す悪いもの達の改造人間である俺は、長距離バスの乗客をまとめて誘拐することにした。
なのに俺が隠れてるシートに座ったこのデブは、2度も俺の邪魔をしやがった。
最初は出発だ。指定の時間に遅刻したフリをして、バスの出発をわざと遅らせた。おかげで道に仕掛けた大量の時限爆弾が全てパアだ。
偶然じゃねえ、この野郎、俺の頭上にデカケツを下ろす瞬間「俺はこいつらとは違う」確かにそうつぶやいたんだ。
しょうがねえから催眠ガス作戦に切り替えたら、今度はすました顔でハンバーガーの包みを開いてモソモソ食い出した。これじゃ折角のガスも台無しだ。
運転手がハンバーガーの臭いを嫌って、ご丁寧にバスを停めて換気しやがる。こっちはこぼしたポテトの塩が目に染みて、涙が出そうだ。
もうこれ以上、作戦の失敗は許されない。だがこのままじゃ、確実に3度目の妨害が来る。
再び動き出したバスにつられるように、俺は決意した。このデブは直接殺さなきゃならねえ。
爪を研ぎ、牙を剥いてシートから這い出たのも束の間、怖れていた3度目が最悪のタイミングで来やがった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
クソッタレ。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/12

25 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:06:03 ID:AvT9JYds

明日は九州で同期の送別会。坂本事務所は厳しいがやりがいのある職場だ。当職は新社員ながらも休日をいただき、前々から興味があった長距離バスを利用して行くことにした。
長距離バスの利用は初めてだったが、事前に乗り場を調べていたおかげで10分前には乗車ができた。
当職の隣が若い女性だったので、運転手に尋ねたらどうやらバス会社側の手違いだったらしく席が変更になった。
「自分はまだまだ未熟な弁護士だな、もっと経験を積まなきゃ」と、同期に会うと思うとついつい仕事のことを考えてしまう。
当職が乗る長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
出発前に軽く食事を済ませてきたのでウトウトとしてきた。まだまだ仕事に慣れないから疲れがたまっているんだろう。少し寝る。
しばらくするとバスは海老名SAで休憩につき、当職は目が覚めた。海老名にはいろんな店があったが、当職は脇目も振らずに用を済ませておいた。
運転手が喫煙コーナーでタバコを吸っているのが見えたので、当職はタバコを運転手に差し入れ、バスに乗って待機することにした。
何事もなくバスは目的地の九州へ向けて再び出発した。
齢三十四の新人弁護士、まだまだ未熟だがその生活は充実感に満ちている。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/18

26 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:06:47 ID:1a3mZ/As

私に名は無い。かつてこの世界を創造した者。人類が造物主あるいは神と呼ぶ存在である。
今宵も天の高みからそっと地上を見下ろしていると、私はとある島国の中にひとりの奇妙な男を見つけた。
人類は自らを神の模造物と表現したが、成程、その男はまさに私と瓜二つの姿をしている。興味を持った私は男の様子をしばし見守ることにした。
特異なのは容姿だけではなかった。他者を省みない勝手さ。地位にあぐらをかいた横柄さ。とどまる所の知れない食欲。まるで私の造った人類の醜い部分だけを寄せ集めて生まれてきたようでさえある。
だが、そのあまりの酷さに呆れ果てながらも、私は不思議と愛しさに似た感情を覚えていた。
彼が私と同じ姿をしているのは偶然ではない。
彼の持つ醜さは、何もかも私とそっくりではないか。彼は私の分身だ。彼こそ、まごうことなき神の模造物……おそらくこの地上でもっとも神に近く、またもっとも人間らしい人間なのだ。
取り巻く人々と共に小さな鉄の箱に押し込まれ、身を縮こまらせながらも、彼はどこかを目指している。その行き先に幸あれ、と、私が思った時だった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
人類史上最低の失敗作の奇声があまねく地上にこだました。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/19

27 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:07:38 ID:1a3mZ/As

明日は九州で贔屓球団のビジターゲームや。ワイは独立や自立なんて全く興味ないから当然親から交通費をくすねて観にいくことに。
ホンマは飛行機でいきたかったんやけどマッマの財布に三万ぽっちしかなかったからしぶしぶ長距離バスでいくことに。
どうやら1人遅れているらしくバスはずっと止まったままや、狭苦しいバスで待たされてクソイラつくんじゃ殺すぞ!
本来の出発時刻からゆうに30分が過ぎた頃にようやく表れたのは見るからにくさそうなきっしょい太ったデブ男やった。
大勢の人をこれだけ待たせたくせに謝罪の弁の一つもなく、横柄な態度でどかっとワイの前の席に座ったかと思えば
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」などとボソボソ呟いていた。どうやらホンマもんのガイジらしい、殺そうかと思ったが関わらんことに決めた。
到着するまでレスバトルでもしようと思ったが旨そうなジャンクフードの匂いが強烈に立ち込めているせいで食欲が刺激されて集中できん、どうやら例の男がマックを持ち込んでこの場で食べているらしい。ワイも買ってくればよかったわ。
バスが走り出して小一時間ほどたったころにサービスエリアに到着した。海老名のSAにはいろんな店があって前の席のガイジに食欲を刺激されたワイは時間を忘れて食べ歩き。
休憩時間が終わりバスに戻ったころには腹はパンパン。再び九州へ向けバスが出発したのも束の間、ワイに凄まじい便意が降りかかった。 あかん漏れる!そう思った瞬間
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
という奇声と強烈な大便の匂いが立ち込めた。
どうやらの前のガイジが先に漏らしたみたいやった、サンキュー脱糞ガイジニキ(ブリブリブリブチュチュブッブブッブブ)

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/21

28 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:08:13 ID:1a3mZ/As

私は敏腕テレビディレクター!…といっても北海道のローカル局。でも受け持った番組は深夜帯にしては高視聴率の人気番組で、今もそのロケの真っ只中。
まぁ人気番組とはいえ地方局の深夜帯で、タレント二人、ディレクター二人のこじんまりとした低予算のロケハンだ。企画内容もサイコロで出た目に書かれた行き先へ向かうという勝手気ままなもの。そして、新宿で出た目は「深夜バスで福岡博多」だった。
長時間の夜行バス移動は辛いが、乗り物に揺られ疲れ果てたタレントの顔芸が売りの番組。ここは美味しい展開と思うしかない。意を決して乗り込んだ。
一通りの撮影を終えるも、バスは定時になっても出発しない。多少のアクシデントは番組を面白くするエッセンスだと思うが、こうも遅れては単純にいらつく・・・と思った矢先、遅れた乗客がようやく乗り込んできた。
かなり大柄な男だった。自分も太り気味だという自覚はあるがそれ以上で、ぶつぶつとつぶやく低い声も気味が悪い。カメラマイクが拾っていたら編集で消しておこう。
男はバスが走り出してからも鼻息荒く脂の臭いを漂わせハンバーガーを貪り食い、定期的に奇声をあげるなど、番組で幾度と無く長距離バスを利用している私にとっても初めての経験だった。臭いが電波では伝わらないのが不幸中の幸いである。
タレントの片方も初め「バスが送り込んだ刺客だw」なんて茶化していたものの、奴の異常性を目の当たりにし段々と怯えるようになり、もう片方も本気で苛ついているように見える。
挙句、サービスエリアでの途中経過の撮影中に、テレビと知ってか知らぬか後方でカメラを意識した素振りをして非常に迷惑だった。とはいえ、撮影を終えあとは寝るだけだ。バスが動き出すと同時にまぶたを閉じる。
ところが出発してものの数分で例の男がガタガタと震えだした。いっそカメラを回してやろうかと思った瞬間、
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
番組史上初、企画のお蔵入りが博多行きの暗く狭い車中で決まった。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/22

29 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 08:08:48 ID:AvT9JYds

新宿駅西口、夕刻。今日は運転手としての私の初の乗務日だ。お客様を安全に目的地まで送り届けるという初の使命を背負い、私はそこにいた。
お客様の荷物を先輩の福嶋さんと行いながら、乗務にあたっての「心得」を改めて聞かされていた。「いいか。高速バスっていうのは必ず一人は乗客が遅刻する。大抵は…まあ大体の場合はオヤツを買ってて遅れるんだ。」と先輩は笑ながら言う。
私は思った。ターミナル側にコンビニがあるのだからそこで買えばいいじゃないか。それがぼそっと口に出てしまったら、先輩はそれに応じた。
「それならいいけどね。それならね。」含みを持ったその言葉の意味を、私は理解できなかった。
お客様の荷物を積み込み終え、最終確認となった。乗客名簿を見直すと、先輩が言うように、現れない乗客がひとり。
ケールセウェイ・チェケーヒルという外国人観光客と思われる乗客はついに姿を見せないので止むを得ず定刻を15分過ぎてバスは走り出した。
普段なら道路が混雑する時間帯であるが幸いにも道はスムースに流れ、用賀の料金所を通過する頃には遅れを取り戻しつつあった。
東名高速道路を下り、しばらく時間が経った。4列シートのバスであるので小まめにトイレ休憩を取る。第一予定地の海老名SAである。この頃には完全に平常通りのウンコスケジュールとなっていた。
あの外国人観光客と思われる客には申し訳ないが、彼を待っていたらこうはいかなかっただろう。
バスに戻る乗客の顔を見ると、この仕事を選んだことに改めて確信を覚えた。未来ある若い女の子、少しそわそわした白いもみあげを蓄えた一人旅の老年男性。
それぞれの乗客の目的地には何があるのか。12時間後には福岡市街に入るだろう。乗客を乗せ、いや、人生を乗せ、バスは勢いよく運航を再開した。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405448130/31

30 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/16(水) 11:28:26 ID:q/Mm.ZI6

>>24
これ好き

31 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/19(土) 08:52:42 ID:Rv37dTyY

俺は平和を愛する正義のヒーロー。今日も悪いもの達から世界を救う為、長距離バスに乗っていた。このバスに悪の秘密結社の改造人間が乗り込むという情報を得たからである。
俺は監視する。シートの下にに隠れている怪人を。しかし、まだ奴には手を出させい。何事にも順番とお約束と云うのがある。あいつがこのバスをジャックするであろうその時まで待つ必要がある。
それにてもバスが定刻を過ぎても発車しない。どうやらまだ乗っていない奴がいるようだ。全く、迷惑な奴だ。
だがそのお陰で奴の計画も少し狂うだろう。恐らく奴は道に時限爆弾を仕掛けた。代わりに他の車が爆発に巻き込まれるだろうが、これは俺には関係無い。
暫くしてデブが「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」と呟きながらバスに乗り込んで来た。俺以外の全員が怪訝な目で見ているが彼のお陰でこのバスは助かるのだ。感謝しなくてはいけない。
そしてこのデブが座ったのがまさに怪人が隠れている席だった。俺は少し怪人が気の毒になった。何とこのデブはマックのバーガーを食べ始めたのだ。
みんな迷惑そうにしているが一番キツイのは彼の下に隠れている怪人だろう。怪人は苦し紛れに催眠ガスを出したがあいつからの匂いの方がよっぽど堪える。
見ろよ。今度はポテトをポロポロこぼしながら喰いやがる。あれでは塩が目に染みるだろう。隣の女の子が泣きそうになっているが、彼がいなければ今頃自分が人質になっていたかもしれないんだぞ。
事態は一度目の休憩を終えた後に急変した。椅子の下に隠れていた奴が遂に実力行使にでようとしたのだ。もうあのデブに我慢が出来なかったのであろう。
こうなれば、致し方ない。アイツはこのデブを殺した後、このバスを乗っ取るだろう。俺はその時を待ち、何時でも変身出来る様に身構えた。とその時だった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」・
ああ、奴こそこのバスを救った真のヒーローだ。

32 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/19(土) 09:04:33 ID:gEsDeIN2

>>31
これ怪人視点からのさらに発展だけど内容ずれてるじゃん
怪人視点はマックの臭いがきついから運転手が窓を開けて換気をしちゃうからそれでガスが効かないっていう内容なのに
これだとマックの臭いに催眠ガスが負けて効かなくなってしまうとかいうわけのわからない展開になっちゃってる
こういう読解力がない・整合性をもたせられない臭いものたちが見栄をはってなにか書こうとしてしまうから粗製濫造と謗りを受けてしまう
最低ラインのクオリティは維持してほしい

33 - カラカラ帝 2014/07/20(日) 20:56:33 ID:fgYufDNo

明日はアレクサンドリアで弟殺しの釈明会。セプティミウス家から独立し、元老院からの自立を目指す余は自分で交通費を出す。余は節約も兼ねてラクダを利用して行くことにした。
ラクダの利用は初めてだったので属州民の言葉がわからず大遅刻、搭乗する際に軍団兵から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に共同皇帝時代を思い出す。「自分はローマ皇帝だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
余が乗るラクダはフタコブだ。値段で選んだのは失敗だった。狭いコブとコブの間に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが後ろが若い女奴隷ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで余は小腹を満たすため、ラクダに乗る前に買ったエスカルゴを食べることにした。
ガサゴソと包装紙からカタツムリを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
ガルムの塩味が濃かったのと砂漠が乾燥してるせいもあってLサイズのワインはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくするとラクダはダマスクスSAで休憩についた。ダマスクスのSAにはいろんな店があり余は時間を忘れて食べ歩いた。
再びラクダに乗り、目的地のアレクサンドリアへ向け出発したのも束の間、余に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢二十七にもなる男の奇声がローマの広大な国土にこだました。

http://orpheus.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1405839712/

34 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/20(日) 23:47:31 ID:4MG1.bHI

>>32
ヒーローだって間違った推理をすることくらいあるだろう(適当)

35 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/21(月) 00:33:10 ID:HOnWDQDY

明日は、九州で千尋とスペースワールドでデートンゴwww
ただし費用はワイの奢りのため、節約も兼ねて長距離バスを利用して行くンゴ。
千尋とは席が離ればなれで暇だから、なんJでも見て、スレでも立ててストレス解消するか。
彼女に奢ってもらって今からデートンゴwwwww
1 :八神太一 ◆ISGX6ZfRXiPe [〜彼女一筋〜]:2010/07/25(日) 11:31:38.82 ID:RSwQiLRL
千尋はガチで、優しいわ。ワイに惚れきっとる
ただどうやらまだ全員集まってないらしく、一人遅れてるらしい。さっきのスレが、1スレで落ちたから
もう1度たてるか。なかなか立てれず困っていると、残りの一人が現れた。俺の後ろのやつかよ。
とりあえずシートを倒して嫌がらせしておくンゴwwwww
席に座ったらなんか一人言を呟いている・・・
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」
うわっキモッこんな弁護士いるのかよ。万が一の時は、こんなやつではなくてちゃんとした法テラスにでもいって紹介してもらおう。後ろでガサゴソ音がすると思ったら、マック食ってやがる。とりあえず油の匂いとコーラの音で、イライラするからとりあえずなんJ民をまた挑発するか・・・「関西は朝鮮・・」
とりあえず、俺もマック食いたくなったのでサービスエリアでポテトでも安価スレで買ってやるか。
レスが、つかなかったので早めに帰ってきたが、どうやらあのデブ弁護士はまだらしい。でもまぁ後は寝るだけと思いまぶたを閉じる。
ところが出発してものの数分でデブが、ガタガタと震えだした。これガチでやばいンゴ・・・。
と思ったら
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
千尋とのデートがまた上手く行かないンゴ・・・

36 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/21(月) 00:47:04 ID:Qsu.tin6

思えばあれから様々な事があった。気持ち悪い顔の大学生の依頼を受けたばかりに大炎上、誹謗中傷や殺害予告を受け、曲が作られ、何か発言するたびにわけのわからない指摘をされ、本業も壊滅的。
一体どこだ。バラ色だったはずの人生が狂い始めたのはどこだ。記憶を辿り考える。そして、悪魔に魂を売り渡し、二度と元の時代に戻れないことを条件に、あの日まで時代を遡った。
2012年3月18日、バスターミナル。中々発車しないバスに乗客が苛立つのが手に取るようにわかる。そんな中、バスに近付く男の影。能天気にカバンを抱えてやってきた太った男。
来た、当職だ。碌に社会勉強もせず事務所を飛び出し、節約もかねてなどと余計な考えを起こして深夜バスに乗り込んだ2年前の当職。聴き慣れた声に乗せて、あのセリフが聞こえてくる。
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う。」何が弁護士だ。お前はこれから2年間、2ちゃんのゴミ共に付きまとわれ続けるんだぞ。法政二中のあの時のように、立場を知らないゴミ共に。
そしてバスが走る。すると、やはり聞こえてきた紙袋を漁る音。直後に漂うジャンクフードの香り、わかっていてもたまらない。今改めて第三者として見ると確かに迷惑極まりない行動だ。予め持ってきたカレーを食べてやりすごす。
バスはサービスエリアに到着。今だ。当職がここに来た目的、それはサービスエリアで食べ歩きに興じる2年前の当職と入れ替わり、あの日の惨劇を回避することだ。そしてあのクソガキの依頼を断り、人生の軌道を戻すのである。
目の前で五食目を頬張りはじめた男の肩を掴んで倒し、素早く手を後ろに縛る。そしてサービスエリア内のトイレに閉じ込めた。お前はそこで一生脱糞してろ。当職がこれからを生きるんだ。
バスはトイレ内の2年前の当職を残して出発。完璧だ。一世一代の偉業を成し遂げた達成感に包まれる。しかしほっとしたのも束の間、当職の腹部に異変が起きた。食後に激しい動きをしたためか、腸内がめまぐるしく蠕動する。
このままでは当職がここに来た意味がなくなってしまう。お願いだ!静まってくれ!当職は生まれて初めて主に心からの祈りを捧げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十六にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

37 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/23(水) 08:31:06 ID:YTlqn6ww

やり直そうとしても結局同じ結果になるチンフェや尊師すき

38 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/07/23(水) 12:12:17 ID:A0hjwOVM

明日は次郎左衛門の送別会。公儀から独立し、大名としての自立を目指す某は自分で兵を出す。某は節約も兼ねて馬を利用して行くことにした。
馬の利用は久々だったので鐙に足がかからず大遅刻、搭乗する際に彦左衛門から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に今川時代を思い出す。「自分は徳川家当主だ、こいつらとは違う」とそう思いこみ、嫌な気分をかき消した。
某が乗る馬は壱寸の小馬だ。値段で選んだのは失敗だった。小さな鞍に尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが、平八郎がずっと蜻蛉を微塵切りにしている事もあり緊張して寝られなかった。
そこで某は小腹を満たすために馬に乗る前に買った鯛の天ぷらを食べることにした。
ガサゴソと竹皮から天ぷらを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
付けの味噌玉の塩が濃かったのと冷え込んでいるせいもあってLサイズの湯はあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると馬は三方ヶ原SAで休憩についた。三方ヶ原のSAには甲斐ナンバーが大勢おり某は時間を忘れて戦った。
再び轡をとり、浜松へ向け逃走態勢に入ったのも束の間、某に凄まじい便意とかつてない尿意に降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十にもなる男のしかみ顔が浜名の湖に浮かび出た。

39 - 耳をすませば 2014/07/23(水) 19:45:46 ID:gzpvvVh2

送別会の中の九州の同期「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」
坂本事務所と唐澤洋「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」
長距離バス「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」
冷ややかな視線「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」狭いシートに痛む尻「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」若い女性「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」
バスに乗る前に買ったマック「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」
海老名SAのいろんな店「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」
便意と尿意「おまえは弁護士だ、自分らとは違う」

齢三十四にもなる男「自分は弁護士だ、おまえらとは違う」

40 - 原因究明 2014/07/24(木) 11:24:30 ID:40tLbcTY

齢三十四にもなる男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
目的地の九州へ向けて出発したバスの中、当職には凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかっていた。
休憩についた海老名SAで、時間を忘れていろんな店で食べ歩いたのが悪かったのか。当職の腹は満たされていたのだ。
その前には、塩で味付けされたポテトも口にした。車内が乾燥してるせいもあってLサイズのコーラもあっという間に空にした。
包装紙からガサゴソと取り出して口いっぱいにほおばったメガマックはたまらなかった。小腹を満たすため、バスに乗る前にマックを買っていた。
そもそも到着するまで寝ようと思っていたのに、隣が若い女性だったために、緊張して寝られなかったということもある。
さらには当職が乗っている長距離バスは4列だ。値段で選んだのは失敗だった。尻は狭いシートで痛んでいた。
だいたい、搭乗する際にみんなから冷ややかな目で見られて嫌な気分にもなっていた。長距離バスの利用は初めてだったのでバス乗り場がわからず大遅刻したためだ。
「自分は弁護士だ、こいつらとは違う。」と自分に言い聞かせたが、その冷ややかな視線は中学時代を思い出させた。
節約も兼ねて長距離バスなんて利用しなければ良かった。坂本事務所から追放されたからと言って、意地になって自立を目指さずに唐澤洋に交通費を出させれば良かった。
当職は諸悪の根源に報復することに決定した。
明日は九州で同期の送別会。

41 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/08/21(木) 16:02:30 ID:vTsXYoa2

「すみませぇん! 襟のバッジ、落としましたよ……おや、出発してしまったようですねえ。いえ、どうせ暇な身ですから、しばらく御一緒しましょう。
ああ、鳴ってますので、失礼。 ……君でしたか、丁度良かった。 取り急ぎ調べてもらいたい人物がいます。いま長距離バスの車内なので、以後連絡はメールにて。
どうも失礼しました。福岡行きは全て出発したかと思いましたが、また残ってたんですねえ。おや、お夜食ですか? 細かい所がつい気になってしまう、僕の悪い癖。
夜行バスはその性質上どうしても、長時間に渡り多人数が密閉されます、すなわち臭うものは避けたい。にも関わらずあなたがお持ち込みになったのは、
ファストフードのハンバーガーに、フライドポテトとコーラのセット。ユニークなチョイスです。ユニークと言えば先ほどの落とし物、こちらも実にユニークでした。
向日葵に秤の模様は、紛れも無く弁護士バッジ。ですが通常のバッジが純金製か金メッキであるのに対し、このバッジはザラザラとした厚みのある紙、ええそう、
まるで段ボールのような手触りです。拝見したところ、高価なスーツを御召しになっているのに、肝心のバッジが紙製というのは……おや、海老名のSAのようですね。
ああ、外で休憩なさるのでしたら、僕もお伴しましょう。いえ、今の僕は無賃乗車の身ですから、あなたと行動を共にしなくては。まあそう仰らず……唐澤さん! 
……やはり、唐澤貴洋さんでしたか。少々調べさせていただきました。第一東京弁護士会所属、恒心綜合法律事務所にてインターネット上の誹謗中傷対策等を担当。
華々しい経歴をお持ちで家柄も収入も申し分ない筈のあなたが、なぜわざわざ空路や列車を避けこのような安手の深夜バスに
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
「恥をっ知りなさぁぁぁぁぁぁぁぁい!!(プルプル」

42 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/09/08(月) 13:21:40 ID:onj1usZc

18:*丞熄瓢瓩韻侈礁気掘助i昇楸愡熹*
2014/07/26(土) 19:04:47.30 ID:zlveeRC9**[1/1]**AASTomorrow was farewell party of synchronization in Kyushu. I separated from Sakamoto office, aims to independence from Hiroshi Karasawa, pay travel expenses on my own.**
I decided to go using the long-distance bus also serves as saving.**
I was too late for boarding time, because I've never use the long-distance bus.When I board the bus, I gave a cold stare from everyone.**
It reminds me of my junior high school days. I imagine that I'm a lawyer. I'm different from them, and erase the unpleasant mood.**
Long-distance bus what I take has four columns. It was a failure that I chose for the price. Hip aches to narrow sheet.**
I was going to sleep until arriving, but I can't sleep with tension that I'm next to a young woman.**
Then, I was going to eat the Mac that I bought before taking the bus to fill my stomach.I took the Mega Mac from wrapping paper, and had my mouth full. Delicious.**
Large coke was empty in no time because of drying inside the carriage and salty potatoes.**
We rested in Ebina SA after a while I satisfy my appetite. There were shops in SA of Ebina, so I enjoyed eating losing track of time.**
Taking the bus again, it had departed towards the destination of Kyushu.And then, I felt tremendous defecation desire and unprecedented micturition desire.**
"It's overr!! I can not stand NALYYYY!!!! I'm gonna leak NALYYYYYYYYYY !!!!; bulybulybulydovadobhupabubububooo!!!! Jobobobeaujolais nouveauvovovovo!!!! Bubabbababutchipappappapa!!!!!!"**
Queer voice of the 34-years-old man echoed in the bus for Fukuoka.

43 - 名前が出りゅ!出りゅよ! (sage) 2014/09/08(月) 13:23:33 ID:onj1usZc

文字化けの部分は「風吹けば名無し」です。

44 - チンフェ視点2 2015/02/20(金) 21:50:37 ID:YL.lMR7A

なんJで何から何まで特定されたワイは、やけくそになり九州行きの高速バスに乗り込んだ。ワイの席は後方部通路側。反対側の席には、オープン戦の観戦だろうか、プロ野球チームのユニを着た男性とサラリーマンが座っていた。
去年末には進学が内定、大学四年次には就活生として高年収で、ブラックではない企業に内定をもらうのが夢だった。その夢もたった一枚の合格書で崩れようとしている。
出発時間を過ぎたが、一人遅れているらしく、中々バスは動かない。ようやく現れたかと思ったら悪びれもせずズンズン着席した。ワイの前列の空席はコイツか。「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」とかなんかボソボソ喋っていてぐうキモイ。
こんなやつと一緒のバスなんか。一刻も早く降りて自由に動きたい。願いは虚しくワイが乗る長距離バスは4列。値段で選んだのは人生で二番目の大失敗だ。到着するまでデジモンのゲームでもしよう。
しばらくすると彼は鞄を開け、ついにマックの袋を取り出し始めたのだ!いつとは言わんが、以前ワイもトイレの個室から弁当を持ち出しているところを見られたことがあるだけになんとも言えんですわ。。。
誰がこんな弁護士に高い金出して仕事を依頼するのか。依頼するやつの顔が見てみたい。
デジモンのゲームにも飽き、スマホでツイッターを見ていると、バスは海老名SAで休憩に入り出した。自販機でオランジーナを買い、リフレッシュをした。
前列のデブ弁護士はどうも食べ歩きをしていたようでまた当たり前のように遅刻していた。この弁護士調子乗りすぎ。社会人見くびるなンユ"wu ようやく目的地の九州へ向けバスが出発したのも束の間、前列のデブが急に椅子をガクガクやりだすと叫びだした。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
ワイの人生史上最低の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

45 - 忍者視点 2015/02/20(金) 21:52:11 ID:YL.lMR7A

拙者は忍者である。我が一族秘伝の巻物を燃やした憎き改造人間がこの高速バスに潜んでいるとの情報を手に入れた拙者は、バスの天井に張り付き術を使って隠れ見張ることにした。
どうやら改造人間は空いている席の下に潜んでいるそうだ。 しかし何やら様子がおかしい。もう指定の時間を大幅に過ぎているのに、この席の乗客は来ない。
もういっそ拙者がここに座ってやろうかと思った所、中年のデブが悪びれもせずバスに入って来やがった。しかもそのデブは「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」だのなんだのつぶやいている。過去に脳に手裏剣でも受けたのだろうか。
くそっ、デブの突き出た腹のせいで改造人間の様子がうかがえない。しかしあんなデブの尻の下とはさぞかし苦しいであろう。 敵ながら同情してしまう。
するとクソデブがカバンからなにやら取り出した。ハンバーガーだ。正直うまそう。
バスの中にマックのにおいが充満する。デブの隣の女性は涙目だ。ズコズコ音を立てジュースを飲み、ポテトをぼろぼろこぼす。改造人間もさぞかし苦しいことであろう。
催眠ガスを出したようだが運転手が窓を開けたらしく効果はない。腹の音が鳴らぬよう耐えているとバスは海老名SAで休憩についた。ここで改造人間を仕留めようかと思ったが何人か乗客が残っていたのでやめておいた。
リスクは負わないのが忍者の鉄則である。
デブはまた当然の様に遅刻。バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、デブがプルプル震えだしたかと思うと、
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
今日は改造人間を仕留めないことにした。

46 - 野獣先輩視点 2015/02/20(金) 21:53:20 ID:YL.lMR7A

学生の頃何度かホモビに出演したせいで全国的に名が知れ渡ってしまった俺。長らくこ↑こ↓青山に身を潜めていたが昨日なんJにて「青山で目撃した」との情報を見つけてしまった。
俺はその日のうちに荷物をまとめ高速バスの座席を予約した。
人の目に付く時間を少しでも短くするため時間ギリギリでバスに乗り込んだが、なんと後ろの方にはテレビ局かなにかのビデオカメラがスタンバイしている。まずい。
あれに映り込んだら一巻の終わりだ。幸い今は撮影していない用であったが、いつ撮影し始めるかわからない。注意せねば。しかも誰か一人遅れているようでなかなかバスは発車しない。早く来て、どうぞ。
しばらくやわらかスマホで九州の求人サイトを見ていると、ようやく遅れていたホモ顔のデブが来た。しかも何かぶつぶつつぶやいている。
狭いシートに尻が痛む。値段で選んだのは失敗、はっきりわかんだね。
到着するまで寝ようと思ったが寝てるところを誰かに撮られてコラにでもされたらたまらない。菅野美穂の写真集でも見て時間を潰そうかと思った瞬間、王道を征くうまそうなにおいが広がった。あのデブだ。
こいつズコズコ音立ててドリンク飲み始めましたよ。空腹に耐えていたところバスは海老名SAで休憩に付いた。人の目に付く可能性もあったがあまりにも腹が減っていたので食べ歩きして気分を晴らした。
例のデブはまたもや当然の様に遅れていた。
再びバスに乗り、バスは目的地の九州へ向けバスは出発したのも束の間、突然例のデブがとんでもない奇声を上げた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺の人生最悪の男の奇声が福岡行きのバスの中でこだました。

47 - ズッキーニ視点 2015/02/20(金) 21:59:46 ID:YL.lMR7A

俺は採れたてのズッキーニ。客に買われるところを今か今かと待っていたところ、ついにお買い上げとあいなった。
俺を買った人間は小太りのつんつんヘアー、年の頃は35といったところか。
見た目とは違い俺みたいなフレッシュな夏野菜が好きなのかと驚きを隠せなかった。
さてこいつは俺をビニール袋から取り出すと唐突に履いていたズボンを脱ぎ始め肛門に挿入した。
俺は動揺したまま男はバスに乗車しだした。そのとき「俺は弁護士だ、お前らとは違う」とかなんとか言っていた。
どうやらこのデブはバスに遅刻をしていたようで周りから睨みつけられるがお構いなしに自分の座席へと進みどかっと腰掛ける。
そしてここでマックの紙袋が登場。 口へバクバクとハンバーガーやらポテトやらを放り込んだ、俺は頭上に何か違和感を感じた。
俺はその男の重さと頭上の違和感に耐えながらようやくバスがSAに到着。ドアが開けられ、新鮮な空気が舞い込む。
その男は下車した為、色々な店の食べ歩きをして再び集合時間に間に合わず遅刻した。
バスも再びエンジンを回し、急ぎ足に九州へ走り出した安堵感も束の間、上から異様な臭気と共に凄まじい声が聞こえてきた!
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
俺の人間に美味しく召し上がってもらうという夢は最悪な男の奇声がこだまする福岡行きのバスの中で儚く散った。

48 - 国会議員視点 2015/02/20(金) 22:02:29 ID:YL.lMR7A

国会議員になって5年目、私は講演会に向かう為に始めて高速バスを使った。
本来ならば新幹線を使うはずだったが予定が立て込み、新幹線に乗り遅れてしまう。そこで急遽高速バスを使うことになったのだが何せ東京から福岡までの大移動、高速バス一つではあまり頼りがいが無かった。
定刻通りバスに乗り込んだ私と秘書は最前列の席に座った。
「事故が起きたらひとたまりも無いな」と冗談半分心の中で思いながらバスの発車を待つ。しかしバスは中々発車しない、どうやら乗客が一人遅れているらしい。
苛立ちの中待っていると醜い小太りの男性がノソノソとやってきた。彼は悪たびれもせず「自分は弁護士だ、こいつらとは違う」、そう言い放った。
「だったら私は国会議員だ、貴様なんかと違う」そう言いかけたがそれでは奴と一緒、私はそのまま口を塞ぎ黙りこむ。
その後バスが遅れて発車するも後方から酷く不快な臭いが鼻をついた。どうやらあの弁護士が鼻息を荒くしジャンクフードの数々を貪り食っていたようだ。
「あれが日本の弁護士なのか、これが日本の司法を担っていくのか信じられん」私が一人苦悩しているとバスは海老名のSAにたどり着く。私は気分を変えるためSAで用を済ませ冷たい缶コーヒーを押し込み異臭の放つバスへと戻る。
これ以上は体力の無駄だ、私は異臭とバスの揺れの中、目を閉じろとする。
しかしその瞬間後方であの弁護士の叫び声が響いてきた。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
私はこの国の有様に絶望した。

49 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/02/22(日) 17:08:10 ID:.StT4sOg

>>24
すき

50 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/02/25(水) 12:53:24 ID:QbSjl93k

乗客の位置や証言が微妙にずれているのが図らずも芥川龍之介の「藪の中」の構成に似ており興味深いですを

51 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/02/25(水) 23:43:28 ID:HBM1Y/s.

明日は修善寺で国労の大会。国労の方針を変更し、国鉄の労使協調を目指す当職は自分で交通費を出す。当職は節約も兼ねて踊り子を利用して行くことにした。
長距離特急の利用は初めてだったので電車の乗り場がわからず大遅刻、搭乗する際に他の組合員や客から冷ややかな目で見られてしまった。
冷ややかな視線に中学時代を思い出す。「自分は委員長だ、こいつらとは違う」と思い、嫌な気分をかき消した。
当職が乗る長距離特急は2列だ。自由席の値段で選んだのは失敗だった。狭いシートに尻が痛む。
到着するまで寝ようと思ったが隣が若い女性ということもあり緊張して寝られなかった。
そこで当職は小腹を満たすため、踊り子に乗る前に横浜で買った崎陽軒を食べることにした。
ガサゴソと包装紙からシューマイを取り出し口いっぱいにほおばる。たまらない。
シューマイのしょうゆが濃かったのと車内が乾燥してるせいもあってLサイズのポンジュースはあっという間に空になった。
腹を満たしてしばらくすると踊り子は熱海SAで休憩についた。熱海のSAにはいろんな店があり当職は時間を忘れて食べ歩いた。
再び踊り子に乗り、目的地の修善寺へ向け出発したのも束の間、当職に凄まじい便意とかつてない尿意が降りかかった。
「もぉダメェ!!我慢できないナリ!!漏れちゃうナリィィィィィ!!(ブリブリブリドバドビュパッブブブブゥ!!!!!ジョボボボボジョボボボ!!!!!!!ブバッババブッチッパッパッパパ!!!!!!」
齢三十四にもなる国鉄大組合の委員長の奇声が修善寺行きの特急の中でこだました。

52 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2015/03/01(日) 23:56:16 ID:2Fp3eNn2

>>46
俺の人生最悪の奇声に見えて野獣がブティパしたのかと