3 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/07/05(土) 03:10:31 ID:FZn7O/Lw
愛しい兄に見られた事に弟は焦るが、快感はとめられない。
「やだ、出ちゃう…お兄ちゃんの前で…いやっ、僕のイくとこ見ないでぇっ!」
絶頂の迫っていた身体は持ち主が抑えようとするのも構わず、昇りつめる事を要求してきた。中に入っている物を抜こうとするが、指は上手くそれを出来ない。
とうとう、その瞬間が訪れる。
「あ、あぁ…見ないでぇ…」
兄に観察されながら、弟は精液を吐き出した。恥ずかしさと兄に対する罪悪感で、弟はぽろぽろと泣き始めてしまった。
枕を抱いて顔を埋めて、大股開きの体勢から左に身体を転がして涙を零す弟に、兄が近付く。
「ごめん、お兄ちゃん。ぼ、く…?」
てっきり軽蔑されると思ってた。怒られると思ってた。しかし、兄の行動はどちらでもなく。
泣いている弟の頭を、優しくそっと撫でていた。
「アツシ、泣かないでナリ。怒ってないナリよ」
そう言われるが、兄を性の対象にしていた事実は消えない。罪悪感も、消えない。
自己嫌悪から離れられない弟を見て、兄は…決心した。