黒いもみあげにご用心 (7)

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5 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/06/07(土) 09:56:52 ID:whYp9gI6

父さんのアナル。ぼくが欲しいものは全部入っていた。
あれからしばらく。
ぼくの家に毎日のようにやってきた黒いもみあげが来ることはなくなって、
父さんは、あの頃ほどではないけれど、またぼくと遊んでくれるようになった。
いつものように父さんの部屋で、父さんのアナルに色んなものを入れて遊んでいたときのこと。
父さんのアナルの中、僕の手は紙みたいな何かをつかんだ。
取り出してみると、それは諭吉だった。ぼくのおこずかいなら英世のはずだ。
こんなことは今までない。
趣味の悪いあいつの仕業だ。そうにちがいない。ぼくは直感した。
父さん、まさか、まだお家の外であいつにいじめられてるの?
そう問うと父さんは何か気まずそうな顔をしてぼくの方を見た。
ああ、そうだ。父さんは、腹に何かありそうな顔でそう言った。
なんで父さんはすごい会計士なのにあいつにやりかえせないの。
ぼくがさらにそう問いかけると、大人には自分ではどうしようもないことがあるんだ。とそう、いつも立派で堂々としてる父さんが弱気に答えた。
なんで、どうして。
大人が言うことはよくわからない。
もう一度父さんのアナルに腕をつっこんでみると、まだまだ次々諭吉が出てくる。
取り出しても、取り出しても、まだ。
家の外であの黒いもみあげ野郎に大好きな父さんがいじめられていると思うと、
ぼくは何だかくやしくて涙を流しながら、何度でも何度でも、腕をつっこんで諭吉を引っぱり出した。自分の無力感。なぜこんなに無力なんだ。最終的に出会ったのが法律だった
その時初めてぼくは、ぼくの前ではいつも強くてやさしい父さんの弱さを見た。
もっとも、今ではぼくが黒モミに援交の見返りとして諭吉をねじ込まれているのだが・・・