4 - 名前が出りゅ!出りゅよ! 2014/04/18(金) 02:14:28 ID:H91nN5fc
貴洋の陰茎がもう爆発寸前にあることは、その小刻みな振動をみればすぐに分かる。
洋は舌先に神経を集中させる。貴洋から全てを吸い取るつもりで彼を吸う。
瞬間、口の中が熱くなった。ほんのりとした苦さで満たされる。脈動するそれを感じる。
果てたのだ。貴洋の陰茎が、洋の口によって悦楽の園へ至ったのだ。
洋は舌でその精液の舌触りをゆっくりとテイスティングする。
しばし味わった後それを飲み干す。一体感。息子と一つになれたという感覚。
果てたあともまだ硬直している息子の陰茎を、感慨深く撫でてみる。
その時だった。不意な物音を扉の方から聞いた。
振り返ると妻厚子がいた。
気づかれたことに驚くかのように、目を丸くしてそこにいる。
なんだか最近は昼間どこかへでかけているようだ。なにやら会合に出ていると言っていたが浮気でもしているのかもしれない。
と、そう考えた瞬間、洋の頭は妻が浮気をしているという考えにとりつかれた。
許せない。自分はこうやって貴洋の陰茎を、丹念になめあげているというのに自分は浮気だと?
意識が暗転する。
そして、目の前に厚子の死体があることに気がつくのに時間はかからなかった。
舌をだらんと出し泡を吹いて倒れている。
絞め殺してしまったのか。
とりあえず脱がして、セックスをする。死体を犯しても特別な快感は得られなかった。
さて、洋は目の前に貴洋の位牌を見つけああそういえば死んでたっけと一人笑いながら台所へ向かい
箸入れから適当に菜箸を取り出すと左耳にいれズブズブと鼓膜やら内耳やらお構いなしに突き進めそのまま脳をジュブジュブとかきまぜると嘔吐しながら死んだ。
終