28 - 一般UN-LIMIT VI利用者 2022/05/13(金) 14:24:46.13 ID:uPL+aKHc
井垣孝之(中小企業顧問・新規事業支援)@igaki
楽天モバイルが7月から既存ユーザーのプランを強制的に変更する件、これは利用規約53条5項に基づいて、利用継続している場合は変更後の料金に同意したとみなすという規定を根拠に変更すると思うんですが、これは民法548条の2との関係でどうなんでしょうか。
民法548条の2第2項は、消費者契約法10条の枠組みを取り込んだ上で、定型約款の特性も踏まえて不当と評価できる条項は合意しなかったとみなす規定ですが、消費者契約法10条は消費者の不作為で新たな契約をしたとみなす条項を無効の典型例としているので、本件は結構微妙なんじゃないかと思います。
利用継続をもって新プランに同意したとみなす規定は、利用継続している=作為とも取れるし、消費者からするとただ放置しているだけ=不作為とも取れる点、民法548条の2は、契約締結過程も考慮に入れるので、0円を謳って契約を取っていた点なども考えると不当と評価される余地はあるなと。
定型約款関係の解釈は実務でも結構迷うポイントなので、ぜひどなたか争ってほしいところです(丸投げ
https://twitter.com/igaki/status/1524970544214712320
グレーゾーンな模様