243 - チン・シャオミン 同志 2016/05/12(木) 21:39:06 ID:qOO/mHQs
テキスト化
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1、概略
今回の事件を一言でまとめれば、恒心教徒をカモにした、特定を利用した周到な詐欺です。
5月8日ごろ、ターンA氏の元にDMが届きました。
そのDMの差出人(以下「交渉役」)は、唐澤貴洋の同級生を名乗ります。
「私は宇都宮高校出身で、慶応SFCでは唐澤の同級生でした。その後京大院で量子力学を専攻して、今はコンピュータセキュリティ関連の会社に勤めています。唐澤貴洋についての情報を提供したいと思っています」
おりしもアリフエ開示などで、情報提供のネゴシェーターとして名を馳せていたターンA氏は、その人物とコンタクトを取り始めました。
しかし、会話が始まってすぐにターンA氏に揺さぶりがかかります。
「私の趣味であなたの素性を特定させてもらいました」
驚くことに交渉役はターンA氏のFacebookアカウントやTwitterのリアルでのアカウントも全て把握していたのです。むろん個人情報は全て掴まれていました。
破滅を覚悟したターンA氏ですが、そこで意外な声がかかります。
「特定は本当に単なる僕の趣味です。むしろこのことがバレると逆に私がまずいことになるので許してほしいですそれどころかあなたの人柄に惹かれましたよ」
この特定は、ターンA氏を大きく揺さぶって冷静さを失わせると同時に、コンピュータセキュリティの会社に勤める有能であるという設定に信ぴょう性を持たせます。