547 - 風吹けば名無し 2020/12/16(水) 02:12:56.67 ID:XoJE7nel0
アレクサンドロフスク・サハリンスキー
アレクサンドロフスク・サハリンスキー
Алекса́ндровск-Сахали́нский
アレクサンドロフスク・サハリンスキーの位置(ロシア内)アレクサンドロフスク・サハリンスキーアレクサンドロフスク・サハリンスキー
座標:50°54′N 142°09′E座標: 50°54′N 142°09′E
国 ロシアの旗 ロシア
州 サハリン州の旗 サハリン州
人口(2016年)
• 合計 9,617人
等時帯 UTC+11 (MSK+8)
アレクサンドロフスク・サハリンスキーは、北樺太(北サハリン)西海岸に位置する都市。ロシア連邦サハリン州に属する。
・概要
間宮海峡に面し、北樺太(北サハリン)西海岸の代表的な都市である。州都ユジノサハリンスクから約560km離れた位置にある。
ボリシャヤ・アレクサンドロフカ川が市内を緩やかに蛇行しており、川沿いの丘の上に市街地が開けている。現在の主産業は林業。ほかに、農業、漁業、縫製業がある。港は、遠浅のために大型船舶は接岸できず、艀に頼っている。鉄道が通じていないので、内陸部への交通は道路に限る。1968年には21,000人居た人口は、2016年には9,617人となっている。
気象通報の補助通報地点でもある。
・歴史
1881年、流刑地として開設され、その後、サハリン行政の中心となり、発展を遂げた。1890年、文豪アントン・チェーホフは、この地に3ヶ月滞在、流刑囚の実情を調査し、のちに『サハリン島』を著した。1946年までは、ロシア領サハリン・ソ連領北サハリンの中心都市であった[2]。
樺太・千島交換条約(1875年)以前の日本名は、アイヌ語由来の落石(おっちし)であった。ニヴフ名はイドイーである。南樺太が日本領であった時代には亜港(あこう)と呼ばれていたことがある。シベリア出兵の際、数年間、日本が占領していた。