80 - 風吹けば名無し@転載禁止 (sage) 2014/11/19(水) 16:29:55 ID:a53bee531
DIO社が民事再生申請 本県の元従業員は怒りの声
国の緊急雇用創出事業を活用し、東日本大震災の被災地などに進出したコールセンター業の
DIOジャパン(東京)は12日、民事再生法の適用を10月30日に東京地裁に申請し、受理されたと発表した。
資金繰りが悪化し、自主再建を断念した。
事業譲渡の済んだ気仙沼コールセンター(気仙沼市)などを除く系列15社は自己破産を申請し、
今月11日付で破産手続き開始決定を受けた。代理人弁護士によると、親会社DIOジャパン単体の負債総額は約4億円、
グループ全体では10億円程度という。
帝国データバンクによると系列15社には花巻、奥州、釜石、二戸、洋野の5コールセンターが含まれ、
5社の負債は計約1億2800万円。
DIOジャパンは県内7カ所にコールセンターを開設したが、今夏までに全て経営から撤退。
多くの雇い止めや解雇者を出し、立地市町の委託を受けた緊急雇用創出事業の問題などは県議会で論議が続いている。
本社業務休止から約3カ月後の倒産決定に、元従業員からはあらためて怒りの声が上がる。
閉鎖した洋野コールセンターの元従業員女性は12日、「税金で会社を動かしたのに、お金の流れや従業員の勤務実態など
不透明な部分を明らかにしないまま再建を目指すのはおかしい」と民事再生に疑問をぶつけた。
県は所管の商工労働観光部などが対応を協議。橋本良隆部長は「十分な説明がないまま、法的手続きに至ったことは誠に遺憾。
立地市町が緊急雇用創出事業の返還請求額を確定し、債権届け出ができるよう支援する」とのコメントを出した。
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