50 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/05/29(金) 20:12:37 ID:z.dHgfCY0
SCP-1080 無限のアイス
Object Class：Safe
特別収容プロトコル
SCP-1080のすべてのサンプルは冷凍庫によって保管されます。冷凍庫が停止しても1週間はSCP-1080の品質が損なわれるような状態にしてはいけません。
1日に1回、職員・DクラスにSCP-1080は提供されます。保管サイトが破壊された場合はSCP-1080の収容が最優先事項になります。エージェントが派遣されすべてのSCP-1080を回収します。
説明
SCP-1080は2013年4月に発売された9個入りの雪見大福です。異常性として6時間おき、または雪見大福が溶けて液体になったときに発生します。SCP-1080の複製が出現しその数は倍に増えます。
それ以外に異常な性質は見られないため通常人間が消費しても問題ありません。SCP-1080の異常性により、放置され続ければその数は指数関数的に増え続けることになります。またすべてのSCP-1080を
消費してもその数は9よりは小さくなりません。この結果1か月以上でも放置し続けた場合地球は無数の雪見大福で覆われXK-シナリオになる可能性があります。
回収記録
SCP-1080は東京郊外で「放置された無数の雪見大福の山がある」という通報によって財団に確認されました。エージェントが駆け付けたところ直径40m高さ10mの雪見大福が存在しました。財団の調査後6時間後にこの体積が倍になり
この影響で雪見大福にのまれ2名のエージェントと?名の民間人が犠牲になりました。この事件からすぐにO5に報告され大量のDクラスを派遣しました。また付近の住民を緊急プロトコル-40298によりDクラスとして扱いSCP-1080の処理に使用しました。
SCP-1080の消費が行われました。1500名の民間人と500名のDクラスを動員し、SCP-1080の数は6時間後3340個まで減少し搬送・収容が可能なレベルまで抑えることに成功しました。
この事件の後市民は健康異常が無いか検査されAクラス記憶処理の後解放しました。
事態は非常に切迫していた。このまま放置されていれば地球、宇宙の全てが雪見大福で埋め尽くされていたことだろう。仕方なく何千もの市民を利用する結果となってしまったが、犠牲者が
このKeterクラスにも成り得たSCPの代償が数名ですんだのは幸運と言わざるを得ない。世界を守るため仕方なかった -O5
エージェントの調査の結果虎の門に運ばれた雪見大福が二回にわたって受け取り拒否されたものと一致することが分かりました。さらなる詳しい情報はクリアランス4以上のみが入手できます。