254 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを 2016/01/09(土) 16:10:44 ID:TNF5uGtE0
SCP-076-2は湿った場所、特に水中を好み、そこでは身体能力が飛躍的に向上します。ただしSCP-076-2は変温動物であり冷所や乾燥した場所を嫌いそこにおいては身体能力が身体能力が低下します。とは言うものの、湿度0%、温度100Kの場所に於いても常人を上回る能力を見せます。
SCP-076-2が死亡するまでその身体能力で多くの問題を起こします。SCP-076-2は超人的な肉体と速さを持ち、傷つきはするが普通の人間では動けなくなるような痛みと衝撃でも無視することができます。過去の出来事によりSCP-076-2はおおよそ常温、通常の湿度の場合において以下の能力があることがわかっています:
* 4分間の攻撃を耐え、鉄鋼で補強された安全扉を引き裂きます。
* 64m範囲内を3秒で排除します。
* 複数の12.7x99mm NATO弾を頭部に受け脳にひどい損傷があるにもかかわらず、数分間殺し続けます。
* 鉄の棒で拳銃やアサルトライフルの弾をはたき落とします。
* 酸素がない状態でも数日以上生存します。おそらく窒息状態になることはないと推測されます。
* SCP-076-2の最も目立った特徴として、どこからともなくブレード状の武器を実体化させます。スローモーションビデオによりブレードは別次元から"空間の小さな穴"を通じて引っ張りだしています。SCP-076-2が生む亀裂がどこに繋がっているかは不明です。映像から完全に無光沢の黒い金属で作られているとみられるブレードを"黒い隙間"から出現させています。SCP-076-2から離れるとすぐに消えるためブレードの構造分析は不可能です。
SCP-076-2はいろいろな方法で何度も殺されています:
* 複数の大口径の機関銃からの継続した発砲。
* 13.6tのSCP-076-1を載せたエレベーターで潰される。
* TH3焼夷手榴弾を直接胸腔に入り焼死。
* 大量の冷却材を浴び、またそれが胸腔内に大量に入り死亡。
* 脱水状態により死亡。
* これまでで最悪の脱走、収容エリア-25(以前SCP-076が収容されていたエリア)をSCP-076の制圧のためにすべての脱出準備中の職員を巻き込んで爆破させたが、SCP-076-1は無傷。
SCP-076-2は死ぬと即座に腐敗し塵になります。そしてSCP-076-1が閉じ鍵が締まり封印されます。SCP-076-2は棺の中で6時間から25年かけて再生します。内部に仕込まれたカメラにより、死亡時にSCP-076-1内の水が空になりSCP-076-2の再生につれて水位が上昇することが分かりました。SCP-076-2の検死結果、我々とは別の体の作りになっており、[削除済]にまとめられています。