252 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを 2016/01/09(土) 16:07:06 ID:TNF5uGtE0
SCP-6006:試作型コスモクリーナーX
OC:Safe
取り扱い方:SCP-6006はサイト-43044の研究室-06内に保管されます。又、SCP-6006-1は消毒された密閉容器ごと研究室-06内の金庫にて保管されます。SCP-6006-1は限りあるため実験にはクリアランスレベル4職員の許可が必要となります。また、屋外での実験は推奨されません。
装置使用後はSCP-6006-1の消費量を記録することが義務付けられています。
説明:SCP-6006は高さ120cm,奥行き60cm,幅200cmのとても強力な空気清浄機です。発見時装置には「試作型コスモクリーナーX」と書かれたタグが付いており、また宗教団体オウム真理教のロゴが装置の裏側にあります。これらに異常性はありません。
SCP-6006の特異性はどんな空気でも浄化することができるという点にあります。たとえばハウスダスト、粉塵、毒ガス、ウイルス、細菌、さらには放射能で汚染された空気であってもです。
ただし空気の浄化には専用の粉末状の薬品をSCP-6006にある専用の投入口に入れる必要があります。この薬品をSCP-6006-1とします。
空気を浄化する際SCP-6006はSCP-6006-1を消費しそれは消滅します。消滅したSCP-6006-1がどうなるのかは不明です。しかし、SCP-6006-1を複製する試みは失敗に終わっています。またSCP6006-1は限りがあることから無闇にSCP-6006を作動させるべきではありません。
通常の空気レベルの汚染であろうと装置が作動している間はけたたましい騒音を放ちます。
実験の結果浄化速度や薬品の消費量や騒音の大きさは、空気の汚染具合や浄化する空気の量に比例していると考えられます。(実験ログAを参照)
SCP-6006に薬品を補充しなかった場合装置は一切作動しません。また、SCP-6001は薬品の供給口以外の動力供給源が存在しないことからSCP-6006-1は装置自体の動力源でもあると推測されます。
また、装置の吸気口に液体を入れると浄化された純水となって排気口から排出されるといった使い方も可能になっていますがこの時でもやはりSCP-6006-1は無くてはなりません。
SCP-6006は19■■/■■/■■に日本の■■県警察が■■県[編集済み]にあった宗教団体オウム真理教が保有する[削除済み]サティアンという施設に強制捜査を行った際に■■kgのSCP-6006-1と共に発見され、その際■■県警に居た財団エージェントにより回収されました。
また、施設内部からは、次の内容が記載されたメモも見つかりました。
「大気浄化、対NBC攻撃プロジェクト
試作型次世代空気清浄機
?東幣重工」
解析の結果、装置内部には東弊重工由来と思われる装置があることやロゴが刻まれていることが分かりました。
補遺1:SCP-008(本家)等の病原系SCPにおける緊急時の使用は現在検討中です。
補遺2:あのオウム真理教が異常物品を所持、認知していたとなるとこれは大変なことです。東幣重工との繋がりのみならず、MC&Dからオブジェクトを購入したりまた教団のロシア支部を通じてGRU-Pの横流し物品を入手、ひょっとすると他団体の助け無しに自力で異常物品を製造していた可能性さえも考えられます。よってオウム真理教、および後継団体のアレフやひかりの輪を要注意団体に申請します。--- 三上博士
申請は現在承認待ちとなっています。