175 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/08/18(火) 23:29:29 ID:dFsn1f/s0
SCP-2840 茂みから来た男
Object Class:Safe
取扱方:
最低2名以上の職員によってSCP-2840は24時間態勢で監視されます。瞬きなどは問題ありませんがSCP-2840から5秒以上視線をそらしてはいけません。
SCP-2840の収容室の周りは収容違反に備えて大量の植物で覆うようにしてください。
現在支給品としてアクセスを一部制限したPCがSCP-2840に与えられています。
概要
SCP-2840は???? ????と名乗る20歳の日本人男性です。SCP-2840が誰からも監視されていない時、量子論における電子のように本人の姿が消失し、拡散します。視界から消えたSCP-2840は最も近くに存在する植物の茂みにテレポートし再出現します。
この効果はあらゆる障害物の影響を受けません。また複数の茂みが存在する場合最も近くの茂みから一つずつテレポートを要する必要があります。このため茂みが多いエリアの移動はかえってSCP-2840の機動力を低くする効果があります。収容違反時の監視映像(この際、誰もSCP-2840を見つけ出していなかった)によると
再出現から次のテレポートまでに平均10秒のスパンがあることが分かっています。これ以外に異常な特性は持ちませんが、SCP-2840は自らの能力を深く理解しており、極めて財団に対して非協力的で常に財団の手から逃れようとします。
SCP-2840との接触は?????で[データ削除]作戦に参加しようとして警察に捕縛されたことに始まります。SCP-2840ははじめ警察の出身地の問いに対して「茂みから来た」と答えました。この段階ではSCP-2840は己の行為を後悔し反省している様子を見せました.。捕縛されたSCP-2840が護送されるとき突然SCP-2840が消失し、護送車の外の街路樹にたたずんでいる所を発見しました。
直ちにエージェントが派遣されSCP-2840を拘束しました。初めはSCP-2840は財団に協力的な姿勢を見せましたが、収容室に入れられ解放の機会が無いことを見ると積極的に逃走の意志を見せるようになりました。
現在少なくともSCP-2840は237回の収容違反を起こしていますが、いずれも収容手順においての中庭にて捕縛されています。