SCP路線保管庫 (298)

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156 - 恒心綜合大学附属高等学校よりお知らせですを (sage) 2015/08/18(火) 23:09:54 ID:dFsn1f/s0

SCP-992 キャット・カット

OC:Safe  (SCP-992の中毒者の例、SCP-992を求めてるため自らの裸体を晒す http://i.imgur.com/ZLqQ7Nd.jpg)

取扱方
最近の調査で暴力事件の多い地域を調査し、暴力事件で逮捕された人間のうちSCP-992の使用経験が認められた者は財団により拘束され尋問を受けます。
調査によりSCP-992の流通ルートを見つけ出し、SCP-992の販売ベクターを無力化します。これらの人間は記憶処理を受けて解放されますが、再犯が無いように彼らの監視を継続します。
後述するSCP-486の協力によりSCP-992の使用者の数は激減しました。協力報酬としてSCP-486には個人用のカラオケボックスとホテル浦島のお土産が与えられました。

概要
SCP-992は一般によく販売されているお菓子と類似したチョコ菓子です。1袋30個入りで商品材料表示・包装などは一部を除いて異常はありません。製造会社は明治製菓となっていますが製造場所は現在日本に存在する
どの地域にも当てはまらず、明治製菓に問い合わせても同商品を取り扱った記録はありません。
SCP-992は外層部分はチョコでコーティングされていますが、内部分はクッキーにネコ科由来のDNAが含まれていたり、三毛猫やアメリカンショートヘアーの肉が殺菌処理された状態で入っています。
SCP-992を日常的に消費し続けていると、次のような人格変化が起こります。ほとんどの場合では性格の変化程度で収まりますが、閾値(個人差による)を超える摂取は時に殺人を伴う暴力に発展します。

・封建制度の賛美、神格化 ・個人主義者、個人で行動する人間に対する侮蔑と迫害 ・名誉欲の向上、自身を正義と思い込み他者に対する思いやりの欠如
・あらゆる猫に対する暴力・虐待衝動、過度な場合は虐殺を伴う ・過度な権威主義

SCP-992による人格変化はSCP-992の摂取を止めても元には戻りません。よって中毒者はやがて自身の生活破綻を招きます。
SCP-992の流通が活発だったときには2chでおきた「AA虐殺騒動」「ディヴァルレンガー事件」時期と被っており、SCP-992の犠牲者が引き起こしたものだと考えられています。
また依存性があるため麻薬業者が販売されていることもあります。

実験記録
??/??/2012SCP-486によってSCP-992のレビューを行わせ、その様子をYoutubeに放送しました。動画は視聴開始時に記憶処理ミームを含んでおり、視聴者は動画の視聴後
SCP-486のミーム特性を残して動画の存在を忘れます。この実験は望ましい結果となりSCP-992の使用者の数は87%減少しました。

補遺:A 08/11/2019 SCP-992の研究者であった鎌帆研究員が自宅で殺害されました。犯人はSCP-992の中毒者であったと考えられ現在拘束中です。この時自宅のテープレコーダーが
作動しており、事件の様子を記録しています。

テープレコーダー:
シュタイナー(助手の名前)!!ほ、ほーっ、ホアアアーッ!!ホァーッ!!お兄さん許して、お兄さん許して![編集済]壊れる、[編集済]壊れる
ハー、太い太い、[データ削除]なんて嫌よー[データ削除になっちゃう]男!嫌!(悲鳴)[データ削除]
・・・ハー痛い!・・・・・・・・・・・・いや~キツイっす・・・(無音)

この数分後研究員は死亡したとみられる。